詩 同じ、そして違う
掲載日:2026/05/06
死んでしまった時から ずっと考えていた
あなたはとても哀れで悲しい人
だから復讐はしない事に決めた
ずっと憎んでいた 傷つけたいと思っていた
でもどうして歪んでしまったのか 知ってしまった
救いなんてない人生だと 気づいてしまったから
大切な人とのお別れも
誰かと分かち合えなかった感情も
ぬくもりのない家族関係も
守ってもらえなかった約束も
それらは
あなたを作ってしまったすべての不幸
背中を向けて
真実から目をつむって
ただ逃げて
幸せになろうとして結局幸せになれなかったけれど
似ていて そして同じ環境から離れられただけ
私はほんの少しだけ
あなたより幸福だった
「ストーリー」
だから 哀れに思ってしまったのだろう




