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詩(漢堂朔夜名義)

火をつける

作者: 漢堂朔夜

火をつける。


煙が立ち、我は一瞬、すべてを忘れる。


煙は全てを忘れさせてくれる、先程我を侮辱した奴の顔も、怒った奴の顔も、嘲笑った奴の顔もすべて忘れた。


もくもくと、煙が覆ってくれるのだ。


煙は我を慰める、「もう何もやらなくていい」と言うように。


しかし、火は既に限界を迎え、消さなければならない。


火を消し、我は正気に戻った。


あぁ、また奴らの顔を見なければならないな。


煙はすっかり晴れてしまい、奴らの顔が鮮明に思い浮かぶ。


仕方がない、また火をつけよう。


火をつける。

ちなみに私は煙は嫌いです

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