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自動ドアが開かない人間 VS 自動ドアを開ける幽霊

別に幽霊とは戦ってないので、誤解のないように~です。



 日頃から、影の薄い私。



 先日、近所のお店に行った際の話。


 そのお店には自動ドアが二つあるのですが…


 そのお店に入ろうとして、まず入り口の自動ドアの前にたったのだが…開かない。


(あれ?)


 と、思いながら、自動ドアを触ったりするが、反応しない。


(…あれか?自動ドアが自動じゃなくなってるやつかな?)


 と思い(たまに、自動ドアのセンサーが壊れて、手動にで開けてください…という場合も所々であったりするので)、無理矢理こじあけたろ~としたところ…



 ウィーン…



 反対側からお客さんが来ると、普通にそのドアは自動で開いた。


 …向こうから来たお客さんが、怪訝な顔。



 …帰りたい。



 いや、ここに必要なものを買いに来たんだから、買うまでは帰れない。


 その反対側から来たお客さんと気まずくすれ違い、手指消毒をしてお店のかごを持ち、もうひとつの自動ドアの前に立つ。



 が。



 …開かない。



 バックしてまたドアの前に立ったり、触ってみてもびくともしない。


(おいおい、嘘だろ?今度こそ壊れてるのか?)


 性懲りもなく、力ずくでドアをこじ開けようとすると。



 ウィーン…



 反対側からお客さんが来ると、普通にそのドアは自動で開いた。


 …向こうから来たお客さんが、怪訝な顔。そして、ドアそばのレジにいるお客さんの冷ややかな視線を感じる気が…する。



 …死ぬほど帰りたい。



 いや、ここに必要なものを買いに来たんだから、買うまでは帰れない。



 …死ぬほど帰りたいけど。



 反対側から来たお客さんと気まずくすれ違いながらふと。


 

 この世には、自動ドアを開閉させる幽霊がいるらしいが…私はその幽霊より存在感がないということなのか?



 か?



 か?



 か…?



 と、何ともいえない複雑な気持ちになったというだけのことです。





 後日、またそのお店に行くと、ふたつとも自動ドアは普通に開いたので、センサーがちょっとおかしくなっていただけ…だと思いたいです(泣)




まあ、ここだけではなく、日頃から自動ドアが反応してくれなかったり、挟まれたりと、多々あります…


挟まるのは特にくそ恥ずかしいので勘弁してほしい汗


そんなに存在感がないのか、私は(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言] たまーにありますよねぇ。 何故か開かないこと。 そして、たまーにありますよねぇ。 誰もいないのに開くこと。
[良い点] 不思議~……☆彡 だけど、可愛い♡ 目に浮かびマス♡(*´▽`*)
[良い点] 「帰りたい」という切なる呟きに激しくもらい泣きしました これで誰もいない時に自動ドア開いて「幽霊がっ」ってなると、ほんともう立ち直れないですよね(ノД`)・゜・。 でもあります 開かない…
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