Murder　Would

数年前、突如として空から降り注いだ光の雨。
現代謎を解明すべく、色々と調査を進めてはいるのだが未だ進展なし。
そんな中、裏で蠢く影が都市部の夜暗に現れる。

「なんなんだ、あれは？」
「……世の中には知らなくて良いことだってあるのよ。それが１つの『幸せ』でもある」

その者達の手には、見たことのない武器が握られていた。
彼らが武器を振るった後に残るのは、血みどろに染まった水溜まりの地面。
今宵、銀髪の少女と見交わした黒髪の少年は、目前に映るとある"恐怖"と向き合っていた。
少年は知る、恐怖そのものを。
そしてこれから巻き込まれていく１つの戦いに。