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トッピングなし。

作者: 杉将
掲載日:2020/05/14

 陸橋の真ん中に立って、大きく一つ伸びをする。通りすがりの少年が、僕のことを不思議そうに見て、走り去って行く。僕の目の前では、いくつもの車が行き交っている。横を向くと、十階建てほどのマンションの二階に目が行く。ああ、と思わず声が出る。その後には、しょうもねぇ、という心の声が続く。

 僕は陸橋を下りながら、マックに行こうと思う。チキンナゲット、フィレオフィッシュ、ダブルチーズバーガー、オレンジュース、炭酸、一つ一つ考えているうちに、マックに行くのはやめようと思った。僕はスーパーに行き、カツ丼とビールを買った。帰り道は、足の裏で地面を押し付けるように意識して帰った。家に帰り、何かに急かされるように手を洗い、ボロボロの座椅子に座って、カツ丼の蓋を開けた。続けて、ビールのプルタブを引く。食べる、飲む、食べる、飲む。それから、食べ終わったカツ丼の容器を、日が沈むまで見つめていた。

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