【場面転換は】無名作者には地の文が書けない【難敵だ】
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暫定目標は30日、「魔王溺愛」の毎日投稿です。
それでは本日も頑張っていきましょう。
突然ですが、無名作者は地の文がとても苦手です。
話を書く上で、必要になりそうなアイテムの名前がまったく頭に出てこない。
「天蓋付きベッド」というキーワードが1日出てこなかったのには震えました。
会話文はするすると書ける。
でも場面転換が挟まり、情景描写の必要が出てきた瞬間ピタッと手が止まる。
最近は、執筆時に「1Hあたり何文字書けているか」と文字数を測っているのですが、情景描写を要する話を書いている場合は顕著に文字数が減ります。
(1時間あたり、どれぐらいの文字数が書けるのが平均的なんですかね……?)
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原因には心当たりがあります。
ずばり、なろうに小説をアップする前にメインでやっていた活動が「RPG を中心としたフリーゲーム制作」だったことでしょう(今もやっていますが)。
ロールプレイングゲームのシナリオ!
これは、基本的には「セリフだけ」で成り立ちます。
情景描写。
動作・表情の説明。
そんなものは不要です。
街並みを描写したければ、実際にマップを作ります。
動作/表情であれば、イメージにあった立ち絵を借りてくる(orイラストを依頼する)
動作は、「移動コマンド」を使ってキャラクターを実際に動かせば良い。
エフェクトと効果音を付けて誤魔化しても良い。
ゲームには地の文が存在しません。
ゆえに、「地の文を書く」という行為の経験値が圧倒的に足りていないのです。
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見知らぬ部屋で、キャラクターが目覚めたとしましょう。
ゲームであれば
「あれ……ここは――?」
簡素なものなら、このセリフだけで終わりです。
キャラクターのドット絵を、前後左右に動かすという「アクション」を取らせるかもしれません。
「それまで何をしていた」みたいな回想を入れるかもしれない。あるいは「私は誰だ」みたいな情報を出すなり。
見知らぬ部屋、というのは既に画面に映っているものです。
目覚めて見渡した、というイベント内で部屋の様子を描写する必要はありません。
(「探索ADVであれば、探索を通じて「部屋の詳細を描写する」かもしれないですが、ここではそれは置いておきます)
さて、小説だとどうなるでしょう。
見知らぬ部屋で目覚めた主人公は――
まず、寝ていたなら起き上がるでしょう。
見覚えがないことに驚いて、キョロキョロと部屋を見渡すことでしょう。
部屋の情報は、小説では描かないと何も明らかにならない。
暗いか明るいか、人の気配がありそうか無さそうか。
部屋を見渡して、視界に映ったものを描き出して。
その結果、ようやく驚くというアクションを取らせることができる。
「主人公」自身についてもそうです。
ゲームでは、立ち絵が表示されるものが多いです。
この場合、視覚から様々な情報が入るので、キャラクターの雰囲気すらイラストからふんわりと伝わるものです。
まあ、何が言いたいかというと。
小説はゲームシナリオと比べて、描写するべき情報量が圧倒的に多いということ。
だから地の文が大量に必要になる場面転換は特に苦手。
今日は、取り留めのないそんなお話。
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これも攻略法を考えるべき案件な気がします。
「なろう攻略」を掲げているので、無理にでもゲームに例えるなら「執筆速度」=「育成効率」になるのでしょうか。
「文章力」も「ストーリー構築能力」も、たぶんステータスに類するもの。
執筆速度(育成効率)を上げて、レベルを上げることにより上がるパラメータでしょうか。特効薬は「とにかく書くこと」そして読むことしょうかね。
「作者の能力」をゲームの能力風に5パラメータ程度に起こすと、何になるんでしょうね(素朴な疑問)