〜第4話〜 春夏秋冬
「やぁ春ちゃん! ふぇ? 誰その子?」
いかにもやんちゃそうな女の人だ。
「どうもこんにちは春。 その子は誰?」
こちらはおとなしそうなこれまた女の人だ。
「やぁ二人とも! この子は竜崎 冬也くん 私は竜ちゃんって呼んでるわ」
「こ、こんにちは竜崎です。」
「この子、春が連れてきたのかしら?」
そうおとなしそうな人が言う。
「ええそうよ! 竜ちゃんにもゲーム作りを手伝ってもらおうと思って!」
「あらそう、私は小林 秋菜 二人からはあきちゃん、と呼ばれているわ。 よろしくね。」
「なっちゃんはねぇ〜 高橋 夏海 っていうんよ!
よろしくねぇ〜!」
「よ、よろしくおねがいします。」
「ちなみに、この二人も中々のマニアックなゲーム好きよ!」
他にもいたのか… 意外といるもんだな。
「竜ちゃんに説明するわね、私達は今この部屋でゲームを制作しているわ! まだあまり詳しいことは決まっていないの! ジャンルは… 恋愛物 キャラを攻略していくようなゲームを作りたいの!」
なるほど… 恋愛シュミレーションか… 何作かやったことあるな…
「分かりました…ちなみに僕は何をすれば…」
「竜ちゃんにはシナリオ作りのアシスタントをお願いしたいの! どうにも私一人では出来なくて…」
「お二人は…?」
「なっちゃんは、プログラム、あきちゃんは、デザインを担当しているわ!」
だから一人だと辛いのか… よし、今までの知識を生かせるなら少しは役に立てそうだ。
「分かりました。何もわかりませんがお力になれれば幸いです。」
「よし! これで正式加入ね! じゃあみんなよろしくね!」
「よろしくおねがいします。」
「はい。よろしくね。」
「よろしくねぇ〜! 頑張るぞぉ〜!」
こんな感じで、始まったゲーム作り。
僕は少し楽しみだった。
初期メンバーはこれで行こうと思います。
またどこかで増えるのかな?
また考えてないです。
頑張ります