表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/47

2章 人物紹介

これの前に1話あります。そちらを先にお願いいたします。

『今回からは、人物紹介だけでなく、ちょっとした用語説明や設定説明も入ります。ご了承ください』


『え? 口調が変わってる? ちょっと調子乗りすぎて怒られた』




・水無月 白羽


 詳しい説明は既出なのでカット。当時のハクハはまだ、最強には至っていない。


・リオーネ


 彼女が魔法を使えなかったのは、過去のトラウマのせいで、外側に殻……もう1人の自分を作っていたせいだと思われる。


・リリィ

 性別 ♀

 種族 妖精族

 年齢 ???

 身長 170.2cm

 特徴 母性溢れる妖精王様

 好き/嫌い 彼、果物/意味の分からない動物


 ハクハとリオーネの出会いの章である0.5章で、恐らくハクハの次に出番が多かったであろう女性。その正体は、妖精王。王という名が付いているが、実際には女王。


 使用するのは彼女特有の魔法であり、白銀の弓を作り出す、《天乃弓(あまのゆみ)》。矢には様々な種類があり、作中で使用したのは、命中した魔法を打ち消し、それが生命体なら一定時間魔法を使えなくする《封魔の矢》。特殊な効果などを捨て、単純な物理火力のみに特化した《(わか)つ弓》。彼女の持つ中でも最強に部類される《天翔る光の矢(アポルオン)》。


 彼女自身は、妖精王の位に座する際、同じ妖精族に裏切られていた。本人はよくあること、と切り捨てているようだ。


 当人は過去に、『見守る』とは言っていたが、ハクハが地球に帰る際、どうやら、熱烈な告白をしたようで……?


 個人の戦闘能力としては、測定が効かない。近接での戦闘能力は低いが、中距離から遠距離にかけては、随一のもの。


『ちょっと、何を暴露してるの……!』

『い、痛い痛い! 首が、砕ける……!』

『わ、私はもう、ケジメを付けたんだから。見守るわよ、ちゃんと』

『その割には泣きながら抱きついtぎゃぁぁあああ!』


・ミリア

 性別 ♀

 種族 妖精族

 年齢 ???

 身長 167cm

 特徴 ふくよかなおばさん

 好き/嫌い 料理/なよなよした男


 リオーネ行きつけのクレープ屋の店主。妖精たちの間でも、それなりに有名な料理人。今はクレープばかり作っているが、昔は幅広い料理を手がけていた。

 彼女自身は魔法に秀でていないため、戦力としては期待出来ない。が、その手で作ったお菓子や料理で、皆を癒すことが可能だろう。


『大丈夫かい、あんた』

『首が……死ぬ……』

『ほらほら、妖精王様をからかうから。待ってな、今薬を持ってくるから』

『あ、ありがとう、ございます……』


・バリス

 性別 ♂

 種族 遣い

 年齢 ???

 身長 172.4cm

 特徴 戦闘厨

 好き/嫌い 相手をからかうこと/弱い奴


 ハクハたちの前に現れた、赤毛の男。ヘリオスやリィーサたちと同じ、『遣い』だった。

 本編には出てきていないが、彼の能力はかなり反則級のもの。攻撃を曲げていたのは『結果干渉』。ダメージを反射させていたのは『幻痛』というものだった。


 『結果干渉』はその名の通り、結果に干渉するもの。ハクハのパンチやリリィの弓の『攻撃自体』にではなく、自身に命中するという『結果』に干渉し、『当たらない』という結果に書き換えることで、その攻撃を異常な方向に捻じ曲げていた。

 その分制限も強く、誰かに触れている、触れられている状態では発動出来ず、自分に直接影響がある結果にしか干渉出来ない。また、その原因となる攻撃などを視認していなければ発動は不可。


 『幻痛』はそのまま、幻の痛みで、相手の脳に直接干渉するもの。相手にとって印象深い『今から攻撃しようとしている部位』に、そのまま痛みを与えるというもの。要は錯覚である。一度やかんで火傷をした人が、冷たいやかんを触った時に火傷をしてしまうという事例がある。それと同じような原理で、脳に痛みという錯覚を刷り込ませてダメージを反射しているように見せていた。

 これにも制限があり、効果のある相手とない相手がいる。ハクハ、リリィはともに効果ありだったが、錯覚などに耐性のある人間には効かない。また、この能力は『攻撃すればダメージを反射される』という錯覚が強ければ強いほどに効果を増すので、そういった錯覚を振り切ったものには効果がない。


 敵には厳しい男だが、その反面、仲間や同族には優しいというギャップがある。ギャップ萌え。ヘリオスとは遣いになった頃からの仲であり、親友とも言える仲であった。


 ハクハとの戦闘で分身体が破壊され、本体で目覚めるも、その後、天上神の命令によってやってきたヘリオスに殺される。が…………?


『ギャップ萌えだぁ?』

『そう言うらしいですよ』

『人間たちの考えていることはよく分かんねぇな』

『私もよく分かりません』


・ヌィアーザ・リジェクシア

(偽名:ヌィアーザ・リンドナース)

 性別 ♂

 種族 遣い

 年齢 ???

 身長 172.4cm

 特徴 謎に包まれている

 好き/嫌い ???/???


 現状、一番の謎キャラ。能力や目的、何故人族の国の国王だったのかなど、全てが謎に包まれている。

 ハクハが2度目に召喚されている今、生きているのか死んだのか、それすらも不明。


 血に染まったような赤いローブに、顔中に走ったシワ、常に怒ったような顔に、渋めの声という、古風な家の厳しいおじいちゃんのような見た目をしている。


『…………』

『あ、あのー……』

『……また、出番が来たら話をしよう』

『は、はぃぃ! ……行ってしまった』



超長距離観測鏡(マグナミラス)


 アーティファクトの一種。見かけは巨大な鏡だが、その実、魔力を通せば使用者が望む場所を写すという、破格の性能を誇る道具。


・遣い


 現在判明しているのは、ヘリオス、リィーサ、バリス、ヌィアーザの4人。天上神という存在の配下だということは分かっているが、それ以外はまだ秘密にしておこう。


・妖精族


 魔法に秀でており、寿命が存在しない。また、男という性が存在しないという、一部では空想上の種族だとされてきた者たち。ハクハが彼女たちと仲良くなれたのは、かなり幸運なこと。


・世界樹ユグドラシル


 北の大陸に生えている、【ガルアース】の仲で最も巨大とされる大樹。樹なのかどうかすらも怪しいとされ、その先は神々の楽園に繋がっているのではないかという説もある。


・甘くて酸っぱいゴイチソースのクレープ


 ミリアの経営するクレープ屋の中で、根強い人気を誇る商品。現在では中に入れる具を自分で選べるという、彼女の店の中でも少々特殊な商品の一つとなっている。提案者として、ハクハの似顔絵が店内には飾られている。作者はリリィ。かなり上手い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ