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23 王との再会、その言葉

「ここが【リンドナース】だよ」

「ふぁぁ……! 凄く大きいんですね……!」


 魔物や野生動物たちを蹴散らしながら街道を引き返し、【リンドナース】に着いた俺たちは、外側から街を眺めていた。

 リオーネは、何というか、凄く嬉しそうな顔だ。大きな都市というのは、初めてなのかな。


「来たのは初めてか?」

「はい。小さな村を転々としていたので」

「なるほど。俺もその気持ち分かるよ」


 俺が日本で住んでいたのは、物凄い山奥の田舎町だったんだけどさ。初めて中学校の時、一回だけ東京に行ったんだよ。その時の感動ったらもう、言葉に出来ないくらい凄くて。人混みだけは苦手だけど。

 だから、【リンドナース】を見て感激しているリオーネの気持ちも分かる。まあ、この国の実情を知った時、その感動が薄れないかと聞かれると、まず無いなって答えるけど。


「で、だな、リオーネ」

「はい?」


 隣に立つ陽気な雰囲気のリオーネに、振り向きながら話しかけると、喜びが抜けていないリオーネが返事をする。


 何か、この雰囲気だと言いづらいな。言わなきゃいけないことだけど。


「今から、王城に侵入する(・・・・)

「……侵入?」


 ごくあっさりと告げる。誰が聞いても、「それ犯罪」って答えるであろうことだ。いやまあ、【リンドナース】の城に忍びこめる奴なんて、そうそういないけどな。俺は例外だ。


「ああ。無理やり行く」

「だ、大丈夫……じゃない、ですよね?」

「うん。全然、国家級の大罪だよ」


 あははと乾いた笑いを浮かべながら、リオーネの疑問に答えを返していく。

 リオーネも分かってるようだ。ここで「それ大丈夫?」なんて聞く奴は、多分頭が悪い。端的に言って馬鹿だ。王城に侵入(・・)って言ってんだから、大丈夫なわけがないだろう、と。普通に考えろよって話だよな。


「でも、それくらいしか方法が思いつかなくてさ。君を危険に晒すような真似はしないから、俺に任せてほしい」


 リオーネと同じ目線の高さまで腰を落とし、目を逸らさずに言う。もしも彼女が危険に晒されるようなことがあれば、俺はその場で自害したっていい。そのくらいの覚悟はある。

 それでもこんなことを言えるのは、確実に守り抜く自信があるから……ではなく、確実に逃す(・・)があるからだ。何かあっても、その場で信頼出来る奴のところまで、飛ばしてやる。


 果たして俺の不安は、必要なかった。


「……ボクは、ミナヅキさんを信じます」


 なんて、真面目な顔で頬を赤らめながら言ってくれるんだから、嬉しいものだ。一段と惚れ直した。


 よし、本人の許可も取れたことだし、ぱっぱとやっちまおう。グダグダしてても仕方ない。


「ありがとう。じゃ、少しお手を拝借」

「ふぇ?」

「《転移》」


 彼女の手を取って、その2秒後には、もう姿を掻き消していた。俺の魔法で。




「よし着いた」


 着いたのは石造りの部屋だった。部屋の端から端まで、それなりに距離がある。


「な、何が起こって……?」


 まだ事態についていけていないリオーネが、辺りをキョロキョロと見回す。

 そう言えば、空間転移って、今じゃ殆ど使われていない、というか使えない技術なんだっけ。転移石を使えば簡単に出来るけど、あれって使い捨てだし、転移する先を予め登録しておかないといけないしで、何だかんだ使い勝手が悪いんだ。


「空間転移だよ。俺の魔法。久しぶりに使うから、ちゃんと出来るか不安だったけど、大丈夫だったみたいだね」

「く、空間転移……空間魔法……失われた魔法、ですか……」


 空間魔法が失われた魔法だということも、当然知っていたのか、唖然としている。何と言えばいいのか。俺は勇者なんだ、とか言えばいいのかな。いやでも、それ言ってどうすんだって話になるし。


「ま、俺にも色々あるのさ。落ち着いたら話すから」


 取り敢えず今は、言葉を濁しておくことにした。リオーネを送り届けた後、聞かれれば答える、それでいいだろう。


 リオーネに次いで、俺も辺りを見渡してみる。後ろには魔法陣が描かれた祭壇があって、それには確かに見覚えがあった。1年前、俺はここで呼ばれたんだ。


「ここは……地下の祭壇かな?」


 城の地下にある祭壇だ。ここから謁見の間みたいなところへ連れて行かれたのを、今でも鮮明に覚えている。その後のことは、忘れたい過去だけど。


 となると、少し制御がズレていたか。転移前からここまで、僅か数百mしか離れていないというのに、目的の部屋から離れたものだ。前はもっと長い距離でも、ズレ無しで転移出来たんだけどな。ここ最近使っていなかったせいか、制御が甘々になってる。

 それか、城ってイメージをして、一番印象の強いこの部屋が密かに浮かんでいたのだろうか。その可能性も、否定は出来ないけれど。


 けど、まあ、ここから目的の部屋までなら、簡単に行くことが出来るだろう。


「城の中まで来られれば、後はこっちのもんだけど……っと」


 確か、二階の東の方にあったはず……ここからそう遠くはない。数度しか行ったことのない部屋だけど、まだ覚えてるはずなんだ……


 と、転移先との確かな繋がりを感じた。短距離転移ならではのこの感覚。これで転移をすれば、間違いなくあの部屋に辿り着く。


「んじゃリオーネ、もう一度お手を」

「は、はい」


 魔法の制御も完了して、もう一度リオーネの手を借りる。俺の魔法の制限として、どんな転移でも、体が触れてさえいれば一緒にすることが可能なんだ。だから、一番無難に、手を繋いで転移をする。


「……《転移》」


 淡い光に包まれて、目の前の景色が瞬時に切り替わる。灰色の石造りの部屋から、白を基調として、赤い布や金色の装飾がなされた部屋へと。


 部屋の中央には、一つの人影と、その横には巨大な鏡。

 その男がゆっくりと、こちらに振り返る。


「……む」

「……うわぁ……」


 面倒な奴と鉢合わせした、と心の奥で後悔する。今、一番会いたくない奴は誰かと聞かれれば、間違いなくこいつだ。

 血に染まったように赤いローブと、長い白ヒゲ。顔にはシワが沢山あって、目は厳つい。


 『ヌィアーザ・リンドナース』。この国の国王だ。『暴戦の王』とも呼ばれ、近隣諸国では最も恐れられている男だ。


「随分と、短い家出だったな、ハクハ・ミナヅキ」


 見た目通りの厳しげな低音の声で、俺に向かって言い放つヌィアーザ。会うのは、昨日戦いが終わって帰ってきた時に、顔を合わせて以来か。昨日ぶりだ。


「昨日ぶりだな。城の中でお散歩中か、国王様?」

「ふん。あのようなふざけた文書を残して行きおって。おかげで城は大混乱だ」

「んなもん知るか。俺は俺のやりたいようにやるんだよ」

「それもまた、良かろう。貴様はどうせ、戦いから逃げられない運命にあるのだからな」


 ああ言えばこう言うとは、まさにこのことだ。これだからこいつは嫌いなんだ。


 ヌィアーザは来た時にはもう気付いていたのか、俺の後ろで、顔だけ出して隠れているリオーネを一瞥すると、一瞬だけ鼻で笑った。


「……して、その女子(おなご)はなんだ?」

「……ひぅっ」

「あんまり怖がらせてんじゃねぇぞ」


 睨みを利かされたリオーネは、完全に俺の背中に隠れてしまう。

 その頭を撫でて安心させつつ、ヌィアーザの隣にある鏡を指差しながら、何故ここに来たのか、それを切り出した。


「ただの迷子だよ。この子を送り届けるのに、超長距離観測鏡(マグナミラス)を使いたくてな」

「お得意の空間魔法による転移、か。なるほど、それでこの部屋に」


 俺を勇者として、道具のように扱っていたヌィアーザだから、俺の空間魔法についても、もちろん知っている。


 超長距離観測鏡(マグナミラス)。俺がここに来た理由であるアーティファクト。大国【リンドナース】が所有するアーティファクトの一つで、魔力を通すことで、望んだ場所、どんな場所でもそこに写すことが出来る。

 ヌィアーザが戦争という舞台において、無類の強さを誇るのは、この超長距離観測鏡(マグナミラス)を含む数種のアーティファクトのお陰と言っても、過言ではない。


 俺は今回、それを使いに来た。


「……ここで騎士を呼べば、貴様を捕らえることも可能だが?」

「やってみろよ。ところであんたんとこの騎士、俺に勝ったことあったか?」


 ヌィアーザの言葉に、今度は俺が、馬鹿にするような笑みで返す。そんな感じの答えが返ってくるのは想定済みだとでも言うかのように、ヌィアーザは動じない。少しは悔しそうにするとか、そういう反応もして欲しいもんだけど。


「……ふん。今さら、勇者の真似事とはな。笑わせてくれる」

「……なに?」


 その言葉に、少しだけ耳を傾けてしまう。


「穢れに穢れきった貴様のその手で、誰かを救えると、本当に、そう思っているのか?」


 俺の手を指差しながら言うヌィアーザ。


 それに釣られるようにして、俺は自然と、手を目の前へと持ってきていた。

 あまり日に焼けていない、白い肌。特別筋肉が付いているというわけでもなく、普通だ。


 でも、少し現実を見てみれば、そこに映っているのは、白い人の手なんかじゃなかった。

 赤黒く、血で汚れた悪魔の手。幾人もの人々を殺めてきた手。



 いや、違う。俺は人殺しなんかじゃない。どのみち、以前の俺には、こいつに従うより他になかった。


 頭の中に巣喰う考えを全部振り払って、いつもと同じ感覚を取り戻して、平静を装う。


「……穢れてたとしても、人助けくらいなら出来るだろう」


 それは、あいつに向けての言葉だったのか、それとも自分自身に対する言葉だったのか。

 たとえ、俺が人殺しの最低な勇者だったとしても、俺は自分の行いを悔いることはしない。こう言ってはなんだが、災厄に陥れる相手は選んできたつもりだ。何もしていない一市民を殺すようなことは、していない。


 それでも、だ。ここで悔いるよりは、前を向いて生きていくことが、せめてもの償いになるんだと思う。元より戦乱がはびこる世界だ。過去のことに引きずられて自滅するなど、それこそ死んでいったものたちに失礼だろう。


 ならせめて、俺は勇者として授かったこの力を、誰かのために使おうと思う。既に時は遅いかもしれないけど、まずはここから始めよう。


 今すべきなのはなんだ。ヌィアーザの言葉に耳を傾けて、自己を破滅させることか。違うだろう。

 俺の今の使命は、ただひとつ。リオーネを、世界樹まで送り届けることだ。


「大罪人が人助けなど、笑わせてくれる」

「俺が大罪人なら、あんたは何になる。俺なんかより、もっと罪が深いだろうが」


 出来うる限り、いつもの調子で。あいつには悟られないように。


「……その飄々とした口調にも、慣れたものだが」

「そりゃ良かったな」


 何か気の抜けたような顔をして、ヌィアーザはこちらに向かって歩いてきた。リオーネは怯えて、俺の後ろで裾を掴んで震えている。


 コツコツと、真っ直ぐにこちらへ向かってくる。そして、すれ違いざまに、俺の傍で呟いた。


「良いだろう。使いたいなら使えば良い。だが、ゆめゆめ忘れるな……」


 その先の言葉に、苛立ちが募る。そんなことを今更言ってくるクズ王にと、それに言い返せなかった自分に。後は、過去にそれだけのことをしてきたという事実に対して。


「……ありがたい忠告、どうもありがとう」


 後ろにあった扉を開けて出て行くヌィアーザに、聞こえるか聞こえないかくらいの音量で、ボソリと言った。



 数十秒ほど、その硬直は続いたが、やがて俺はその雰囲気を無理やり塗り替えるように、声のトーンを上げて、陰に隠れていたリオーネに向かった。


「さあ、やろうか、リオーネ」


 その手を引いて、中央にある巨大な鏡に向かって行く。困惑しているのか、彼女は引きずられるような形になっている。


「あ、あの、今のは……」

「ん? ああ、あまり気にするな。馬鹿な国王と、その国王の下で動いていた馬鹿な男の、くだらない問答だ」


 俺が勇者だということは後々言おうと思っていたんだが、今ので大体バレてしまったのかもしれない。



 俺の名前、ハクハ・ミナヅキは、世界中である意味、有名になっている。本名の方が有名になっているわけじゃない。肩書きや、異名の方が有名になっているんだ。


 『悪魔』。『無慈悲な影』。『残虐な黒』。挙げれば幾つでも挙がってくるだろう。各地で言われているその名は、大抵のものが俺だったりする。空想上の悪魔のように、無慈悲で、残虐な、黒髪の少年。専ら、そんな話が出回っている。

 幸い、名前の方が出ていなかったから困らなかったけど、これで名前まで出ていたら、旅なんてのんきにしていられないところだ。


 そして、勘の良い人なら気付く。勇者である俺が召喚されたのと、その噂の男が現れたのが、ほぼ同時期だということに。

 大多数の人は気付いていないと思うんだけど、リオーネも半年間こっちにいたら、噂くらいは聞いたことはあるだろう。そして、今の会話。多分、気付く。


「……ボクは、ミナヅキさんを信じてます」


 だが、リオーネは優しい言葉をかけてくれた。俺が引く手を確かに握りしめて、恐らく正体には気付いたであろうに、逃げようとしない。惚れ直してしまうだろう、やめてくれ。


「……ありがとう、リオーネ。君がそう言ってくれれば、俺も嬉しい限りだ」


 超長距離観測鏡(マグナミラス)の前へと辿り着いた。これを起動させさえすれば、北の大陸なんてあっという間だ。


「とまあ、ここまで来ればもう、北の大陸までは一瞬なんだ」


 握っていた手を離し、鏡に向かって突き出して、そのまま沈めて行く。本来ならあるはずもないが、両手は鏡面へと沈み込んで行き、頭の中に世界地図のイメージが流れ込んで来る。


 それを少しずつ拡大して行ったり縮小させて行ったりして、北の大陸の世界樹付近の光景を鏡に投影させる。


 その状態で地上から少し昇り、大陸全体が写るようにする。


「リオーネ、この鏡に写ってる中で、目的地に一番近いところを教えてくれるか」


 鏡からは手を抜かないで、隣でその異質な光景を眺めていたリオーネに問う。


「近いところ……? そうですね、ここら辺です」

「ここら辺か?」


 聞かれた彼女は、俺の両手の間、その少し上辺りを指差した。

 俺はそれを聞いて、その部分を拡大し、ここら辺でいいかという意思を込めて、彼女に向き直った。


「もう少し上です。……あ、その辺です」

「ここらでいいんだな。少し待ってろ」


 その意思を汲んだリオーネは、位置を修正した。俺はと言うと、拡大と縮小を繰り返して場所の移動をして、漸く彼女の言う通りの場所に視点を置いた。


 ここ、割と世界樹から遠いけど、ここでいいんだろうか。もっと世界樹の近くまで寄ることも出来るんだけど……。


 いや、本人が言うくらいなんだから、ここで良いんだろう。鏡に写っている光景の正確な位置を、鏡から頭の中へと流し込んでいく。座標や緯度経度の情報が流れ込んできて、それをさらに転移に必要なものとそうでないものに振り分けて行く。


 これで良い。これで、この場所に転移出来る。


「……よし」

「あ、あの、もしかして空間転移ですか?」

「そうだよ。俺の使う空間転移は、転移先のはっきりとしたイメージがないと使えないんだ。それも、本当にはっきりとしたものじゃないと。例外はあるけどな」


 何が何だか分からないと言いたげな彼女の問いに答える。


 俺の空間魔法、その中の空間転移の唯一の弱点は、『かなり制御が難しい』というところにあるだろう。数百kmほど離れてしまうと、もうイメージだけで飛ぶのは難しくなってくる。

 例外と言うのは、俺が転移先の場所に、目標となるようなものを置いている時だ。そこに俺の魔力を馴染ませた道具か何かを置いておけば、それを頼りに転移することも出来る。


 しかし、これにはひとつ、罠がある。


「でも、それは逆に言ってしまえば、転移先の光景を直接見られれば、何処にだって行ける、ってことなんだ」


 イメージがないと飛ぶことは出来ず、距離が離れれば離れるほど、強固なイメージが必要となる。反対は、転移先の光景や情報がしっかりと分かっていれば、何の苦労もなく飛べるんだ。今みたいに、『その場所がどんな場所で』、『どんなところにあって』、『どの方向にあるか』。これらのことさえ分かっていれば、実はあっさりと転移出来る。


「だから、この鏡、ですか……?」

「そういうこと。これがあれば、どんなに離れているところだって、現地の光景が見られるし、情報だって得られるからね」


 これが一番確実で、手っ取り早い方法だった。他にも、何処かの国で龍をテイムするとか、むしろ龍の軍団でも作ろうぜ的なことを考えていたけど、ハイリスクすぎるだろう。

 それならば、この国で多少強引な形になってしまったとしても、超長距離観測鏡(マグナミラス)を使うのが、一番た。


「な、なるほど……筋が通っているような、通っていないような……」

「俺が通ってるって言ったら通ってるんだ」


 屁理屈? うるさい、俺だって気付いた時にはそう思ったさ。出来るんだから仕方がない。


「じゃあ、行くよ。距離が距離だけに、ちょっと気持ち悪い感覚がするかもしれないけど、それは我慢してほしい」

「わ、分かりましたっ」


 鏡から手を引っこ抜いて、さっきと同じように、リオーネの手を取る。触れていなければ転移出来ないっていう、あの制限だ。


「うん。行くよ、《転移》」


 短距離とは違って、長距離だから光にも少しのタイムラグがあった。ブォンと少し揺れて、同じように、俺たちは北の大陸に転移した。







……最後に、ヌィアーザが俺に呟いた言葉。それが、妙に頭に残った。


『ゆめゆめ忘れるな……』





『人殺しはどこまで行っても、所詮人殺しだ(・・・・・・)




 いいや、違う。俺は……。


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