第4話 緩やかな1日
今日は緩やかな1日を送ることになりそうだ。
なぜかというと昨日の戦闘訓練がややハードなものだったと言うものなので月曜ではあるが休みの日となったからだ。
まあ、あまり緩やかではないけどね。
じいちゃんに頼まれて村の売り場のところまで買い物をしに行っているところだ。
買い物ぐらいはやらないといつ追い出されるかわからないからね。
「おにーちゃん、きょうもあそぼ」
「ん?ああ、いいぞ」
村には色んな人がいる。
俺は買い物に行く時や散歩をしに村に行くときなどに村の人と交流をしている。
この村の人たちはみんな明るくていい人だから親しみやすい。
「ショウくんいつもありがとね」
「いえ、俺も小さい子と遊ぶのは楽しいし好きなのでむしろ嬉しいです」
「きょうはなにしてあそぶ?」
そう言われ俺はちょっと遊んだ。
いやかなりかも。
遊んだ後、本来の目的の買い物をした。
前にじいちゃんが魔物の狩りを手伝ってくれたと言うことでおまけをもらった。
じいちゃんは授業もしてそんなこともしているんだな。
買い物を終え家に帰ると俺は部屋に入って筋トレをした。
筋トレはいつもするようにしている。
少しでもリュウヤやミコに追いつきたいと思う気持ちもあるし強くなりたいと思う気持ちもあらからだ。
部屋でやるのはやっているところを見られるのはちょっと恥ずかしいからである。
筋トレを終えゆっくりしているとじいちゃんから呼ばれたので部屋を移動した。
たぶん夜ご飯ができたから呼んだのだろう。
いつもじいちゃんがご飯を作ってくれる。
じいちゃんのご飯はうまい。
うまい!
俺はじいちゃんと一緒にご飯を食べていた。
「明日は火曜だがいつもとは違うことをしようと思う」
「いつもと違うことって何?ランニング?いやご飯作り?それとも肝試し?」
「何言ってんだお前、なんかどんどん楽しいものになっていってないか?」
「いや冗談だよジョーダン。で、なにするの?」
「いや、お前たちは今年で10歳になるからな。
そろそろいい時期かなと思ったんだ。まあ、詳しいことは明日話す」
なんだよ教えてくれないのかよ!
と、軽い感じで考えながら少しモヤつきながらも俺は自分の部屋に戻りぐっすり寝た。
説明が大変