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家族想い  作者: es
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試しの場所

目が覚めると私は知らない部屋にいた。何もない、殺風景な部屋に一人。夢かと思ったが少しの頭痛と吐き気が夢ではないことを教えてくれた。


昨日は飲み過ぎた。会社の上司に付き合い仕事帰りに飲んだ。上司からのいつも通りのつまらない愚痴と説教に相槌を打ちながら、その不快感を打ち消す為にひたすら飲んだ。

そして上司と別れたのは終電前、ただそこからの記憶がない。


「目が覚めたみたいですね。」

突然、部屋に声が響いた。聞いたことのない、恐らく若い男の声だった。


ここはどこかとか、いろいろ聞きたいことがあったが何も言えなかった。私の気持ちを全て悟っているかのように彼は続けた。


「落ち着いてください、と言っても無理とは思います。ですが、私の話を聞いてください。私はあなたのことが知りたいだけなんです。少しだけ時間をください。あなたが家族のことをどれだけ想っているのか、それが知りたい。」

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