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チート・クリミナルズ  作者: 犬塚 惇平
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Season2 Double Justice 13

交易都市の施設設備は光学迷彩で透明になった非魔力依存反重力浮遊型の小型偵察機に対して、防犯能力が極めて低い。

装備を買い終えたわたしたちは、一旦宿に戻ることにしました。

「~♪」

装備を一式整え、新しい装備に身を包んだベリルさんは、見て分かるほどに上機嫌でした。

腰に付けた鞄の中をまさぐって整理したり、女中服の袖で買ったばかりの宝石の短剣の刃を磨いたりしています。

……年頃の女の子らしい、笑顔です。首に死の首輪が無ければ、誰も奴隷だとは思わないでしょう。

「ベリル、アリシア……宿に戻ったら、作戦会議をしたいんだが、いいか」

「は、はい!」

「……分かったわ。頭目はコウイチローで良いのよね?」

ですが、コーイチローさんが一言声をかけた瞬間、あっという間に切り替えて真剣な顔になり、頷きました。

切り替えの早さは、まさに一流の冒険者さんと呼ぶにふさわしい姿でした。

「ああ。今回はオレがリーダーだ。分かってると思うが、オレの指示には必ず従ってくれ、いいな?」

「ええ……命預けるんだから、しっかり頼むわよ」

真面目な顔で宣言するコーイチローさんと、それを当然のように受け入れ、不敵に笑うベリルさん。

二人の間に漂う、張りつめていて、それでいて決して険悪ではない不思議なそれは、それぞれの道に通じた熟練者(ベテラン)の本気を感じさせました。

「アリシアも、それでいいな」

「はい。頭目はお任せします」

一応のコーイチローさんの確認に対して、わたしはコーイチローさんにお任せすることを、自らの意思で持って返します。

怪人として生きるのは、自分で選んだ道です。

例えそれで死ぬことになっても、こんなはずじゃなかったなんて恨み言や泣き言は言いたくありません。


それから、宿屋の最上階……今のわたしたちの『アジト』に戻りました。

宿の従業員に見送られながら部屋の中に入り、さっと鍵を掛けます。

「戻ったか。調査は完了している」

部屋に残ったプロフェッサーさんが戻ってきたわたしたちを見て、読んでいた本から目を上げて言うと同時に、

傍らに浮かんでいた照明器具が怪しげな光を発して、それを浮かび上がらせます。

「え……なにこれ」

ベリルさんがあっけに取られて呟きました……

わたしたちの目の前に浮かび上がったのはどんな凄腕の細工師でも作れないような、精密な街の模型のように見えるものでした。

人の姿こそありませんが、完全にこの街を再現した模型。その中には無数の赤い点が浮かんでいます。

……わたしも、プロフェッサーさんが光の板に精密な絵を浮かべることが出来ることを知らなかったら、もっと驚いていたと思います。

「上空からの空撮と画像記録データをもとに再現した、この交易都市およびその周囲の立体地図だ。

 この光点が光一郎が指定した条件に合致する『出入口』となる」

「……多くありませんか?」

プロフェッサーさんの開設を聞きながら、わたしは素朴な疑問を伝えました。

単純に、多すぎる気がします。

と言うか、古くて雑多なスラム街や共同墓地、下水道の入り口辺りは分かるのですが、普通なら入れないような教会の奥や、

商店の中、この街の貴族の方々の邸宅にまで赤い点が浮かび上がっているのはどういうことでしょうか。

……この銀の祝福亭の一階にも赤い点が浮かび上がっていたりしますし。

「どうやら、この集落の地下部分には大規模な遺跡または下水道らしき大規模な地下空洞があるようだ。

 それを利用していると推測される。隠匿処理がされた出入口かつ、見張りと思われる人類種やモンスターがついていた場所をピックアップした。

 簡易調査につき未発見のものもあるだろうが、現時点で79か所確認している」

その疑問に淡々と答えるプロフェッサーさんに、衝撃を覚えます。

まさか、わたしたちが武具を見繕ってた間に、ここまで調べ上げるなんて。

この人が普段おバカだけれど、とてつもない天才であることを、改めて思い出しました。

「……これ、死の教団以外の地下組織とか犯罪者とか各組織の暗部とか全部混ざってるわね。っていうか多分、そっちの方が多いわ」

しばらく驚愕に固まったあと、ようやく戻ってきたベリルさんが光点が浮かんだポイントを見て、言います。

原理への興味とか目の前のものへの驚愕とかそう言うのはとりあえず後回しにすることにしたらしく、目の前の事実を受け入れて考えているようです。

「……この中から死の教団を探し出して壊滅させるのはそれはそれで難しいと思うんですが、何か策があるんですか?」

プロフェッサーさんのあれこれにいちいち驚いていたら身体が持たないことを知っているわたしも、思ったことを素直に尋ねます。

「この照明器具を使う」

それを予想していたらしいプロフェッサーさんが傍らに浮かぶ照明器具だという謎の物体を指さしながら言いました。

「……その謎の物体一つでどうやるのよ?」

「地下の空洞中心部で、自爆させる。これの動力には以前製造した『超小型戦術核』を流用している。威力を強化する改造を施せば」

「アホか。却下だ却下」

ベリルさんの質問に、とても得意げな顔をして自らの策を披露しようとしたプロフェッサーさんを、コーイチローさんは一言で切って捨てました。

……ちょうこがたせんじゅつかく。と言うのは聞き覚えがあります。

あれでしたよね、狩人の魔人を一撃で滅ぼせるであろう武器であり、代わりに街が蒸発とか破壊とか言われていた品です。

コーイチローさんの言葉からして、何となく使っていけないものなのは、分かります。

……あのプロフェッサーさんが作ったものなのですから、多分わたしたちの常識が通用しないものです。

「何故だ。二日前に購入した書物から核の製造使用に関する法律が制定されていないのはちゃんと確認したし、

 今回は正当防衛が成立する。過剰防衛に関する規定も無い、また、邪悪の輩と認定されたものに対して拷問を行ったうえで情報を収集したり、

 司法裁判抜きで一方的に殲滅した事例もあった。

 購入した書籍から得た情報によれば、観測番号1872においては、邪悪の輩に関しては抹殺するのも、施設を破壊するのも問題無い行為と結論付けられる」

あ、いきなり否定されるとは思って居なかったようです。

プロフェッサーさんが頬を膨らませて反論をします。その様子に、コーイチローさんはため息をついて答えます。

「それ以前の問題だ……地下で核を爆発させたら上の街はどうなる?」

「大規模な崩落が発生して多くの人類種1872が死ぬことになる……だろう…………私も、巻き込まれるかも知れん」

コーイチローさんの指摘に、プロフェッサーさんがちょっと考えてから、顔を青ざめさせました。

どうやら、プロフェッサーさんの策は、却下で決定みたいです。

「……ねえ、あれ、本当に何なの?」

お二人の会話を聞いたベリルさんが、我関せずとばかりにふわふわ浮いて、光の模型を作り出している謎の黒い物体を指さしながら、何故かわたしに尋ねてきます。

その目には、あまりに理解できないものを見る、未知への恐怖がありありと浮かんでいました。

何か喋るわけでも、呪いや魔法が掛かってるわけでも、禍々しい姿をしているわけでも無いのに、とても危険なものに見えているようです。

「……多分、知らない方が良いと思いますよ?」

そして、それはわたしも同感です。世の中知らないままの方が良いことってあると思うんです……


「気を取り直して、話を進めるぞ」

仕切り直しとばかりにコーイチローさんが宣言した後、しげしげと模型を眺めながら、コーイチローさんが言いました。

無言で、じっと考えているようです。

「多分、この中に当たりがあるとは思うんだが、さすがに虱潰しは論外だ。

 んなことしたら、一体どれだけの相手を敵に回すことになるか分からん。

 敵に回すのはベリル狙ってるとか言う死の教団とやらだけで十分だ」

「……死の教団の関係者なら、死の神の聖印を下げているんじゃないかしら?

 街中に潜伏するような手合いはともかく、警備の連中ならば隠さないと思うわ。

 特に今回は教会や聖騎士にもバレてないような『裏口』を狙うのでしょう?」

じっと考えるコーイチローさんに、ベリルさんは自分の考えを言います。

その視点は熟練の冒険者らしい鋭さがありました。

「それだ……プロフェッサー。見張りで死の神の聖印をつけてた奴はいなかったか? この前襲ってきた連中の中の一人がつけてた奴だ」

その言葉で、コーイチローさんは思い出したように、プロフェッサーに尋ねます。

「……なるほど。確か、黒色で骨で出来た、宗教的装飾品だったな。それならば、このポイントの見張りが身に着けていた」

プロフェッサーがそう言うと共に、たくさんの光のうちの一つが青色に変わりました。

「……城壁の外にある森の中、ですかね。死に関する方々ですし、出入り口があるとしたら共同墓地かと思ってたんですが」

城壁から離れた森の中にどうやら死の教団の聖印をつけた方々がいるようです。

わたしは、てっきり死の教団と言うくらいだから、最も死に関わりが強い共同墓地が怪しいと思って居たのですが、違うようです。

……じゃあ共同墓地にも普通に二個ほどあった『出入口』はなんなのか、は気にしないことにします。

「逆よ。共同墓地は、その手の連中が目をつけやすいから、聖職者の監視も厳しいわ。交易都市ならば腕利きの冒険者や聖騎士も多いし、

 材料の死体を集めるための墓荒らし程度ならともかく、秘密の儀式場への入り口としては、死霊術師や死の教団は避ける可能性が高いわ」

「なるほど。言われてみると一理ありますね」

言われてみれば、街の不良や商人、無法者相手にある程度『目立つ』のも仕事のうちである盗賊ギルドなどと違い、死の教団はひっそりと地下で活動する邪悪の輩です。

目立つ真似を避けると言われれば、そうかも知れません。

「さしあたり、ヒントがそれくらいしか無い。最初はそこを当たるとするか」

コーイチローさんがそう結論を出し、わたしたちが次に向かう場所が決まりました。

「あとは、襲撃する時間帯だが……オレの経験だと、襲撃を予想も警戒もしてない相手は夜中が一番警備が緩むもんだが」

「駄目よ。ただの盗賊団とかならそれでいいけど、一度死した後に死の魔力で持って動く不死者は太陽の光が無い夜になると精神界(アストラルサイド)との繋がりが強くなるわ。

 不死者を使う死の教団相手に夜に戦うのは、避けられるなら避ける方が賢明ね」

コーイチローさんの一応、と言った風味の質問に、ベリルさんもまた普通に答えます。

「となると、襲撃は、明日の昼……いえ、朝、太陽が昇った直後、でよろしいですか?」

お二人の意見を聞き、わたしなりに考えてお二人に確認します。

「ああ。夜討ち朝駆けは兵法の基本とか言うし、それでいいんじゃないか?」

「そうね。そのタイミングが一番妥当だと思うわ」

その言葉に、お二人が頷きます。どうやらそれで決定のようです。

「決まりね。細々とした準備が要るわ……必要と思われるものは一通り買ってきてあるわ……何買ったのかは、後で整理して教えるわね。お金出したご主人様相手に、隠すわけにはいかないもの」

場所と、時刻。その二つが決まったところでベリルさんが当然のようにそんなことを言います。

わたしたちとしてはそこまでやってくれ、と言うつもりは無かったのですが、やっぱり、根が律儀で真面目なのでしょう。

「了解。それじゃまあ、最後になったけど、オレたちの『秘密』を教えとくわ」

それを聞き届けたあと、コーイチローさんがさらりと、そんなことを言いました……予定通りです。

「……秘密? アンタたちにも、隠さないといけないような秘密があるの」

「はい。例えるなら『人間のフリしてる魔人だった』とかそれに匹敵する秘密があります」

わたしがその言葉を言った効果は覿面で、ベリルさんの顔が一気に引き締まりました。

元より、自分の正体が半ばバレていることは確信していたのでしょう。

「……いいわ。聞かせて頂戴」

少しの間だけ黙った後、ベリルさんが覚悟を決めた、と言う顔でわたしたちの秘密について聞いてきます。

「ま、これから長い付き合いになる『仲間』になるんだ。教えとかなきゃ、不便だろうしな」

それに頷いて、コーイチローさんが秘密を明かします。


「怪人、サージェントウルフ5126号。コードネーム、光一郎……目端と勘と素早さには自信がある」


……その言葉と共に擬態を解除し、本来の姿に戻ったコーイチローさんが言い放ちました。

いつものように、堂々と。自分が何者であるかを知らしめる、騎士様の名乗りのように。

信頼すると、共に戦うと決めた『仲間』相手には、つまらない隠し事などしない。必要なことは、ちゃんと教えておく。

それがコーイチローさんの『オレが選んだ怪人としての誇りで、礼儀』だと教わりました。

「か、怪人……? 人狼にしては立ち姿がおかしいし、まだ月も出てない……合成獣(キメラ)?」

だからわたしもまた、コーイチローさんの姿に驚くベリルさんを横目に、コーイチローさんの教えに従い、正体を表します。

ベリルさんが目の前で擬態を解除したコーイチローさんの姿にあっけに取られている間に、わたしはそっと女中服を脱ぎ捨てて、身に纏った下着鎧を晒します……そうしないと破けますから。


「擬態、解除……!」


別段言う必要は無いのですが、怪人の姿になる時に掛け声や合図みたいなものが無いと不便だ、と言う話をしたら、こういうとよいと教わりました。

……『怪人』は『擬態解除』するものであって間違っても『人間』が『変身』するものじゃないそうです。いまいちよく分からない拘りですが、そう言うものらしいです。


「アリシア、アンタもなの……?」

わたしの変貌を見て、ちょっと声がかすれているベリルさんに問われ、わたしは頷きます。

「怪人バーサークタウロスAW1号。アリシア・ドノヴァンです。力と体力には自信があります。改めて、よろしくお願いしますね、ベリルさん」

膨れ上がった身体にも合うよう、魔法で伸縮した下着鎧の下、身体の凹凸がはっきり出た姿で、わたしは笑顔と共に、コーイチローさんと共に考えた言葉を言い放ちます。


経験なんてなくても、堂々として、自信を持て。お前は、怪人なんだ。どうせ出来ることしか出来ないし、死ぬときゃ死ぬ。全力尽くすしかないんだ。


……コーイチローさんの教えは冷徹で、身も蓋も無くて、冷めていて……とても誇り高いものだと、わたしは思います。

だから、わたしは『怪人』として、自分も同じように生きよう。そう、誓いました。

「私は私だ。知性に優れた、ただの人間だ」

そしてプロフェッサーさんが最後に、いつもの姿勢を崩さずに淡々と言い切ったのを、驚いた顔をしたベリルさんはどう思い、聞いていたのでしょう。

「……そっか」

しばらくの沈黙の後、ベリルさんはため息とともにそれだけ、言いました。

そして、真剣な表情になり、言います。

「ちょっとだけ待ってて……この服、割と気に入ってるから」

それだけ言ってベリルさんは部屋に戻り、服を着替えてすぐに出てきました。

長年愛用していたという、ちょっとボロボロになった服です。その上から買ってきたマントを羽織っておくのが、冒険者さんとしてのベリルさんの本来の姿のようです。

「ベリルよ。そこそこ経験もある、銅の認識票持ちの冒険者よ。魔法と知識、それと短剣の扱いにはちょっと自信があるわ」

それから、一息ついたあと、ベリルさんもまた『正体』を現しました。

ばさりと、音を立てて広げられた、髪の色と同じ空色の羽に覆われた翼。魔力の塊でもあるそれを広げた姿で、ちょっとだけ怯えを残した顔で言います。

「……あと、魔人でもあるわ。見ての通り、空が飛べるし、普通の武器が効きにくい『体質』よ。腕力も体力も戦士の前衛と斬り合い出来るくらいにはあるわ。今後とも、よろしくね」

その中には、自らの隠してきた秘密を明かすことに対する迷いも、恐怖も見えますし、必要ない情報である過去などについては殆ど触れていません。

ですが、その言葉には命を懸けた冒険に行く前に組む仲間の前として行動するなら、それで十分。

そんな意思を込めた『強さ』もまた、感じました。

「……レラジェとはずいぶんと相違点が多いな。魔人とはそう言う生き物なのか」

そんなベリルさんの告白に対して、プロフェッサーは微塵も気にした様子無く、受け入れてました。

「了解。なんか背中から羽が生えそうなデザインの服だと思ってたら、そう言うことだったんだな。色々頼むこともあると思うが、そん時はよろしくな」

コーイチローさんはそれを当然のように受け入れて、笑顔を向けて、言います……

やっぱりこの人は、変なところ常識が無いというか、善人と言うか、お人よしだと思います。

「まあ、怪人も魔人もただちょっと特殊な力もっただけの人です。

 ……ベリルさんが邪悪の輩のようなことをしたり、コーイチローさんに色目使わなければ、些細なことです」

しょうがないので、常識人たるわたしが最後に一言、結論を言います……半分は、コーイチローさんの受け売りですが。

そんな言葉を飲み込みながら、怪人らしい、人を包み込むような優しい笑顔を浮かべます。

「……アンタら、やっぱ変な奴らだわ」

そう軽口を言い放つベリルさんの顔には、ちょっとだけ涙が浮かび、安堵とうれしさが満ちていました。

「あ、その顔、今までで一番きれいだと思うぞ。やっぱりベリルみたいな女の子は笑ってる方がいいな」


……コーイチローさん。そう言うことは、言わなくていいんですよ?


悪気も悪意も無いのであろうコーイチローさんの言葉に、顔を真っ赤にして俯いたベリルさんを見ながら、わたしは心底そう思いました。

擬態した姿で着てる服見てどんな怪人が擬態した姿か見抜くのは、怪人的には割と基本技術。

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