表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私は思いのままに文字を綴るだけ  作者: 一人記


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/9

夢々




最近、不思議なことがある。



目を覚ますと、夢の世界にいる。



そう。夢の世界だ。

なんか、現実とそっくりなんだけど、夢の世界だってわかる世界。


そこで、僕は旅をするんだ。


始まりはいつも家から始まって。


歩き出して、山を超えて空を飛んで足を早めて。

そして、時には人を殺してみたりして。


そう、僕が思えば、なんでも出来る。


その場所は、僕の意思でなんでも思い通りになる、僕だけの夢の世界だったんだ。




けど、最近様子がおかしい。



夢の世界が、夢の世界の中だけじゃなくなってきたんだ。



いつも、楽しくなってきた所で目が覚める。


人を殺してるなら、殺してる所で。


山を昇ってるなら、山を登りきる手前で。


空を飛んでるなら、雲を掴んだその終わりで。



いつもいつも、目が覚めるんだ。




でも、きのうは違った。


目がさめて、起き上がって。



そして、目の前に死体があった。




夢の中で殺した。



そう、僕が夢の中で殺した死体だ。





なぁ......今、狂ってるって思ってるだろう?


げんじつを、夢の中だと思って、僕が人を殺したんだって。



僕の精神が異常をきたしていて、僕が現実世界を夢だと認識して人を殺したんだって、思ってるんだろう?




でも、違うんだよ。




違うんだ。







だって僕が、夢の中で殺したのは───









『......紛れもない、自分自身なんだから。』








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ