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伽藍堂・ココロ・私

《伽藍堂》



頭の中の何かの欠片が抜け落ちる



ポタポタ音を立てて日に日に崩れ去る



嗚呼、いつか頭の中が伽藍堂になって



そうして人はがらくたのように



死ぬのでしょうか









《ココロ》


ココロが闇に包まれて

悲しい音を立てる



きっとココロに流れる真っ赤なものが蒼く変わってしまったんだ



ココロが闇にポッカリあって

孤独の音がなる



きっとココロに流れる真っ赤なものが黒く染まってしまったんだ



響けよ響け 悲しい音

聞けよ聞け 孤独の音









《私》


私、とは何なのでしょうか



あなた方は私を石像とでも思っているのでしょうか



若しかすると石像ですらないのかもしれません

若しかすると幽霊のたぐいなのかもしれません



ならば私は幽霊らしく

何も云わず

黙っていれば良いのでしょうか



幽霊の私には

言葉を紡ぐ

権利もないのでしょうか


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