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銀月・軌跡等作品用語解説  作者: 吉杏朱音
基礎編 世界分類と創世に関わる事項 ※一部ネタバレにつき後で読むことを推奨します
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各作中における世界分類の共通点

【世界それぞれの特色及び由来等】

各世界には認識・非認識関係なく下記の世界が広がっているとされている。とはいえ次元間の差であるため管理人や一部の者たち以外には認識もされていない。


『人間界』

多くの人間が力なき世界。権力のほうが強く、戦争も多い。かつて【混沌】によって滅ぼされる可能性があったらしいが現在はその心配はしなくてもよくなっている。とはいえその過程で犠牲があったことはこの世界の誰も知る由もないのだろう。


『天界』

天使がいる世界、と言ってもいいが正確には神々のいる世界と呼ぶのが正しい。とはいえこの世界もかつてと比べるとだいぶん腐敗が進んでおり、『偽神』と呼ばれる者たちが成り代わることで人に干渉することすらも良しとされていることが多くなってきている(これが『神々の一族』が悪だとされている大きな要因の一つである)。それに伴い天使たちにも影響が出始めている。


『霊界』

死したものがたどり着くとされる場所。地獄とも呼ばれている。魂の審議をする場所でもあり、たいがいの魂はこの場所で転生する。とはいえ殆どの人の世界ではわずかしか文献が残っていないため詳細は不明。確かなのは魂がこの場所で転生すると前の人格と記憶は殆ど消えてしまうということだけである(極稀に記憶が薄く引き継がれることはあるようだがこれも新たな人格と記憶がはっきりとするに従い消えてしまうようだ)。


『境界』

世界樹(セフィロト)と呼ばれる世界のつながりを表す図において最も中心部にあると言われる世界。とはいえ中身は人の世界とそこまで変わらない。多少違うのは管理人の管理体制によって世界のあり方が変わりやすいということである。『魔界(エデル・エンパイア)』へ行くための扉がある世界でもあり、同時に隣接している世界でもある。


冥界(タルタロス)

深淵、地獄、虚無界…と人間世界においては様々な名称で呼ばれるこの世界はわずかな植生と荒れた大地と有害な鉱物だらけの土地である。現在は七つの領土があり、それぞれある程度発展こそしているが…それぞれの土地で『大罪』を模した街を作っており、騙して誘い込んだ人間の魂をそこに閉じ込めている。また、それぞれの眷属も各領地にいる。世界が違うために【人の管理者】の管理対象から外れるためか、別の管理人が立てられている。


魔界(エデル・エンパイア)

かつてのタルタロスでの改革制度についていけず逃げ延びた悪魔と元々住んでいた魔族からなる世界。唯一銀月世界の人間界の者が境界へたどり着くためのルートがある世界でもある。

かの世界にいる悪魔は七公爵を憎んだり恐怖を覚えているものも多い。それは七公爵が進めた政策そのものについていけなかった者たちの果てだからであろう。しかし、この世界生まれの悪魔は冥界そのものを知らないという。それは当時を生きた悪魔達以外ではわずかに残された書物でしか知り得ないようになっているからである。かの改革からかなりの年月が経った現在では悪魔がこの世界にやってきた経緯を知るのはこの世界に住む【悪魔王】のみである。

魔族はこの世界由来の原生生物である。基本はこの世界外に魔族は存在しないが、とある手順を踏めば魔族が他の世界に渡ることもできる。しかしそれらの手順とはかつて悪魔たちがこの世界に来た際に生まれた裂け目を使うことであり、リスクを伴う。

世界観としては普通の大地に見えるが場所によっては闇と瘴気が多いなどの特殊な土地もある。世界全体が豊潤な魔力で覆われており、それ故の問題も抱えている。この世界の管理人は【魔王】と呼ばれ、世界と世界を繋ぐ『裂け目』の管理もしている。


『異世界』

上記以外の世界を指す。【混沌】の支配下にある世界が多く、その管理人も邪神が気まぐれに選んだ人間だった魂を無理やり転生させて利用している。とはいえ支配下ではない世界というのも存在している(少なくとも並行世界を含めた人間世界、境界などは【混沌】の支配下ではないが、多少の関わりは現在でもある)。

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