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銀河独立戦争 正史  作者: 西域都護府
8/8

新たな兆し

書きだめが全部消えた………


遅くなり申し訳ありません。

これが民の幸せになればいいがな


D.D.C.Rの代表ミハイル エヴァンズはそう話したのち戦場に向かった


元々我々の先代は貧しく家族の生活を保障してもらう代わりに労働者として働き、危険な星でも大きな星でも開拓、発展し、家族と共に星から星へ移動するような労働者集団


私はたまたま捨て子として別の家族で暮らした為に今は銀河人類政府の一機関の代表となったが

彼ら開拓者は危険のために多くが犠牲になり、そのたびに貧しい家族が投下され、死んでいった。


私のハンコでどれほどの人が死んだのだろうな


最近は私が裏帳簿で兵器を集め多くの自立する意思を持つ同士を集め

今銀河人類政府1番の工業惑星で

もっとも食糧と資源、工業が盛んで大きい星に

戦力が集まった


ファゴット級軽巡洋艦20隻

ホルン級重巡洋艦8隻

チューバ級弩級戦艦1隻

ティンパニ級母船2隻


以上D.D.C.Rの宇宙戦力

及び5兆人を超える抑圧されし労働者


これらを味方につけ、セブンスヘブン、ウェイストアースに軍が向いた隙にヴォルゴグラードを陥落させた。そして元地球での名前であったが第二次世界大戦のソ連の工業都市の名を冠した名前がつけられた。

我々の星の新たな星の名はスターリングラード

偉大なる労働者の国の工業都市、第二次世界大戦の勝敗の分岐点ともいわれた戦いのあった地名の採用が決まった。


全く防衛戦力のいないヴォルゴグラードはすぐに陥落し近くの星も次々と陥落させ銀河人類政府のど真ん中に勢力を拡大させるのであった。


銀河人類政府の側もD.D.C.Rの動きは読んでおらず

ヴォルゴグラードを含むルーシ星系はD.D.C.Rの代表ミハイル エヴァンズに任せる形での統治であった。


この非常事態に新造の銀河人類政府第9.10艦隊を派遣する。しかしその司令官はミハイル エヴァンズである。もちろん勝てる訳がなかった


奇襲、包囲、主力級の殲滅により多くの降伏者が現れ、大量の鹵獲艦船を手にする事となった。


新勢力として旗揚げしたが兵士としての訓練が全くされていないことから彼は苦戦を強いられることになったのであった。








戦局が悪くなるにつれミドラスフィア連邦は銀河人類政府に対して、右派の主張が強く支持され始めた


ネルヴァ2世は国の外交を担う一族の現在の議長である

国のシンボルでもある。元は貧しい人々を住まわせた故ネルヴァによってほんの僅かな小さな企業としての独立をし、セブンスヘブンと銀河人類政府の戦いに参戦したことにより自治が保証され、独立に大きく近づいた。



しかし

「今戦争が終わればまた元通りだろうな。」


ミドラスフィアは既に多くがウェイストアースの殲滅戦に参加し、最後の抵抗を目の当たりにした。


まだ始まった戦争はどちらに傾くかわからない

大きな勢力であるセブンスヘブンがどうなるかである。



「まだ様子見か。平和は遠いな。我々がもっと裕福ならな」


そうこの星は資源もない星に貧しい人々が集っている


経済を一から十まで銀河人類政府に握られている為、独立なんぞ出来やしない。


今は戦争に出る兵士として人を売っているも同然であった。


しかしながら最近は宇宙の治安低下から海賊が跋扈し始めた。


政府の軍艦の一部は連邦の船である為、これらで鎮圧に当たったのだがそのうちの一つに返り討ちにあったのである。


「全く困ったものだよ」


海賊の名は黒狐


まあ一機以外は壊滅させたのだが……


たった一機のみでこちらの艦隊を壊滅させる悪魔がいたのである。


盗聴犯によれば本人は記憶喪失のようで

マリアという名をもらったそうだ。


操船技術は恐ろしくミサイル、機銃の1発も当たらず、あちらは148発148中


「あれが海賊でなければさぞかしよかったろうな。」


数でどうにか押し切りやっとの思いで捕らえたのがついさっきであった。



「クソッ!!こっから出せ!!」


「海賊の一味がうるせえ!!」

「黙ってオレらに奉仕しやがれ!」


「やめんか!馬鹿者!!」


2人の兵士を厳しく叱る。彼女は被害者でもある。


「名前は?」


「マリ?……思い出せない。今はマリア」


「何故海賊などしている。」


「宇宙で漂流してた。言われた。助けたから働けて」


「なるほどな?どっかの漂流民だったのか。我が国でとりあえず保護しよう。」


「ダメ!私は何か宇宙に用がある!!」


「それは記憶があるのか?」


「何か使命がある。アンナに会うの。」


「そもそも肌が焼け爛れて、目も片方無くてよく生きていられたもんだな。」


「だから出して。アンナは………南にいる。」


「南に?こっから南にはなんもないぞ?」


いや実際は日没帝国なる国があるらしいのだがそもそもの話たどり着いた者がいないのである。


「でも行く。アンナに会わなきゃ。」


「わかったよ。さっきの船に戻してやるから行ってみるがいい」


諦めた私はそこにいた奴らを呼ぶとすぐに準備させた。



「ありがとう。名前は?」


「ネルヴァ2世だよ。ネルヴァ」


「ありがとうネルヴァ。」



そうして彼女は虚無へ消えて行った。


「なんだったんだろうな?あれは」

謎は深まるばかりだが今は目の前を見なければならない。

ネルヴァは海賊壊滅に出た損害に頭を抱えることになったのである。



なるべく早く投稿できるよう努力します。

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