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「あの日に戻れたら」から始まって「だって僕は君のことが好きだから」で終わる短いお話

作者: 江菓

短いので多分秒で読めます。(˘ω˘)

よろしくお願いします!

あの日に戻れたら、僕はいつもそう思う。君が学校に来なくなったあの日に戻れたら、君はここにいたのかな。最近はそればかり考えている。どうしてか分からない。授業中も、ご飯の時も、お風呂でも、朝起きて夜寝る寸前まで、ずっと考えている。どうしてだろう?友達の悠太に相談しても「今はそんなこと聞いてる暇無いんだよ!あっち行け!」と無下にされ、先生に話すと「そんなことどうでもいい!でていけ!」と怒鳴られ、母親に言うと「もうその話はしないで…あの子には近付いちゃダメよ。」と泣きながら言われた。どうして誰も聞いてくれないんだろう。ほかの話はちゃんと聞いてくれるのに。誰も教えてくれないから、母親の言いつけを破って僕は君の家を尋ねた。君にこのことを話すと「そう、私のこと考えてくれてありがと。ねぇ聞きたいんだけど、悠太君の言ったその言葉って本当は『今、そいつのことは誰も聞きたがってない。化け物の話なんか聞きたくない!』じゃない?あと、先生の言葉って怒鳴ったんじゃなくて怯えてたんじゃない?お母さんは…本当のようね。」と前髪を整えながら言われた。図星だった。よくわかったね!すごいよ!と褒めると当たり前よっと言いたげな顔で「でもいいの?ここにいて。お母さんにまた怒られるわよ。」と言われた。僕は最近、お母さんに怒られた記憶はないよ?と聞き返すと君は「そう、覚えてないのね。まぁ仕方ないわね。」と水をひとくち飲み、いった。どうして仕方ないの?と聞くと君は前髪を上げておでこにある口を見せながら「それも忘れたのね。いや、私が食べちゃったと言った方があってるわね。私は人の記憶を食べる化け物だって来る度に言ってるのに、あなたは忘れるのか、私に食べられてるのか知らないけどまたここに来るのよ。」そういった君の黒い目の奥に「ひとりぼっちは寂しい」とうずくまる君の姿が見えた気がした。その時僕は思い出した、どうして君のことを考えてしまうのかを。

帰る時、変える僕を見送る君へ僕は言った。

「また来るね!君を1人にはしない!だって、僕は君が好きだから。」

どうでしたかね…私こう言う感じの多めで良く書くんですよ…始めたばっかであんまりないですけど…

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