回想①
前回は、更新できませんでした。
申し訳ないです。
まずは、新書を買いに駅まで行く途中で子供を助けて車に吹っ飛ばされて…気がついたら暗い部屋にいた。
それから、女性に抱きつかれて……………。
抱きついてきた女性らしい人を体から引き離した俺は、現状を把握をするとにする。
「えっと、はじめまして。夏目 未来と申します。申し訳ないのですがここは、病院でしょうか??地獄でしょうか??」
散々親の脛をかじり、先に死んだのなら地獄でも可笑しくないだろう。
抱きついてきた女性らしい人は首をかしげて
「はじめまして、夏目さま。私は神殿に仕える神官長のシャルロットと申します。…申し訳ないのですが病院、地獄の意味がわかりませんか………。詳しいことは、ここを出てからお話いたします。エルザは報告に。ティアラは湯編みの用意をそれ以外は何時ものようにお願いします。夏目さま、足元にお気をつけてついて入らしてください。」
シャルロットと名乗った女性はそう言うと、俺の手をとり引っぱって歩き始めた。
床はひんやりと冷たくゴツゴツいている。
いつの間にか裸足になっていたらしい。不摂生のせいか床の凹凸が足の裏に食い込み変な歩き方になってしまった。
痛すぎる!!
部屋を出ると直ぐに階段で上に続いている。
先程から、明かりはあるものの薄暗く足元を照らすだけたった。
まるで、映画館みたいだ。
目もなれてきて目の前には……可愛らしいお尻が……お尻が見えていますよ!!
目の保養にはなるが、この距離は不味い。
おもに下半身的な意味で。
「どうした??」
どうやらいつの間にか立ち止まっていたらしく、後ろから声をかけられる。
「いや、……何でもない」
折角、距離が開いたのにまた目の前に可愛いお尻が。
見ちゃ駄目だ、見ちゃ駄目だ、見ちゃ駄目だ!!
と心の中で唱えながら……チラチラ見てしまった。
入り口が近くなってきたのか、徐々に周りが明かるくなってくる。
「とまれ」
不意に後ろから声をかけられる。
振り向こうとすると……
「振り向くな……………これを受けとれ。」
差し出されたのは、若干濡れた布切れだった。
こんなものを渡されても何に使えばいいかわからない。
顔でも拭けということだろうか??
「……裸ですよ」
「………。」
「だから、何も身につけてないんです!!」
そこには、見慣れたお腹と相棒が。
「ァアァァァァア、お嫁に行けないぃぃ!!!」
絶叫にも近い声をだしながら、しゃがみこみ前を隠すのだった。
それからそれから??