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無敵の知識でGAMEOVERを目指してみた  作者: 海木海
第一章
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第8話 VSホワイトベア

ホワイトベア。真っ白な熊。名前が思いつきませんでした。

 俺と楓は新しいダンジョンへ向かっていた。

 スライム広場の次は色彩の森。色鮮やかなモンスターが特徴のダンジョンだ。木々に囲まれたけもの道を進んでいく。ダンジョンのマップは俺が知っているマップと同じらしく、道に迷う心配はない。

「スライムを倒したいという意味ではなく、まだ見た目がマシなモンスターのほうが良いですが、それとは別に、安全にいくならスライムを倒した方が良いのでは?」

 道を歩く中、楓が聞いてきた。

「スライムはレベル1以外では経験値が入らないんだ」

「そうだったんですね」

「それに、アイテムドロップをまだ確認していないから、アイテムドロップをするモンスターも倒したいのが本音かな」

「ああ、なるほど。アイテムですか。今から倒す敵はどんなアイテムを落とすのですか?」

「カラの実」

「カラの実ですか? 何に使えるのですか?」

「報酬が回復アイテムのクエストを達成するために必要なアイテム」

 クエストの存在は確認していないが、多分あるだろう。

 そんな会話をしていると、目当てのモンスターが出てくる。

 ホワイトベア。真っ白な熊だ。レベルが2になったときの適正モンスターである。

「俺が倒すから、楓は隠れていて」

「分かりました!」

 元気よく返事をしたと思ったら、楓は木の後ろにダッシュして隠れた。なんて素早い。

 何度かホワイトベアに攻撃をして、無事倒した時、目の前にアイテムドロップの文字が現れた。慌ててイベントりを開くと、カラの実が一つ増えていた。

「やりましたね!」

 楓が現れたと思ったら、俺の目の前まで来ていた。

「楓。次は君が倒す番だ」

「絶対に嫌です!」

 なんて元気な拒否なんだろう。

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