題24話 VSカララ
「…………気持ち悪いっ」
楓が呟いた。
カララの見た目はグラフィックでも対して良くはなかった。それは実物でも同じらしく、スライム以上に近寄りがたい形状をしていた。
カララは初めのボスということもあり、取り巻きはいない。
カララが俺たち三人に気づくと、戦闘態勢に入った。
「…………いけっ!」
開幕、優香のスキル、ファイアーアローにより、カララの体力が数ミリ減った。
植物には火。
属性ではカララは風となる。今まで戦ってきたモンスターにもそれぞれ属性があり、スライムは水、ホワイトベアは土、リトルドラゴンは火となる。
それは俺たちにも同様であり、俺たちにも属性は存在する。ただ、それを確かめる術がない。
優香のレベルと装備で、弱点を着けばもう少し減らせたはずだが、減らせなかったのは優香の属性が火以外だと考えられる。
カララのヘイトが優香に向けられる。
つかさず、俺はカララに攻撃をした。
カララの体力が数ミリ減ったように感じるが、実際は大したダメージではない。
カララの全体攻撃。
つるで薙ぎ払うかのように、前方の敵にダメージを与える技。楓と優香はその範囲よりも外にいるため当りはしないが、俺は直撃を受けてしまう。
体力が半分以上減らされる。その瞬間、楓が回復魔法を使ってくれる。光の粒子が俺を包み、みるみるうちに体力は全回復する。
「やっぱ強いな」
攻撃をし、カララの攻撃を受ける。体力を回復する。優香がカララに遠距離で攻撃をする。
何度繰り返したことか。
カララの体力が半分を減った時。
甲高いカララの悲鳴が辺りに響いた。




