第21話 お酒
お酒を飲みます。主人公は未成年ですが、気にしないでください。
無事レベル5を達成した俺たちは、夕日が沈む時間だと気づき、急いでダンジョンを出た。
宿の部屋を二つ借り、俺たちはささやかなパーティ結束のお祝いをした。
「乾杯!」
そう言って、優香はお酒を一気飲みした。
「そういえば、歳は幾つなの?」
優香の言葉に俺と楓は顔を見合わせる。
「17」
「22歳です」
「そう。ちなみにあたしは23歳。この中で一番年上ね。楓はお酒飲めるでしょ?」
「たしなむ程度なら」
そう言って、優香から受け取ったお酒の入ったコップを一口つける。
「あんたも」
「俺は未成年だぞ」
「別に良いじゃない。ここには警察がいないのだから。この世界じゃ、モンスターを倒すか、お酒を飲むぐらいしか楽しみがないのよ」
そういわれて、押し付けられるようにコップを受け取ってしまう。
一口飲む。
「意外と美味しい」
「でしょ?」
優香はお酒に強いらしく、どんどん飲んでいく。
逆に楓はちびちびと休憩をはさみながら飲む。
可愛らしく女の子座りをして、両手でコップを持って。
そして、たまに見せる楓の色気。
ふむ。
やっぱり楓と出会ってよかったと思う。




