そして時代は彼女を選んだ:4
テレビの発言を画像にキャプチャしたものに番組名が写っていた。夕方の情報番組だ。
タレントが恩師に会いたいという企画で、リポーターが女性タレントの小学生時代恩師を探してる。
タレントは恩師に言われたことを破ってしまいお詫びをしたいという、
「私先生に『人の物をとってはいけない』っていわれたんですよ、でも、結果略奪愛で騒がれるようになっちゃって・・・」
「感情の災害」
リポーターが恩師を見つけ、スタジオで再会した時のキシローの発言だ。
感動の再会の言い間違いだというが、略奪愛に騒がれているそのタレントには似合いすぎていて、スタジオの笑いを誘った。
「え、あ、言い間違いですよ、だから」
と照れるキシロ―もなんとなくつっこみどころがあり、更にからかわれるもととなる。
「でもよかったじゃないですか、ハッピーエンドで」
慌てたキシローがしたフォローの筈のその発言が、恩師に会えたことを指すのか略奪愛と言われても仲のよい夫婦であるらしいそのタレントのことを指すのか、あいまいなことがまた笑いを誘った。
画像でSNS上に流れていたのもその発言だ。
聞いた話だが、わざと炎上するような発言を繰り返し話題にのり続けるということをする人がいるらしい。
とすれば彼も同じような扱いを受けたのか?
私の受けた印象はそうではない。
なぜなら、wwwと笑うことの意味さえわからない私だが、見ていて「しょうがないなぁ」というような雰囲気がなんとなく流れている感じを受けるからだ。
読者の皆様はどうだろう?
私はそもそも炎上がなんだか今一つピンとこないのだが・・・。「ブログの購読数が多くなってよかったね」というような呑気な話ではないのか?