キシローとメディア:1
キシロ―とメディア
さて、彼の理想を現実にする際会社だけでは足りないところもあったらしく、前も書いた通り彼はネット言論人となった。
ネット言論人というのがなろうとしてなれるものなのかどうかがそもそもわからないのだが、動画サイト会社のイベントにコメンテーターとして紹介されていた動画があり、『ネット言論人大集結!』という触れ込みだからそうなんだろう。
こういったことについては動画を見ればわかるし、読者の方のほうが詳しいであろう。
と触れるのをやめようとも思ったが、今や動画サイトも一つのメディアとして無視できないところがある。
動画再生数の多いものから彼の発言を一つ上げよう。
ゲーム系専門学校が、『社長を知ろう!』と彼を読んで講演を依頼したものだ。
「えぇっと、みなさんここにいらっっしゃるということは、卒業したらゲーム会社に入りたいんだと思う。
あんまこういうこと言いたくはないけど・・・やめた方がいいんじゃないかなぁ。
だってさ、会社で一所懸命プログラム組んでも、会社員じゃ知れてる。でももしそれをソフト化して売却したらひょっとするかもよ?
あ、う~ん、企画とかグラフィック希望で、プログラムできない人もいるよね。
でもさ、今はSNSでイラスト公開するとかいくらでも出口はある、就職だけがゴールじゃない。就職してもブラックでした、倒産しました、なんて話もあるしね。
だからといって僕は先輩達みたいに簡単に起業を勧めたりはしないよ、もちろんやりたいならとめないけど、たとえば、仲のいい友達同士でアーティスト集団やるのも楽しくない?
もちろんアートにしろプログラムにしろ食べていくのは難しいね。
でも、じゃあ東京捨てちゃえば?
田舎で畑耕して自分の分だけでも作って、って言っても若隠居するんじゃなくって(笑)好きな事やって、ってのはよく上の世代が僕ら世代に押し付けてくる豊かな暮らしだけど。
もうさ、そういう人たちのお金、使ってもらうだけの何か、考えないとね。いや別にオレオレ詐欺じゃなくって。
僕もゲームの次のものを考えてるよ、これからのもんすたぁに注目!
よくある世代論に反論し、『食べていければいい』という上世代の意見に異論を述べている。
上世代の中には彼をいぶかしんだ者もいた。実際一度既得権益を持ってしまえば、それは非常に甘く美味しい蜜なのだろうか。
なんか「一生懸命実在の企業家さんに似ないように努力した跡」だけでも
感じていただけるとありがたいです。




