表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

第七話:〜いかれた悪魔〜

最後のほうがグロイです。要注意。

世界は崩れる

世界は滅ぶ

あのときの、あたしの、行動によって・・・・・・・・。


「おーい、届いたよ、体自体はけっこうぐちゃってるけど・・・・」

「ありがと、なのです。てきとーにダンボール箱にでも入れといてくださいです」

亜衣奈が上半身を起こして叫ぶ。

「なにすんのよ!あたしの友だちに!もっと丁寧に扱いなさいよ!!」

「うるっせーんだよ。てめぇ、自分の立場分かってんの?」

「コウヤ。私にお任せあれなのですよっ」

にこにこ笑って、亜衣奈の前に来たアメは、ちょこんと正座して亜衣奈をギロリと睨み付けた。

目は怒っているが口は笑っている。


「昔話をしてあげます。暇つぶしにはちょーどいいと思いますけど」


私達はここにくるまえは普通の人間でした。友達がいて家族がいて当たり前の、そのへんに溢れているような人間でした。

ある朝、私はふと外を見て思いました。なぜ、この世界は私中心じゃないのかしらって。

家があって、犬がいて、人がいて、当たり前の事ですが、それが私には許せなかったのです。

はじめに殺したのは両親です。次は友だち。先生。私は指名手配犯になりました。

世界が私を知っています。世界が私を恐れています。こんなことより面白い事って他にありますか??

そんなときに出会ったのがこの子たちです。はじめはミーウェイ、次がコウヤ、その次がアンナです。

みんなおんなじ考えを持っていました。

だから私達は一つになったのです。


「とことんいかれてるね・・・・・あんたたち・・」

「そうです。昔から、人形を壊すのが大好きでした。お前は変な子だと、さげすまれました。

学校では飼ってたメダカを握り殺し、ウサギを鉈で引き裂いた事もあります。

怖くなんかなかった、自分の手が、他のモノの血で汚れる事が楽しかったです」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ