第三話:〜いざ、小悪魔通販へ!〜
この話は全然ホラーがはいってませんので
ご了承を・・
「出かけるのもいいけど、行き先言ってから行きなさいよね!」
帰ってきたあたしはこっぴどく叱られた。たしかにもう9時を過ぎている。お母さんは心配性だから早く帰らないといけなかったのに・・・・・・・・。
「ごめんなさぁい・・・」
あたしは適当に返事をして部屋に戻った。え〜と、いま9時近くだから・・・あと・・6時間??
「6時間を切りましたですね・・・」
お風呂に入ってる間も、テレビを見ている間も、ちょっとドキドキしていた。怖いかもしれないけど楽しそう。あ、ひぃちゃんの言うことがうつったかな?
「オヤスミ〜。お姉チャン」
「うん」
オヤスミって言ったけどあたしはこれからが本番!!!
でも・・・2時までどうやって時間ツブそっかなぁ・・・。そんなことを思いながら、あたしはケータイをいじっていた。
いじってたら以外に時間は過ぎていく。もう、のこり1時間になっちゃった。
もう1時かぁ。そんなことを思いながら、あたしはパソコンの電源をつけた。プツッとおとがして、真っ黒な画面に音が流れる。あたしは、これからTOP画面に行くまでの間がものすごく嫌いだ。
「小悪魔・・通販っと!」
これからどうやって時間つぶそう・・・。まぁ、そんなことはどーでもいいや。とにかく、財布を自分の際においとけばいいんだろうか・・・・?
向かいの家にも電気がついてる。あたしの部屋はパソコンの電気だけだけど。向かいの家の人もパソコン、してんのかなぁ〜。
「あ・・・もう56分じゃん・・」
あたしは急いで検索の欄に書き込んだ小悪魔通販の文字を確認した。ちゃんと書いてある。よし、準備は完璧!!
「5・・4・・3・・2・・1!いくぞっ!」
カチッ!検索の文字が押された。