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上皇様の婿選び

「皇后の愛と復讐と…それは 全てはこの日の為に」 外伝 五話完結小説です。


パルミラル皇后と皇帝セヴェイⅡ世の間に生まれた皇女の結婚を巡る物語





フェレイデン帝国の中興の祖と言われたセヴェイ一世皇帝陛下が帝位をセヴィエ皇太子に譲位して郊外の離宮に移り住み十四年が過ぎた。



「フェルディアーヌの嫁ぎ先だと!!」

珍しくセヴェイ上皇が烈火の如く怒りに満ちた表情で執事を怒鳴りつけている。


相手は執事長のフランツだ。

セヴェイ上皇は机の置かれた本を力いっぱい投げつけて床に鈍い音が私室に響き渡る。


フランツの心臓がドクンと跳ねてはその動きが止まりそうになる。

今にも…

もう年なんだから勘弁してほしい。身体に悪い宮使い。


「陛下 ただ皇帝陛下は皇女殿下をご心配されて。

 そろそろお相手をと。」 


声がうわずって上手く対処出来ない。

何せ皇女殿下の結婚問題になると必ず手がつけられなくなるのが本当に困ったとプランツは思っている。


「だからそれが気に食わないのだ! 

 あやつ妹を政治の道具にするつもりだ」


いえいえ陛下。

皇族とはそういう者でございますよ。

そう言いたいのを唾をごっくと飲み込んでフランツはぐっと我慢する。


「大体あやつは沢山子供がおるから選択し放題だろうが。

 わしにはあの子だけ。娘はあの子だけだぞ。

 絶対に嫁がせぬ!!」


陛下はそう言い終えたあたりでふわふわとしぐにゃぐにゃと意識が歪み始め、フランツの顔がすっ~と消え暗幕が広がって突然意識を失った。


怒りの頂点を通りすぎたセヴェイの感情はついに頂点に達して倒れてしまったのだ。




現在は上皇となって政治の舞台から引退したセヴェイが気にするのは唯一の一人娘フェルディアーヌ皇女の事だけだ。

いわゆる親馬鹿レベルを遥かに超えていた。


幼少の事からただただ笑っているだけで涙を流し。

「抱っこして」と言われたと涙を流し。

「お父様」と初めて呼ばれたと言っては涙を流し。

「お父様の絵を描いた」と言われれば涙を流し。

「お父様大好き」と言われれば涙を流し。

歌を上手に歌えたとしれば涙を流し。

お辞儀が出来たと言えば涙を流し。

馬に初めて乗れたと涙を流し。

ダンスを踊れたと聞けば涙を流し。

リュートを弾けたと聞けば涙を流し。

嫌いな食べ物を食べれるようになったと言っては涙を流し。

本を読めるようになったといえば涙を流し。

ようは何をしても感動の対象だ。


以前の冷徹な「悪魔君主」と呼ばれた姿は微塵もない。

周りからはあんなに愛した皇后陛下を亡くされて、灰の様になられずに過ごされてきたのは皇女殿下がいらしたからと温かい目で好きにさせている。


皇后陛下は病によって波乱に満ちた人生を送られ短い生涯を終えられた。


この皇女をくれぐれも頼むとおっしゃられたのを離宮の使用人は知っていて、現在も当時を知る使用人は皇后の人柄を思い出しては涙に暮れる事もあるほどだった。


そんな温かいこの離宮でもっか頭の痛い案件はこのフェルディアーヌ皇女殿下の結婚問題だ。

御年十七

貴族が早婚の傾向にあるフェレイデンでは遅い方なのだった。

これには原因がある。

親権を持つ上皇陛下がなかなか嫁ぎ先を決めないのだ。




執事長のフランツは頭が痛かった。

何せ皇帝セヴェル一世からは矢の様な見合いの催促とこれを拒否するセヴェイ上皇陛下の板挟みだ。

出来ればさっさと結論を出してほしい。


皇女殿下の為にもと思うフランツだった。



セヴェイが目が覚めた時には自分の寝室だった。 


「……御…様…お父……様」


耳に入ってくる声に見覚えがある。その声の主は最も愛した人に似ていた。いやそっくりだった。


「ん~~…ん…パラ……ミ」


ゆっくりと瞼が開くと目の前にいるのは愛してやまない娘だ。


「お父様。大丈夫?ご気分は?」  


少し下がり気味の目尻、ライトグリーンの瞳が心配そうに自分を見ている。

顔はパルミラル皇后にそっくりだが性格はおっとりとしている。

おもわず守ってやらないといけないそんな印象の女性だ。


白い光沢のあるパールの様な手にはコップが握られている。


「お父様……お水です。大丈夫ですか?」


心配そうな顔が寂しそうだ。

そんな姿も可愛い娘。


「あぁ ありがとう」


口に水を流し込みながら、ふと思う…………。


そうだ。

私が突然倒れて死んだらこの子はどうなる?

セヴィエが結婚相手をなんとかあてがうが適当な国に嫁にいかせて苦労するかもしれない。

それくらいなら今のうちに間違いない人物で、自分が気にいる人間をこの離宮に婿養子にさせればいいんじゃないか?


父の邪心な考えが当の皇女知る由もない。


「御父様?」

不思議そうな瞳が自分を映している。


可愛い娘自分だけを映してほしいがそうはいってはいられない。しっかりした後見人のいない良家の子女は不幸しかないのはさすがのセヴェイも承知している。

仕方ないか。私が目の黒いうちになんとかしないといけないな。

腹を括った。



これは上皇様が溺愛する皇女殿下の花婿探しの物語




ようやく寝台を出て普通の生活を過ごせるようになった。

執事長を呼ぼう。


「フランツ」


「はいなんでございましょう上皇陛下」


「フェルディアーヌの婿の件だが。

 少しづつ進めようと思う。

 久しぶりにナディアン大公を呼んでくれ」


フランツの顔がほころぶ。

やっと本気になられたのだよかったよかった。


「すぐに連絡いたします」

足早に跳ねるように廊下を歩き執事に伝達する。


使者を受けたナディアン公爵はその日の夕暮れ時に離宮に入った。



「お久しぶりでございます。上皇陛下」


そう切り出したのはナディアン公爵だった深深くお辞儀をする。


「よいアルフォソン

 私と御前の仲だ。それに御前は孫の舅だ。

 私の親族だよ。」


「恐れ入ります。ではお言葉に甘え」


「今日はフェルディアーヌの婿の事で話があるんだ」


「やっと考えられましたか。

 早くなさらないと良い子息はどんどん婚姻が決まっていますよ。

 その気になってよかった」


とたんに言葉がきつくなる。

皇帝時代は側近の歯に布着せぬものいいで信頼していた側近の一人だ。


「ただし条件をつけて探してほしい

 ①帝国民貴族に限る

 ②次男以下の後継者以外

 ③豊かな財産と爵位があれば尚可

 ④婿入り

 ➄フェルディアーヌが好意を持つ相手

 ⑥女遊び、過度な娯楽をしない

 ⑦優れた人柄で政治に興味がない

 ⑧商才は尚可


 以上が最低の条件だ 最低でも五名の候補者を挙げよ」


ナディアン大公は開いた口が塞がらない。

そんな高条件な相手がいるのか?

硬直している所それに気付いたセヴェイは咳払いをして腕組し始めた。


「上皇陛下

 さすがにその条件は厳しいかと。

 婿入りしかもすでに政治の舞台から遠ざかる陛下へ婚姻を結ぶ事に消極的になるでしょうね。

 せめて公爵位かそれ以下なら皇族の血が入った家系から適材者がいるかどうか。

 リストを作り選んでいきましょう。」


「期待しているぞ」


まったく久しぶりに呼び出されたと思ったら溺愛皇女殿下の結婚相手とは。しかもあんな条件のいい相手いるのか?

まったく私の身にもなってほしい。

それでなくてもこのところ皇后陛下の要求がキツイのに。


「はあぁ~マリアティーヌの手前きつくでれないしなぁ。

 なんだかストレスだらけの宮仕えだ」


大きく深い溜息をついてナディアン大公は離宮を後にした。


その後離宮にそのリストが届いたのは六か月後だった。



上皇陛下


上皇陛下の条件に合う候補者は十分に聞き取り調査を行った結果五名推薦いたします。

肖像画もお送りしておりますのでご検討ください。



ジルベール・ディア・ラファイエット公爵の次男

ランビエール・ディア・ラファイエット公子十六歳

旧ヴェレイアル王国の貴族で一時は帝国にはむかいはしましたが、今は皇帝陛下の覚え深く

また奥方が聖パルミラル女騎士団団長です。

現皇后陛下の覚えも高く、公私で皇女殿下を支えてくれるでしょう。


ガレシア・ディア・オルシュア侯爵の四男

リヒャルト・ディア・オルシュア子息 二十五歳 先妻は病で亡くされました。

侯爵ではありますが四代前にフェレイデンの皇女殿下が降嫁されています。

四男ですので後継者になる確率はないでしょう。


ルモンド・ディア・ランディーヌ公爵の三男

ロナルド・ディア・ランディーヌ公子・子爵 十三歳

すでに爵位を得ておられます。

三代前に皇女殿下の降嫁がございました。


ルドアー・ディア・ディナルド侯爵の弟

アンドリュー・ディア・ディナルド 二十二歳

無爵位ではございますが、すでに両親は他界されわずわらしい親族のもめごとになる事はないでしょう。

後見人が親身になられないので晩婚におなりのようです。


最後になりますが。

誠にいいずらくはございますが、四名以外他家で目ぼしい者が見当たりませんでした。

恐縮ではございますが、当家の三男を候補者に上げております。


ルイ・フェルディナンド・ディア・ナディアン大公子三男

前妻を病で亡くしております。

我が領地は国外ですがそもそも帝国の領地であり、他国とは異となると考えました。


すでに私が面接を行い、あらゆる調査は完了済調査書も同封しておる通りでございます。

あとは上皇陛下がお選びくださいませ。


              

                        アルフォソン・ディア・ナディアン




まずは肖像画で確認


しかしその段階で第一選考は始まる。


ランビエール・ディア・ラファイエット公子

黒い髪で少し小麦色の肌、瞳はダークブラウン。全体的に落ち着いた雰囲気でおっとりした娘には会うかもしれないと候補に挙げる。


よかったとフランツは胸をなでおろす。


リヒャルト・ディア・オルシュア子息

明るい金髪で白い肌、瞳は深いブルーで全体的に明るい雰囲気だがどことなく女性っぽく。

しっかりとフェルディアーヌをささえられるだろうか?甚だ疑問だった。

却下だ。



会うだけでもいいのに。


ロナルド・ディア・ランディーヌ公子・子爵

シルバーゴールドの髪にライトグリーンの瞳、高揚した白い肌まだ幼さが残る可愛らしい雰囲気だ。

まあこの年齢だから仕方ないが、さすがに無理だろう。

これも却下



しかなたいですね。



アンドリュー・ディア・ディナルド子息

ライトブラウンの髪にダークブラウンの瞳、やや黄色味がかった白い肌全体の雰囲気は悪くなかった。

会ってみてもいい。



よかったです。



ルイ・フェルナンデス・ディア・ナディアン大公子

アルフォソンにそっくりな外見に文句は付けるつもりもない。

即決で三名の面接が決定。



第一次審査に安堵するフランツであった。



まずは私が直接面接せねばならない。


「フランツ

 三名の家に参上するように使者を送って面接日を決めよ。

 フェルディアーヌにはまだ会わせない」


「かしこまりました」


フランツは直ちに三家に使者を送りまずは一週間後にアンドリュー子息が離宮を訪問した。


離宮の客人用に用意された居間へ通される。


アンドリューが執事長に案内されてしばらくして扉が開く。


「大義である。アンドリュー」


なかなか印象は悪くないな。

深々と行ったお辞儀も美しい所作だ。

ただ着ている服はやや地味いやシンプルな装いで話の通り裕福ではないようだ。


「上皇陛下におかれましてはご機嫌麗しく恐悦至極でございます」


緊張はしているが、少し低い声は好印象だった。


「早速ではあるが、すぐではないが今フェルディアーヌの婿を探しておる。

 貴殿を候補に考えておる。今回の面談にいたった。」


フランツは久々の毅然としたセヴィエの様子に在りし日の威厳たっぷりの姿を思い出している。


「はい」

緊張した小さな声で答える。


「はっきり言って結婚後は婿養子。ここで生活をしてもらう。

 それと他の条件については聞いておるか?」


「はい伺っております。」


うなずくセヴェイ。


「官職も期待するでない。

 わかっておると思うが」


鋭い眼差しがアンドリューに収縮する心臓を刺す。


「はい 承知いたしております」


第一印象は従順そうな若者だ。


優れた政治手腕をふるってきた人を見抜くのには自信がある。

国内外の人物を一目あい交渉を行わないといけないからな。

しくじりは時に帝国を滅ぼしかねないのだ。


「上皇陛下 一つ私には問題がございます。

 兄であるディナルド侯爵の後見は期待出来ません。

 侯爵家の財政はようやく家を維持していく運営で手いっぱいでございます。

 なので誠に恐縮ではなりますが。皇女殿下に十分なお世話が出来るか心配はございます」


その青年は目線を少し下げ、申し訳なさそうに肩を落として正直に話し始める。


セヴェイはディナルド侯爵家の財務については承知していた。

勿論財力があるにこした事はないが。

あればよい程度だった。それよりも人柄やフェルディアーヌが気にいればいいのだ。


「それについてはさほど心配せずよい。

 あの子には十分に生活を維持していくだけの物は用意するつもりだ。

 それよりももし結婚となると実家の侯爵家とは縁を切ってもらう事になる。

 そしてどこかの侯爵以上の家の養子になってもらい、この離宮で生活してもらうつもりだ。」



「恐れ入ります陛下」


低い頭を更に低くし言った。

深々と頭を下げてアンドリューは始終申し訳なさそうに帰宅した。


「なかなか今珍しい控えめな青年ですね」


フランツが珍しく褒めた。


「そうだな」


大変気に入ったまではいえないが却下ともいえない。


フェルディアーヌに合わせてもいいかな。



三日後の午後はランビエール・ディア・ラファイエット公子が離宮を訪問した。


ジルベール・ディア・ラファイエット公爵にそっくりな容姿、立ち居振る舞い、声。

着ている装いも華美にならず、かといって素材は上質な品を使っているのがわかる。

身だしなみの清潔で好印象だ。

どれをとっても文句のつけようがないな。

それがセヴェイの第一印象だ。


「よくきた。ラファイエット公子」


落ち着いてなれた様子のセヴェイは当然父の公爵を良く知っている。

かつて父は息子を殺そうとしたが、改心して全力で戦いに挑んだと聞いている。

そして公子の母は聖パルミラル女騎士団団長だ。

まあ多少の難癖付ける者はいるだろうが、現在では問題にならないだろう。


「上皇陛下におかれましてはご機嫌いかがでございますでしょうか?

 幾久しくのどかにお過ごしと父より聞き及んでおります。

 この度は私をお呼び出し下さり、誠にありがとうございます。

 家門の誉でございます」


セヴェイは何度も頷き十分にこの若者に満足しているようだった。


「まぁ特に聞く事もないがな。公子とは幼い頃からの仲だからな。

 十分にわかっているつもりだ」


笑顔すら自然と浮かぶ。


「お父上はお元気か?」


「はい 息災です。

 皇帝陛下の御皇命を真摯に取り組んでおります」


「そうだな。良い事だ。

 しばらく会っていないが大変我が帝国に貢献しようと年月が変わらず尽くしてくれておる。

 皇帝陛下にもよく言っておこう」


「ありがとうございます。」


にこやかに微笑む。

物おじしないのはかわらないな。

それは嫌な印象ではない、人柄で十分にカバー出来ていた。

面談は正直必要なかったが懐かしさもありついつい呼んだのだ。


しばらくたわいのない会話を行った後昼下がりに帰宅した。


セヴェイは十分この面談に満足していた。

勿論フェルディナアーヌに見合いさせる。



その三日後、ルイ・フェルナンデス・ディア・ナディアン大公子が離宮を訪問した。


父アルフォソンよりも母に似ている容姿と雰囲気だ。

優しそうで和やかなきっとフェルディアーヌと雰囲気が似ているから二人並んでいる姿はさぞや皇子皇女といっても過言ではない。


非情に好感の持てる青年だ。


「この度は父が厚かましくも私を推薦する行為に誠に恥ずかしく存じます。」


ほお~

セヴェイは感心する。

謙遜する言動はそう思っておらずともこちらが好意を持つには十分だった。



「謙遜するな。

 十分に良い候補者じゃ。

 皇太子妃は皇太子と仲良くやっているようだ。

 私の皇女とも良縁があれば尚ナディアン大公家は栄えるだろう」


ルイ・フェルナンデスは笑みを浮かべ上皇に軽く礼をした。

その後は最近の後宮と宮殿の話で盛り上がり夕暮れ時に帰っていった。


「なかなかの若者だ。さすがアルフォソン。ぬかりがないな」


「さようでございますね」


「フェルディアーヌとは三名見合いをさせよう。

 さてその会わせ方はどうしようか

 あんまりお堅い雰囲気はよくないだろう

 さりげなくお互いがよいと思うようになればよい

 のだが。」


フランツがさりげなく助言する事にする。

「陛下

 さりげなく小さいなパーティーを開催するのはい

 かがでしょうか?

 三人様だけでなく、皇女様にはお友達もおいでに

 なりません。宮殿の皇女様達をお呼びして。

 さりげなく。交流していただくのは」


パッとセヴェイの顔が明るくなり名案とばかりフランツを抱きしめる。


「名案だ。フランツっ。でかした!

 来月にも開催しよう。うんうん」


陛下本当に面倒くさいですよ。

気使いからストレスが半端ないですよ。




次回はフェルディアーヌの遂にお見合いの様子そしてその行方は?

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