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ストーカー三昧・浪曲、小話、落語  作者: 多谷昇太
小噺
22/81

小噺3・プータのデカンショ

二日目もお越しのほど厚く御礼申し上げます。えー、では、本日はバンカラモードで…


「おう、あいつら、奴(三遊亭私)にひっ付いて睡眠妨害やら何やら、散々ぱら悪さをしてる連中よ。あいつら仕事もしねえで、一日中部屋の中でゴロゴロしてるばかりだ。あれでよく生活できるね。生きて行けるもんだね」

「ああ、だからあいつらはプータのデカンショだ」

「ん?プータのデカンショ?何でえ、そりゃ」

「だからよ、奴らあいつ(私)をプータ、プータってやたら罵るだろ?実はそれがあいつらの生き行く糧、言葉って分けさ。そう云って罵ってりゃ、奴(私)をイジメて生活妨害してりゃあ金になるってえ分けよ」

「なんで金になるんでえ」

「あいつらチンピラを使って奴にストーカーをやらせてる親分がいるんだよ。つまりストーカーのやらせ元、本星がな。何でも不動産の金満家で金に糸目はつけねえらしいぜ。他ならぬあいつらから聞いたんだ」

「ホ、ホントかい?!じゃ俺も…」

「だろ?へへ。だからよ、俺もあいつらに協力してお裾分けしてもらってるんだ。それを奴は〝金で魂まで売るワル貧乏人〟なんて云うんだが、関係ねえよな?」

「おおよ。何でも金になりゃあ結構ってもんだ。じゃ俺も云うぜ。おい、プータ、プータ、プータ!もういっちょおまけにプータアっ~!!」

「わははは。現金な野郎だ。これでオメエも奴の云うわる貧乏人のお仲間だな。ははは。しかし半公よ、それよりこの歌で行こうや。いいか…♬~プータプータで半年暮しゃあ、あとの半年はんとしゃ寝て暮す~♬」

「ああ、その歌か。それで〝プータのデカンショ〟か。よし行こう」

「(2人で)♬~プータプータで半年暮しゃあ、あとの半年寝て暮す~。それ!よーい、よーい、デッカンショ~♬わははは」

てんで私の住む団地、プータプータの罵り言葉尽くしです。

お粗末。_(._.)_

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