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ストーカー三昧・浪曲、小話、落語  作者: 多谷昇太
小噺
18/81

自転車(空気入れ)泥棒(16)…実際の話

これですね、これ。これが、小は「自転車泥棒」アントニオのくやしさから、大はガザやウクライナの人々が被っている悲惨さ迄通じる、そして9・11の大嘘がそのまま罷り通ってしまうという、嘘偽りのないこの世の実態です。〝わたくし〟野郎が毎日味わっている苛みと、それが何ら咎められない世間の実態です。私野郎はただここから、此奴らから逃れたい、引っ越したいのだが、最早銭も無ければ第一高齢の身でどこも貸したがりません。畢竟行くもならず住むもならない、進退窮まった、恰も現ガザ住民の如しです。してやったりと許りこのザマを嘲笑いつつ〝これが世間ってえもんだ〟と嘯く〝ばってん小僧〟のほざきを〝わたくし〟野郎はどの耳をもて聞き得ましょうや。その〝わたくし〟野郎たるわたくしは最後に云いたいのです。この、世間様が歯牙にも掛けない、どうかすればもの笑いの種でしかない(?)些事ではありますが、しかしこの苛みと不合理の現実は、形を変えスケールを変えて将来皆様方の上にも起こり得ますよ。一事が万事です。堤防の瓦解も小さな蟻の穴ひとつからです。このような金権力者の横暴やその草履・下駄、使い奴たるチンピラどもの好き勝手を、皆様方のそれぞれのパターンで決して許してはなりません。香港の凋落ぶりもガザの地獄も明日はわが身です。これまで恥を晒しつつ長々とご披露してしまった些事ではございますが、どうかこれを他山の石としてお含み置きくだされば〝わたくし〟野郎にとってこれほど幸甚に尽きることはございません。

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