表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/426

2章:異世界帰りだと学校でも無双(8) SIDE 加古川

日間ランキング、ジャンル別トップ10入りありがとうございます!

SIDE 加古川


「加古川くん、気がついた?」

「よかったー。完全に白目むいてたよ」

「心配したんだからね」


 目を開けると女子たちがベッドに寝たオレの顔を覗き込んでいた。

 負けたのか? オレがあんなオタク野郎に?

 やっと白鳥由依をモノにできると思ったのに……。

 くそ! あの体と早くヤりたいぜ。


 ……保健の先生はいないな。


「保健委員の祐理ちゃんだけ残ってくれ」

「えー?」

「あたしも加古川君の看病したーい」

「悪いな。たくさん人がいると頭に響くんだ」


 もちろん嘘だ。


「悪いわね」


 祐理ちゃんは他の女子にペロっと舌を出した。

 こういう女だから、今残したんだ。


「祐理ちゃん、こっちに座って看病してくれよ」


 オレは体を起こし、ベッドをぽんぽんと叩いた。

 これで来ない女はいない。


「ちょっと、え……ふふ……やった……」


 オレが祐理ちゃんの顎に触れると、あっさりと目を閉じた。

 簡単な女だ。


 オレはやさしく唇を重ね、ジャージの上からでもわかるほどよく膨らんだ胸に触れた。


「ん……」


 祐理ちゃんの口から小さな吐息が漏れる。


 ほらな、女なんて簡単なんだよ。


 オレはゆっくりとジャージを脱がしていく。

 思ったよりも良い体だ。

 もっと早くいただいておけばよかったな。

 こいつも、気分で抱いてやる女に加えておこう。


「あ……ん……」


 首に舌を這わせると、その口から漏れる吐息がより熱いものへと変わった。


 なんだか腹が減ってきた。

 体育の後だからだろうか。


 美味そうな女だ……。

 とても……美味そうな……肉だ……。


 なんだか視界が赤い……。

 肉……。肉が食べたいな……。

 女の……肉が……。

 やわらかくて、じゅーしぃな……に……く……。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

続きもお楽しみに!


ブックマーク、高評価での応援をなにとぞ! なにとぞよろしくお願いいたします!

(この下にある★5をぽちっと)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
人が人ならざるものへと変様したのがヴァリアントなのか?
[一言] 「美味そうな女だ……。とても……美味そうな……肉だ……。」 人ならざる者の気配を主人公は、剣道で対峙したとき、全く感じてなかったようですね。
[一言] おっと?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ