2章:異世界帰りだと学校でも無双(8) SIDE 加古川
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SIDE 加古川
「加古川くん、気がついた?」
「よかったー。完全に白目むいてたよ」
「心配したんだからね」
目を開けると女子たちがベッドに寝たオレの顔を覗き込んでいた。
負けたのか? オレがあんなオタク野郎に?
やっと白鳥由依をモノにできると思ったのに……。
くそ! あの体と早くヤりたいぜ。
……保健の先生はいないな。
「保健委員の祐理ちゃんだけ残ってくれ」
「えー?」
「あたしも加古川君の看病したーい」
「悪いな。たくさん人がいると頭に響くんだ」
もちろん嘘だ。
「悪いわね」
祐理ちゃんは他の女子にペロっと舌を出した。
こういう女だから、今残したんだ。
「祐理ちゃん、こっちに座って看病してくれよ」
オレは体を起こし、ベッドをぽんぽんと叩いた。
これで来ない女はいない。
「ちょっと、え……ふふ……やった……」
オレが祐理ちゃんの顎に触れると、あっさりと目を閉じた。
簡単な女だ。
オレはやさしく唇を重ね、ジャージの上からでもわかるほどよく膨らんだ胸に触れた。
「ん……」
祐理ちゃんの口から小さな吐息が漏れる。
ほらな、女なんて簡単なんだよ。
オレはゆっくりとジャージを脱がしていく。
思ったよりも良い体だ。
もっと早くいただいておけばよかったな。
こいつも、気分で抱いてやる女に加えておこう。
「あ……ん……」
首に舌を這わせると、その口から漏れる吐息がより熱いものへと変わった。
なんだか腹が減ってきた。
体育の後だからだろうか。
美味そうな女だ……。
とても……美味そうな……肉だ……。
なんだか視界が赤い……。
肉……。肉が食べたいな……。
女の……肉が……。
やわらかくて、じゅーしぃな……に……く……。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
続きもお楽しみに!
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