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陰キャの日常 if  作者: 陰キャ代表 if
第5章 秘めた想い
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生(性?)徒指導の日常

今回はサブタイ通りある単語が出てきます。

隠してはいますが、『嫌だな』と思う方は読まないことをお勧めします。

第52話 ~生徒指導~


この後どうなったかのかは言うまでも無い。

朝のホームルーム。

笑顔のまま國守先生が

「鈴木くんと神崎さん。今日の放課後生徒指導室に来なさい。」

まさか自分の人生の中で生徒指導室に行くなんて思いもしなかった。

真面目で問題を起こさない。

それが自分の唯一の特徴だと思っていたのだが、今回いや、今までのことのツケが回ってきたようだ。

クラスメートがこちらを見る。

何故、呼び出されるのだろうか?

という疑問を浮かべているだろう。

だが、こんな状況になったのもあのNTRディスカッションも含まれているのだからそんな疑問を浮かべられても困る。


放課後、光莉と2人で生徒指導室に向かう。

生徒指導室があるのはB棟でしかもキスをした突き当たりの廊下の隣にある。

なんとも不幸な位置だろうか。

というか全ての原因は僕なんだけど。

ラオンというのは難しいものだ。

無視1つで生徒指導室だとかまずありえないだろ。

『ガラッ』

僕は生徒指導室の扉を開ける。

「「失礼します。」」

そう言うと、

「あー。来ましたねー。君たちは何でここに呼ばれたかー分かってますー?」

いつもの喋り口調の國守先生だ。

「はい。なんとなく。」

「そうですかー。神崎さんも?」

「いいえ。全く理解できません。」

地雷を踏んだ。

生徒指導室に来る生徒は多分こんな人なのだろうか。だから國守先生も手際よく。

「じゃあーあなたが今日の朝したことを言ってください。」

「稜駿にお仕置きをしました。」

どう考えてもそれしか無いだろ!と思うのだが、人の数だけ価値観は違うものだ。光莉にとってあれでは生徒指導を受けるに値しないと見ているのだろう。

「それしか無いじゃ無いー。神崎さん、お仕置きの度合いを考えなさいー。わかったー?」

「だって稜駿はそれ相応のお仕置きを受ける必要があるのよ!」

「イヤイヤ、ラオンを無視したくらいでお仕置きがアレだったとしたら、もっとすごいことしたら一体どうなるのか。」

「もちろん、もっとすごいことになるのよ!例えば•••」

そこで國守先生が、

「そこまで言わなくていわよー。」

と止めた。

「とにかく、2人ともー。ああ言ったことはもっと人気のない場所でやることをオススメするわよ。例えば、体育館裏とか。」

「あぁ、なるほど!」

光莉、何故納得する!

「って先生!そこにも盗撮のカメラがあるじゃないですか!某クラブの人が女子と色々あったって言ってたじゃないですか!」

「某クラブじゃなくてーちゃんとバスケ部と言いなさい。」

「せっかくオブラートに包んだのに!」

「えぇ!バスケ部員と女子とで–––––していたの?」

「あ!言ったちゃった!この人先生の前で言っちゃいけないこと言った!」

僕がそう言うも、

「えぇそうなの。もうこの学校には居ないけど、笹田ささたくんが–––––していたのよ!」

「先生まで!ちょっと待ってください!生徒指導って生徒に注意するところであって、性教育をするところではないと思うのですが!」

「何言ってんのよー。生徒指導室は生徒に正しいーことを教える場所なのよー。」

「正しいことかもしれませんが、そこは守るべきものがあるじゃ無いですか!況してや女子がそんなことを•••」

「守るべきってものってどんなものなの?」

光莉がそう言う。

「女子がどうしたのですかー。女子だってこんな話はしますよー。」

國守先生まで!

「もう帰っていいですか?」

「ダメだよー。」

「稜駿そうよ。もうちょっと先生の指導受けましょうよ!で、先生その後、笹田くんと女子の関係はどうなったのですか?」

「それがねー、笹田くんが他の女子と•••」

これ以上はダメだ。なんだこの2人は!


「あー。よかった先生の指導。」

30分みっちり話を聞かされた。

どんな話かはご想像にお任せします。

だけど僕が耳を塞ぐと2匹の獣がどこからかロープを持ってきて手の自由を奪い、耳を塞ぐことをできなくしたこともあったと報告します。

「怒られると思ったけど、全然そんなことなかったわね。」

1匹の獣がそう言う。

「うん。じゃあ、今日はもう帰るから。」

僕は、自転車置き場に颯爽と走り光莉に手を振る。

「ちょっと待ちなさいよ!私も帰るから。」

「今日は疲れた。早く帰って寝たいからじゃあね。」

そう言って、僕は鞄をカゴに入れ自転車に乗る。

「ねぇ。また逃げる気なの?今度は容赦せずに行くところまで行っちゃうんだからね!」

僕はブレーキをかけた。

「一緒に帰ろっか。」

半端強制だが、一緒に帰ることになった。

と言っても家が僕の方が遠いので、光莉を送ると言う形になった。

だが僕にとっては大きな遠回りだ。

「今日は楽しかったね。」

「散々だったよ。」

ほんとロクな1日じゃなかった。

「明日はきっといいことがあるよ。」

光莉がそう言うが、

「光莉は今日はいい日だった?」

「えぇ。とってもいい日だったわよ。」

「へぇー。」

「何よ?何か言いたいことでもあるの?」

「いや、人の価値観は人それぞれだなーって。」

「稜駿は今日もいい日だったでしょ。」

「まぁ。」

イエスかノーかはっきりしない答え方で言うと、

「どっちなのよ。」

「どっちも。」

「はっきりしないわねー。」

「だってそういう日だったから。」

「そう。」

そうしてしばらく歩いていると、

「あっ、ここが私の家。見るのは初めてだよね。」

それはマンションだった。

「何階に住んでるの?」

「25階。」

「えっ、結構高いところに住んでいるだね。怖くないの?」

「怖くわないわよ。子供の時からここに住んでるからね。」

このマンションはみたところ30階くらいあるちょっと縦に高めのマンションだ。

「へぇー。じゃあまたクリスマスの時に中に入れてもらうよ。じゃあまた明日。」

「今から寄って行ってくれても構わないのに。」

「クリスマスの時のプレゼントとして待っとくよ。」

「そう?じゃあまた明日。」

「うん。」

そう言って僕は自転車に乗って帰路についた。





2回しか出ていませんが、それでもちょっと危ないというかギリギリアウトですね。

健全とは言えませんね。

(だからR15なんですけどね)


次回は、早乙女とちょっと色々ある感じです。


それでは読んで頂きありがとうございました

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