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陰キャの日常 if  作者: 陰キャ代表 if
第3章 好きor嫌い または•••
25/85

暴露する日常

デートは次回です。

このイベント忘れていました。

すみません。

第29話 ~居残り~


「キーンコーンカーンコーン」

今日の授業が終わった。

後は、家に帰るだけ。

という日常は儚く消え、居残りさせられる悲しい事実。

國守先生が教室に入って、終礼の準備をするように言う。

しばらくして、クラスメイトが席に着席すると、

「はーい。それでは今から終礼をはじめまーす。」

先生がそう言い、みんな一礼する。

「月曜日は、いつも通りですね。特に連絡することはないです。

ですが今日。私の悪口を言った4人は、放課後教室に残っておいて下さい!」

僕は、ビクッと震える。

國守先生のをディスるのを止めていれば•••

その後も何か國守先生は話して、終礼は終わった。


放課後。

終礼が終わって間もないが、もう4人だけになっている。

それは、國守先生が生徒をさっさと教室から追い出したからだ。

そして、その國守先生は教壇から動かずにニコニコと僕たちを見ている。

気になる。

何も話さないので余計に気になる。

そんな空気に耐えられなくなったのか、捺加環が、

「何ですか?掃除ですか?何か指示してください!」

ディスっていた時とは全く違う。

敬語で國守先生に尋ねるが、返事がない。

このまま帰って良いだろうか。

そして、ちーちゃんが、

「彼氏いなさそうとか言ってすみませんでした。」

そう言っても國守先生はニコニコしたまま。

この先生は絶対におかしい。

頭のネジが一本飛んでいっている!

そして、光莉は先生に

「あのー。帰って良いですか?明日予定あるんで。」

予定とは僕とのデートのことだろう。

だが、國守先生は何も言わない。

「これって帰って良いのかな?」

そう言い、僕以外の人は鞄を持ち教室から出ようとする。

すると先生は

「ダメですよー。勝手に出ちゃ。」

先生は教壇からは離れずに言う。

だが、光莉一行は、

「そうですか。ではさようなら。」

光莉は扉を開けようとしたが、扉が開かないようになっていた。

「どうして、扉が開かないの?」

ちーちゃんがガチャガチャ扉を開けようとするがビクともしない。

「はーい。注目!今から暴露大会をしたいと思いまーす。」

國守先生がそう言い、1人だけ手を叩いている。

「みんなノリが悪いよー!もっとテンションあげてこーぜ!」

どこかのチンピラにリクルートした元先生は、ルールを話し出した。

「この暴露大会は、あなた達の秘密を喋ってもらうだけだぜ。みんな話し終わった、居残りは終わりなんだぜ!」

居残りってほんと嫌だ。

國守先生はもう一言付け足した。

「あっちなみに私も参加するからね。」

これ、自分がやりたいだけじゃないか?

「順番はくじで決めるよ。」

そう言って、何故かあるくじ引きの箱を取り出した。

「このくじは、1人1つ割り箸を持って一斉に引っ張って割り箸に書いてある順番で行くんだぞ!」

そうして、みんな割り箸を持ち、國守先生が

「イッセーのせ!」

みんな同時に割り箸を引っ張った。


「そ、それでは1番の私、早乙女が暴露したいと思います。

わ、私は鈴木 稜駿君のことが好きです!

りょーくん。私と付き合って下さい!」

と言うが國守先生が

「ちょっと早乙女さん。それは、秘密ではないですよ!はい!もう一度!」

そして、ちーちゃんは嫌な顔をしてもう一度、

「私の秘密は、りょーくんの隠し撮りをしていることです。そしてその写真は、私の部屋の1番奥にしまってあります。」

すぐさま僕が、

「えっーーー!」

盗撮!

全くそんな気がしなかったが、ちーちゃんはそんなことをしていたのか!

「ゴメンねりょーくん。でも写真は処分しないから。」

いやしろよ!

今すぐにでもその写真を破いて燃やしに行きたい。

「わー。鈴木君、大変だねー。」

何と素晴らしい棒読みだろうか。

「じゃあ次2番の人」

國守先生がそう言い、誰誰?と僕たちを見る。

「私です。」

そう言って教壇に出てきたのは、光莉だった。

「私の秘密は、稜駿君。ゴメンなさい。私も早乙女さんと同じで隠し撮りをしていました。でもまだします。」

いや、やめろ!

「後、アルバムも捨てません!」

捨てろ!

「アハハハハハ!みんなして鈴木は人気みたいだな。」

今度はちゃんと話しているが、何がおかしいのか。

「3番の人は私だねー。」

國守先生が言い教壇に立つ。

「実は、私も鈴木を•••」

「えっ?」

僕が困るような表情をすると、

「冗談だよー。そんなことしたら捕まるに決まってるだろ。」

そう言い國守先生は、ちーちゃんと光莉を見た。

2人は、目を逸らして何も聞こえていないように振る舞う。

そして僕は「ふぅ」と安堵の息をした。

「私の秘密は、席替えのことでーす。私はねー、いつも席替えの席を考えるときにー、私は親密度で組み合わせていまーす。」

すると、ちーちゃんが、

「先生ー。それって秘密なんですか?」

そう聞くと、先生は

「秘密ですよ。だって誰にも話したことがないからね。早乙女さんのは、すでに話したことでしょ。」

そして、光莉も

「先生!ずるいですよー。」

そう言う。

「でも、秘密は秘密だもん。しかも私の勘はよく当たるのよ!だからあなた達はいい感じの席でしょ。」

たしかにそうだが、何でわざわざこんなに面倒なことをしているのだろうか?

「よし!私の秘密も喋ったし次の•••」

そう言いかけたとき、

「ピーンポーンパーンポーン 國守先生、國守先生、至急職員室へお戻り下さい。」

そして、國守先生は、

「忘れてた、職員会議だった。みんなすぐ終わるから待っててね。」

そう言って、前の扉からではなく後ろの扉から出て行った。

「最初から後ろの扉、開いてたの?」

光莉が、残念そうに言う。

扉が開いている。

つまり僕たちは•••

不良への一歩を踏み出した。



前書きの通り、本当に申し訳ありませんでした!

心の中では、ブラック会社に勤めているサラリーマンのように土下座しています。


次回は前回の次回予告とおなじです。


それでは今回も読んで頂きありがとうございます。

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