表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

プロローグ


「あー異世界に行きてー」


それはネット小説を読み終わった後にいつも言うセリフだった。俺はどこにでもいる高校生だ。

ただ、友達はいなく、彼女もいない。そしてネット小説にはまっているただのぼっちのオタクだ。


「あ~俺も死んだら小説みたいに異世界に行けるのかな~」と

自分の部屋にあるパソコンの前で一人でつぶやいていた。


「腹減ったからコンビニでも行くか」


俺はコンビニに向かった。コンビニに向かっている途中に信号にひっかかっる。「ちっ、ここの信号いつも長いんだよ。」そんな事を言いながら待っていると一台の車がすごいスピードでこっちに向かってくる。俺はその車を見て、あることに気づいた。


「お、おい。あの車の運転手見ろよ!」

どうやら俺の隣にいる人も気がついたようだ。


「あの運転手めっちゃ胸でかいぞ!」

違う、そうじゃない。


車の運転手は居眠り運転しているのだ。


「みんなー、逃げろー!」


俺はそう叫び逃げようとした時、転んでしまった。


自分の足が絡まって転んでしまったのです。

終わった、俺の人生。はぁ~こんな歳で人生が終わるなんてな。

死に際に何かが頭の中に流れ込んできた。これが俗に言う走馬灯か。これで俺も小説みたいに異世界に転生できたらな~。

そう思いながら俺の意識は消えていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



  「ん、ここは?」

俺は白い何もない空間で目が覚めた。

目の前にはなんかちょっと神々しい銀髪のツインテールの少女が立っている。少女にツインテールとか最高かよ。


「お前はわしのイタズラによって死んだ!」

なんか少女がほざいている。この子ちょっと頭がおかしいんじゃないだろうか。まぁここには俺とこの子しか見当たらないからからここがどこか聞いてみよう。


「お嬢ちゃん、ここはどこか知ってる?そして誰かな?」


「ああ、いっぺんに話すでない。ちゃんと説明してやろう。まず、ここはどこかと言う質問じゃったな。ここは死後の世界、死んだ者がここにきて、ここから別の世界へ転生していくんじゃよ。」


「え、マジで。ここ死後の世界?俺転生できる?」


「もちろんじゃ!まぁ何に転生するかはランダムじゃがな」


「っしゃあ!マジで転生できるんだ、いやー死んでよかったわー。

ん?ちょっと待て。何に転生するかはランダム?」


「その通りじゃ!虫に転生するかもしれんし、鳥に転生するかもしれん」


「はあー、ふざけんなよ!って何で君がそんな事いろんなこと知ってんの?」


「何でって私が神だからじゃ」


「は?神?」


「そ、神様じゃよ!」


「へぇ~そっか~神様か。ってそんなわけあるかい!このロリっ子が神様なわけがない!」


「本当じゃ。普通の少女がこんな事知っとると思うか?そして、こんな神々しいオーラ放てると思っているのか?」

神様がない胸を反らして威張っている。


「まぁ、確かに。そんな事よりも俺を普通の人間に転生させてくれよ!あんたのイタズラで俺は死んだんだからな!」


俺は神様にそういい放った。


「うぐっ、確かに。まぁ、わしのせいで死んだんだからいいじゃろ」


「やったー!これで晴れて異世界転生だー!ありがとうございますロリ神様!」俺はロリ神に土下座をした。


「もののついでじゃ、何か叶えてほしいことはないか?」


「え、マジでいいんですか!それじゃあ、まず髪の色は白色で、体格は普通の高校生ぐらいにしてください!あと向こうで言語に困らないようにしてください」


「それだったら転生ではなくて転移になるがそれでもいいのか?」


「あーそうか、まぁ異世界に行けたらなんでもいいや」


「よし、わかった。他に注文はあるか?強くなりたいとか、魔法のチートとかもあるぞ」


「え、魔法?どんな魔法があるんですか?」


「炎魔法、水魔法、風魔法、光魔法、闇魔法あとは……それぐらいじゃな」


「あとはなんだよ。教えてくれよ」


「あとは…召喚魔法じゃよ」


「なにそれカッコいい!召喚魔法でお願いします‼」


「えー、あんまりオススメせんがそれでもいいのか?」


「カッコ良ければ何でもいいですよ。チートだから強いはずでしょ?」


「まぁ、よかろう。それだけでいいかの?」


「あと、神様に聞きたいこととかでてくるかもしれないので、いつでも神様と会話できるようにしといてください」


「わかった。では確認するぞ、髪の色は白色で体格は高校生ぐらい、チートは召喚魔法でいいんじゃな?」


「はい。それでお願いします!」


「では、さらばじゃ」


神様が俺に向かって手をかざすと俺の意識は消えていった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ