突然の出来事
どうも開いていただき、ありがとうございます。
創作混じりの歴史、拙い文章、下手な表現などもございますが、目を通して楽しんでいただければ幸いです。
「………は?」
意味が分からない。
それもそうだ、俺は目が覚めたらここにいた。
目の前に広がる殺風景な景色
そこらに転がる骸
明らかに俺のいた時代なんかじゃない
しかし、何処か既視感を感じていた
そして少しそこらを歩いてみると地図と一枚の紙が落ちていた
「もう何がなんだかわかんねぇ……ん?これは…」
地図と紙を手に取り読んでみる
[その場所の地下にとある人間が数人いる。そいつらは私のとある計画のための実験で吸血鬼の試作なんだが……どのくらいの性能なのか確かめたい。
と、いうことでだ、約束通り私の言うことを聞いてもらう。君と戦わせて戦闘のデータを取りたい。
よろしく頼むよ
by名も無き少佐]
と、地図には赤で×印が付いていた
「………ますます意味が分からん。約束?俺はそんな化け物と戦うような約束はしないし、そもそも俺は約束をするような人間なんかじゃない……何を言ってやがる…」
(そしてこの書き方…俺がここに来るのを知っていた…?)
その時、何が倒れる音がした。
俺が音の発信源へと進むと倒れている老人を見つけた。
「おい!大丈夫か!?」
「もうわしは嫌じゃ!これ以上こんなことするなんて命がいくつあっても足りゃしない!やめてくれ!」
俺が駆け寄ると老人は怯えて、走り去ろうとする。
「待て!」
俺はすかさず腕を掴んだ
「俺はその研究?とかいうのとは無関係だ、俺の質問に答えて欲しいだけだ。」
老人は俺のことを暫く眺めてから口を開く
「……君、ここの人間じゃ無いね?服装はよく分からないものを着ているし武装は…その拳銃1つか……
確かに君は奴等とは違うようだ…」
「では俺から質問させてもらう。ここはどこだ?」
「まぁ君が驚くのも無理はない、ここはドイツ第三帝国のオストマルク州だよ。因みに今は1939年の9月2日だ。」
(1939年……?オストマルク州……ってことは俺らの時代ではオーストリアか、向こうの方にいる兵士らしき人を見るに第二次世界対戦が始まってんのか…)
考え込む俺に老人が口を開く
「その×印のところに行くならここから東にまっすぐ進んで途中に戦車が置いてある横の路地を進んでいきなさい。」
「……悪いな、じゃあ失礼するぜ」
俺は駆け足でその場を後にする
「………君も……後悔することになる…」
老人の声は俺に聞こえることはなかった
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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