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私は未来世界はモデリングでイメージを深めます

 私がSF小説を投稿する際、その舞台のイメージを深める為にモデリングをします。

 例えば潜水都市アトラスのエピソードを書く場合は、以下のような簡単な外観のモデリングをメタセコイアで行いました。


 アトラス、上から見た図

挿絵(By みてみん)


 アトラス、下から見た図

挿絵(By みてみん)


 なお、ACT1に出てくる敵ロボット、アイアン・エンジェルに関してはMMDモデルまで作ってニコニコにダウンロードできる形で登録しています。

挿絵(By みてみん)


 2114年スラムのバイク便の登場人物、ボウが乗る改造バイクも同様です。

挿絵(By みてみん)


 他のファンタジーやコメディと違って、縦横に複雑な未来の地形を深くする為で、例えば創作の未来銃や未来バイクをモデリングしてもパーツ一つ一つに理由を付けて、そのオブジェクトの設定をより深く構築するのに役には立ちます。

 若干ダサめのパワードスーツもMMDモデルとしてモデリングしましたが、実際に自分で構築してみる事で、『左右太ももの隙間、めっちゃ狭いのにどうやって装甲と関節構造入れるんだよ!?』とパワードスーツの弱点に気が付けたりします。

 完全オリジナルな未来オブジェクトを作るというのは大変に精神力を消耗する作業で、既存の物を模倣するよりもしんどいのではないかと思います。


 モデリングもそれなりに楽しいもので、作成途中の未来カー等もあるのですが仕事の忙しさとなろう連載の忙しさでストップ中です。

 何年間も……。


 ただ今回、次のACTで舞台がメガフロート都市のポート・マナウルに変わった事で、その舞台の外観イメージを久しぶりにモデリングして構築しようとしており、若干時間が掛かるかもしれません。

 また、私はモデリングにメタセコイアを使っていたのですが、機能的に不満が出てきたことと、世界レベルでメジャーだからプラグインや対応ソフト、解説サイトの豊富さもあってblenderに移行しようと思っており、blenderを使って基本操作を覚えながらやろうと思っています。

 また、都市のようなカックカックしたものはblenderでいいと思いますが、人間とかはsteamで見つけたMasterPieceVRを試してみようと思います。

 これ、HTC Viveとかを使ったVR空間で粘土細工を練り上げつつ色塗り出来、ボーン入れも出来て、アニメーションも作れる……と言う風にPVで受け取ったのですが、値段が二千円ちょいでした。

 もし本当なら高機能すぎ、凄すぎで正直半信半疑です。


 なお、未来バイクをモデリングしていた時に思っていた事を正直に書くと以下のような物でした。


「もういい、細部が荒いけどもういい、完成させたい。俺を解放してくれぇ!」


 格好良い細部を作っていると、果てしなく時間が掛かります。

 作りたいオブジェクトは幾らでもあるのにその内のたった一つが終わる気がしない。

 3Dゲームで目茶苦茶格好良いメカをモデリングするプロは凄いですわ。

 しかも私は実在する銃の精密模倣とか、実在するバイクの精密模倣では無いので、細部もそれらしいのを自分で考えなければなりません。

 それをやってのけるオリジナル未来メカのデザイナーは凄いと思います。

 鳥山あきらさんとか、大友 克洋さんとか凄いですね。

 そしてもう一つ思ったのが


「皆オリジナリティや想像力無さすぎ。

 いつまでたってもバイクのデザイン変わってないじゃないか。

 毎年毎年、コンセプトカーですとか、コンセプトバイクですとか出てるけど、既存のデザインから全然逸脱出来てない」


 目を見張る革新的デザインって無いですよね?

 車は皆、4輪でガワが変わるだけ。

 バイクは皆、2輪でガワが変わるだけ。

 20年以上経っても金田のバイクを超えるデザインは現れません。

 私のオリジナルデザインの鵺スーパーカスタムは1列4輪で、フレームを変形させて2輪に変われるバイクです。

 巨大なフロントガラスが横風を受ける事でハンドルを取られる危険性を考慮し、ハンドルはジョイスティック型で前輪は上部フレームから独立しています。


 皆のSF妄想パワーが足りないのですよ。

 私はその飢えを満たす為、今日もSF小説を……。

 はちょっと置いといてblenderの練習を兼ねながらポート・マナウルのモデリングをします。

 ……忙しい合間に。


 普通のメガフロート都市にするつもりは有りません。

 東南アジアと繋がり、華僑の支配するメガフロートです。

 水路を作って傘を被った人が小舟に野菜載せてあちこちたむろってるのは外せないですね。

 それがサイバーパンクというものです。

 モデリングの過程で、『こういうのも付けてみよう』を発見していこうと思います。

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