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私がレブナントなのは何故か?

 今回の話は実は最初、延々と私の心の中に今までの人生で蓄積した大量の毒を下痢便のように垂らしまくって書いていました。

 もちろんそんな物、大勢に公開する物でも無いし、人の反感を買う可能性を高める私にとって得にならない内容です。

 そしてある程度書いて、しばらく葛藤してやっぱり全部消しました。


 でもそれは人間としての仕方のない生理現象なのだと思います。

 言葉にして文章に書いてみる事で、私の心の中にあった実体のない魔物が姿を明らかにしてくれました。

 内容はえげつないもので、とても人に言えるものではなく、本来黙って飲み込んでしまう物です。

 でもそれで黙って飲み込んでしまうと、魔物は心の中でグングンと肥大化していき、生き物としての私の心は死んでいきます。

 口では絶対に言わないけど鬼を心の中に飼って私の人としての心が死に、レブナントになってしまうのです。

 皆が生き生きと目の前の出来事、人とのやり取りに健康で人が生まれ持った情緒を同期させながら生きていますが、私は鬼を飼っているがゆえに、人と相容れない一線を作ったまま、良く分からない人として生きていくのです。


 そして多分私の母親も心に鬼を飼っていたのだと思います。

 思っても絶対に口に出せない考えや情緒、それを飲み込むが故に健康な情緒を持つ人から離れておかしくなってしまう。

 その瘴気にあてられて私の人生も狂ってしまったと言う事です。


 前に名も無き多肉さんという方が話題になるエッセイを書いていましたが、彼も似たような物でしょう。

 たまりにたまった下痢便を垂れ流した、それは自然で健康的な事です。

 普段人に言えず、飲み込んでしまうのは、必ずしもその内容が自分が正しいと言えないからです。

 どうにもならない幼稚な感情、理不尽な怒り、色々あると思います。

 お前だけじゃない、むしろお前よりもっと過酷で不幸な奴はいっぱいいると言われるのは分かっている。

 だからそれを飲み込んでしまう。

 本当に健康的な人間なら、思った事を全て吐き出して、それで自分の生きた情緒を取り戻して人間社会で上手くやっていくのだと思います。


 もしも私の心が生きていたなら、多分もっと欲求が次々と出て積極的に動けたでしょう。

 もっと人と関わり合い、人生に喜びも感じたかもしれません。

 でもまぁ、その幸運を享受している人間は何万人、何百万人も居るでしょう。

 じゃぁそいつらに任せた。

 私は不幸にもレブナントとして生まれてしまったので、レブナントの道を進むしか有りません。

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