表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/61

サイ〇ーパンク2077、現時点での感想2

 キアヌが登場しました。

 何というかストーリーがアンドロイドの救世主そっくりで、どこかの放火魔みたく「パクられたぁ!」という気持ちになりましたが、分かってます。

 サイバーパンク物を書いている人であれば、多分誰でもあのストーリーラインは思い付くんだと思います。

 物凄いカリスマテロリストが物凄い事を起こそうとして、失敗して記憶がROMられて、主人公に何らかの形でインプラントされて、主人公にそいつの記憶が流れ込んで。

 ですね。

 少し違うのはアンドロイドの救世主のテロリストは根っこが善人で、サイバーパ〇ク2077のテロリストは目的の為ならいくら殺戮しようと構わない犯罪者寄りな所ですね。

 ここら辺は物語を書いた人間の本質というか、個性が出るのだと思います。

 私はまだアンドロイドの救世主を執筆中なので、サイバーパ〇ク2077を私がプレイし終わる方が当然早いでしょうけど、せめてここから先はサイバーパ〇ク2077を超えて行かないといけないですね。


 で、さらに追加の感想です。


 〇かなり日本に忖度してくれてる

 登場する武器名や企業名、メインキャストに日本人が日本の物が大量に登場します。

 まぁ、サイバーパンク者の原点からしてニューロマンサーでしたっけ?

 日本が舞台ですし、映画のブレードランナーにも日本が登場しますし、これは忖度というよりサイバーパンクというジャンルのお決まりみたいなものかも知れないですね。


 〇ガソリンエンジンを熱烈に愛している

 西暦2077年であるにもかかわらず、道路を走っている車もバイクも全部ガソリンエンジンの音がします。

 電気自動車とか全然居ません。

 見た目や内装は未来感があるけど、全部ブロロロロロとエンジン音立てて動きます。

 自分が知らないだけでサイバーパンク物のお決まりなんですかねぇ?


 〇敵がカッチコチですわ

 元々FPSというよりRPG寄りなゲーム性と言ってるだけあって、主人公のレベル上げて装備強化しておかないと敵がえげつないくらい硬いです。

 マンティスブレードとかいう折り畳み式のEMPブレードみたいなの装備したサイボーグを討伐しようとして、まず手りゅう弾を10発くらい投げました。


 ドガァン 「オオゥチ!」

 ドガァン 「オオゥチ!」

 ドガァン 「オオゥチ!」

 ドガァン 「オオゥチ!」

 ドガァン 「オオゥチ!」


 痛がりモーションと足元手りゅう弾爆発の連続ハメです。

 手りゅう弾使い切っても敵は倒れません。

 遂に手りゅう弾が切れて、高速移動しながらこっちに突っこんできてマンティスブレードを振り回します。

 こっちは身をかわしながら近接でショットガンを何度も何度も胸や頭に当てますが全然倒れません。


 ザクッ、ザクッ

 バタッ

 ゲームオーバー


 こっちは一瞬でやられました。

 結局倒すのは諦めてその場を去りました。


 他にもマップ上でサブミッションの討伐ミッションみたいなので敵が沸いている所に難易度がちっちゃく書かれているのですが「中」は何とか読めたのですが次に行こうとした場所は「中」では有りません。

 「極」なのか「低」なのか文字がつぶれててどうしても読み取れません。

 私がプレイしている解像度が低いと言うのもありますが、どう頑張っても読めないのは辛いですよ。

 ただ、「中」の難易度の敵ならそんなに苦労しなかったので大丈夫だろうと行ってみました。

 相手はミリタリーな服装の敵です。

 まずは忍び寄って、背後に到達したので至近距離から後頭部にショットガンを叩き込みます。


 ドゴン! (敵、気付く)

 ドゴン! (敵、銃を構えながら振り向こうとする)

 ドゴン! ドゴン! (アラート状態になって大勢こちらに注目する。私はさっさとこいつ片付けて一旦距離を置こうと心に決める)

 ドゴン!

 タタタ! (敵、ついにこっちに銃で射撃開始)

 ゲームオーバー


 レベルと装備の差ですか。

 こっちが至近距離からいくら後頭部にショットガン叩きこんでも死なねーのに、こっちは銃撃数発食らって死にました。


 ロードしなおした後、正直一度はあきらめてその場を立ち去ろうとしました。

 でも思い直しました。


 理不尽だからこそ、面白い。

 理不尽だからこそ、それを乗り越える攻略が私にネタを授けてくれる。


 理不尽なバランスなら正面から正々堂々とスポーツの様に勝負しなければいいのです。

 どうあがいても絶対に勝たざるを得ない状況に追い込めなかった自分が悪いのです。

 私は大量のスナイパーライフル弾をクラフトして一旦バイクでその場を離れ、ぐるりと回ってその敵がたむろしているエリアを見下ろせる山に登りました。

 そして射程ギリギリの高所からしゃがんだ状態で、そいつらを狙い撃ちし続けました。

 位置取りはこれ以上ないくらいに完璧。

 自分が高所の突き出た崖っぽい出っ張りにいるので、リロードの間は後ろに下がれば相手から射線を切れるので安全、逆に相手は下側にいて、まばらに木が生えただけの土と多少の岩石が転がった平地です。


 敵がカッチコチですわ。

 トータル100発近く用意してた弾丸の内、80発近くを、一発一発冷静に狙って当て続け、ようやく一人が倒れました。

 MMOのレイドボスかよ!

 敵は一定以上持ち場を離れられない縛りでもあるのか、ある程度以上距離を置くと追いかけて来ないので一旦下がってじっと戦闘モードが解除されるのを待ちます。

 そして平和モードになったら再びスナイパーライフルの弾をMAXの100発くらいまでクラフトします。

 そして再び狙撃位置に移動し、一発一発冷静に狙って撃ちます。

 敵の反撃の射撃もこの距離では連射のブレで私の上下左右にそれていきますが、稀に命中し、しかも3発も当たれば死にかねないので治療しながら狙撃し、敵が3人ほど固まってたら手りゅう弾を遠投します。


 それを合計3往復くらいしてようやく壊滅させました。

 そんな卑怯で姑息な事したらミッションクリアできて当然だろ?

 勝って当然、勝つ以外の事が起こりようがない状況を作る事こそが攻略であり、戦術です。


 まぁある意味面白かったけど、えげつな過ぎですわ。

 そりゃRPG的な成長要素を実感させるなら敵もそれに合わせて超強力にしないといけないのかも知れませんが、もうちょっとなんか別の手段無かったんですかね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ