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サイ〇ーパンク2077、現時点での感想

 まだ恐らくストーリーの本筋の序盤もまだ超えてない状態だと思います。

 で、現時点の感想です。


 〇世間で言われるほど酷いバグだらけには今のところなってない

 どうやらPS4版がスペック的に無理があってバグ酷いそうですが、私はPC版だしVR出来る程度にはスペックもあるのでそれほどひどいバグは有りません。

 確かにNPCに話しかけた時にそっぽ向いたまま口も動いてるか微妙な状態で答えたり、突如目の前にNPCや車が沸いたりしてた気もしますが、これほどの大作ともなれば多少粗が有っても仕方が無いです。

 GTA5とかは比較対象にするのが間違いです。


 〇文字ちっちゃくてシステムが良く分かんねぇ

 インベントリの中のハンドガンやライフルにカーソルを当てると解説が色々書いてあるんですが、正直言って文字が小さくて読むのに苦労するし、その内おっくうになって読まなくなります。

 なので武器の特性なり、アイテムの特性なり色々有るようですが私にとって無いようなもんです。

 日本語だから文字の密度が高くて良く見えないのか、実は英語圏の人にははっきり見えてるのか分かりませんが、もうちょっと何とかしてほしかったですね。


 〇マップと世界感は申し分無い

 希望通り巨大構造物と中華や和の混じったサイバーパンク感で溢れてますし、サイドミッションも悪くないです。

 後地味にいいのが、いつでもどこでも自分の車をボタン一つで呼び出せる所ですね。

 人の視界を記録したチップをVR再生して、赤外線や音の認知能力を増強して色々な捜査をしたりというアイデアも素晴らしかったです。


 〇何に攻撃されてるのか良く分かんねぇ

 敵集団との戦闘中に、どこにも敵の姿が直接見えてないのに突然画面下部にメーターが現れてバーが進んでいき、突然自分の体が発火してダメージを受けます。

 慌てて必死に周囲を見回してもやっぱり敵の姿はなく、自分に対してグレネードを投げられている訳でも銃で撃たれている訳でも無いのに何度も何度も自分の体が発火してダメージを受けます。

 ちなみにそのバーの中に何か文字が書かれていたかもしれませんがちっちゃくて読めません。

 恐らく自分が監視カメラの映像越しに敵にハッキング掛けて攻撃出来るのと同様にこっちもそれを受けてるんだろうと思いますし、訳が分からないままやられてしまうのもある意味リアルではあります。

 ただちょっと理不尽だと感じましたね。

 サイボーグなインプラントした人類全員セキュリティがガバガバですし自傷機能なんて元から付けるのはおかしいですわ。


 〇リアルタイムに動的に変化する情勢があったらなお良かった

 私が遭遇してないだけか、まだプレイが浅くて存在に気が付いてないだけかも知れませんが、ゲームにおいてランダムで変化する要素は面白さに大きく寄与します。

 Diabloであればランダム生成されるマップと敵配置のお陰で何度プレイしても楽しかったですし、S.T.A.L.K.E.Rであれば人間の勢力図がリアルタイムに移り変わり、プレイヤーの知らない所で敵対勢力同士が争って建物を占拠する主が変わってたりしますし、動物の繁殖や移動によってフィールドの危険度が移り変わってたりしました。

 プレイヤーにとって未知な事が多い程、色々な情感を感じる事が出来ると言う事ですね。

 固定の土地で、固定のサブミッションが発生して、クリアしたら消えるだけ、もしくは用意されていた次のサブミッションが発生するだけでは一度プレイすれば飽きますし深みが感じられません。


 〇もう少しねっとりとした濃い目の人の繋がりが欲しかった

 もちろん主人公とストーリーの本筋でずっと絡んでいくキャラクターは存在しますが、少し本筋から離れるとドライな感じで遠くに消え去ってしまい、孤独に街をさ迷う事になります。

 私がサイバーパンク大好き、未来世界大好きというのは、大勢の人の中に埋もれているのが多分実は好きなんだと思います。

 例えば主人公に常に付き添ってくれて、状況に応じた反応をしてくれるパートナーを、何処かの隠れ家なり組織なりからいつでも連れ出せて一緒に活動出来たりとか。

 もうちょっと自宅に帰る理由を作って出迎えしてくれるメイドロボを付けるとか。

 行きつけのお店で親しくなるほど色々話してくれて、持ち帰った色々な話に答えてくれる店員を作るとか。

 ハイクオリティのグラフィックスや何百人ものグラフィックスデザイナーを働かせて作る無数の背景オブジェクトも悪くはないですが、そう言った人間関係の深さを充実させてくれたらなお良かったですね。

 後はそのキャラクターの個性も重要ですね。


まぁゲームは面白いですし、ケチをつける気は無いです。

ただ、自分の『好き』が何なのか、もうちょっと分析して創作に役立てたかったという事ですね。

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