Steamでサ〇バーパンク2077を購入した
ゲーム開幕からびっくりしましたよ。
なんかいっぱいキノコが主人公の車のフロントガラスに映ってました。
「ん? フロントガラスに泥の汚れでもついてるのかな?」
と思って良く見たらはるか遠くのフィールドの木々が透けて描画されている。
こりゃスターウ〇ーズ・スコードロンと同じくまともに動くパッチが出るまで封印かなと諦めかけました。
でも少し調べたらグラボのドライバーをアップデートしたら直るとあったので、やってみたら直りました。
取りあえずチュートリアルを終えてストーリー最初の戦闘で死んだ辺りで今はストップ。
アップデート後は目立ったバグは有りませんでした。
ちょびちょび進めていくつもりなので、クリアするのは来週あたりなのかなと想像してます。
ネタバレもあまり知りたくないので細かな情報は仕入れてませんが、私が思うこうだったらいいな、こうだったら最高に面白いだろうな。
こうだったらちょっと残念だなを想像で書き連ねていきます。
そしてクリア後に見返してみましょう。
【こうだったらいいな】
〇武器の種類やカスタマイズが豊富で、リアリティがあったらいいな。
私が今まで遊んだゲームの中に、S.T.A.L.K.E.Rってのが有りました。
そのゲームでは武器に劣化具合のパラメータやカスタマイズ、同じ形式の武器でも特定NPCのスペシャルエディション的なものがあったり、壁の貫通性能の個性もあり、一番良かったのは距離に寄る弾道の落下で、照準のレティクルがちゃんと意味を持っていた事です。
レティクルってのはスナイパーライフルの望遠鏡みたいなスコープを覗いた際に、
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みたいな放物線っぽい目盛りが付いた奴で、照準に映る人間の身長から敵との距離を推定し、銃弾の自由落下位置を推測して狙いを調整する奴です。
スナイパーライフルでヘッドショットを一発で撃ち抜くのにもテクが必要になります。
銃の個性や劣化具合でブレが生じ、状態の悪い武器でも妥協して近距離で使ったりします。
また、銃弾の威力も納得のバランスでした。
こういうリアリティにあふれていいなと思います。
逆に萎えるのは、デウスエクスの高難易度がそうなんですが、ダメージ強化したスナイパーライフルを二発敵にヘッドショットしても敵が倒れないとか。
そもそもリボルバーのレーザーサイト付けたらスナイパーライフルの上位互換になったりとか。
敵を狙う際に照準のクロス部分にどんな遠距離だろうが弾丸が真っすぐ飛んで当たるからレティクルのデザインなんてただの雰囲気作りだったりとか。
銃の種類があるように見えて、ストーリーに従っていけば結局弾丸が手に入らなかったり、武器バランスが悪くて使う武器は固定になってしまったりとか。
〇ジェットコースター方式じゃなく自由度が高くてサブストーリー豊富だったいいな
S.T.A.L.K.E.RやFalloutシリーズみたいなやつですね。
この2つのシリーズでは駄目な理由は、サイバーパンク世界ではないところ。
サイバーパンクな世界を当てもなくうろうろしてみたいです。
冒険と発見と魅力的な報酬が隠されていてほしい。
〇中華の混じった勘違いジャパンワールド全開の空間が広がっていたらいいな
看板に意味不明のひらがなが書かれてずらりと立ち並んでたり、鯉が水槽を泳いでてニンジャとヤクザが障子を開いて飛び出てくる感じですね。
〇未来感と情感溢れるサイバーパンクな風景を観光出来たらいいな
ウォッチドッグスとか言うゲームもありますが、あのくらいの世界はまだ私から見たらサイバーパンクの未来世界よりもうちょっと現在寄りです。
もっと奇想天外な巨大建造物で溢れていてほしい。
【こうだったら残念だな】
〇シナリオ一本道のジェットコースター
バイオハザードみたいなやつですね。
それなりに楽しいでしょうが、それでは今まで大量に出たFPSと変わりません。
〇武器が只のファッション
カウンターストライクのように、スナイパーライフルは存在はしてもそれが有効に使える距離で敵と戦う事なんてないから只の高威力のキャノンでしかないとか。
ショットガンは存在するけど拳銃の方が強いからショットガンが有効に使える状況も利点も無いとか。
〇絵は綺麗なんだけどサブストーリーの数とクオリティが低い
私はGTAもやってましたが、GTA ViceCityより2作も後に出たGTA4をプレイして、正直ViceCityのが面白かったなという感想を持ちました。
ストーリーも良くできていましたが、サブストーリーやサブミッションにも遊び心が豊富でクオリティが高く楽しめました。
金を掛けたからといって作れる物ではない、クリエイターのセンスだと思います。
〇クリエイターがその作品やジャンルの良さを理解してない
例えばDoom。
初代や2はマップと敵の配置がパズルであり、アートだったんです。
それぞれのステージにテーマが感じられ、アクションパズルとして完成度が高かったです。
でもDoom3以降、グラフィックの技術こそ向上しましたが制作者は只敵がいっぱい出てきてスプラッタ―に血肉をまき散らしながら忙しくドンパチし続ける物だという、浅く間違った理解で続編を作っていきました。
なので私はDoom3を最後に、それ以降はやる気になれなくてやってません。
例えばDiablo。
Diablo2は面白くてかなりやり込みました。
でもDiablo3はグラフィックこそ向上しましたが、キャラクターのスキルと装備を組み合わせたビルド模索という概念は完全に破壊されました。
立ちはだかる敵も様々な特徴を持っていましたが、只の回転棒回避ゲームのような稚拙なものばかりになりました。
そもそも敵を攻撃した時に大量に湧き出る数字のダメージ表記なんて要らないし、無いから雰囲気が有って面白かったんです。
形の無い所に形を作り、存在しない概念を存在するように見せるのがファンタジーであり、物語です。
Diablo3はそれを空虚な只の数字の羅列に変えてしまいました。
ストーリーを一旦クリア後、すぐに飽きてしまったのは言うまでも有りません。
サ〇バーパンク2077がただ時間と金だけかけて作り上げた、どこにでもあるFPSの一つで無い事を祈ります。




