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ポート・マナウルのイメージ進捗「スラムエリア」

 ポート・マナウルのスラムエリアブロックです。

 ポリゴンはめっちゃ荒い上に材質一種類ですが、配布するわけでも動画に使う訳でもないので十分です。


 ポート・マナウルのスラムエリア全景

挿絵(By みてみん)


 都市部の基本構造として、地下に生活インフラや交通網が有り、地面のプレート一つを挟んで上に人々の活動する建物群があります。


 左側は工業エリアです。


 左奥はスラムであり、ジェンガ状に人々が建築基準を無視して作り上げたスラム街があり、最奥にはマフィアのボスの住むタワーがあります。

 勿論スラム街の住人は全員マフィアのボスの手駒であり、人は石垣、人は城とでもいうようにあえてタワーの周囲にごっちゃり住まわせています。

 当然侵入者も、脱出者も覚悟が必要です。


 右奥は遊技場であり、スラム街とは大きな道路で続いています。

 一般人の物好きや、追い詰められてヤケになった人が入り込みうる場所でもあります。


 右手前は工業エリアの大きな権益を握りつつもマフィアと対立し始めている有力政治家の家です。

 勿論物語なので平和には済まず、周囲をマフィアに包囲されつつ、主人公達が有力政治家の私兵と協力して戦う展開もいいなと作っていて思いました。


 ニョロニョロと分岐している道は地下を走るオートキャブの道路です。

 ポート・マナウルは新興国である事も有り、先進的で実験的な施設としてオートキャブと言う名の無人タクシーが主要な移動手段です。

 地下駅で無人のAI運転のタクシーに乗り込み、目的地を指示する事で自動運転して目的地の地下駅に到達します。

 地上ではなく地下を走る理由の一つとして風雨による劣化の緩和、AIが運転する道路状況の複雑化の緩和があります。

 オートキャブ用の地下道路は交通渋滞を引き起こすような十字路が連続する碁盤の目構造ではなく、人間の体中を巡る毛細血管を参考にした構造になっており、基本的に交差点や直角の曲がり角は無く、スタートからゴールまで一方通行です。

 その為、オートキャブ自身が血管を巡る血小板のような感じで、最高速、最適解の通路を進んでハイスピードで目的地に到達します。

 また、人間の大動脈にあたる地下高速道路があり、上下2層構造になっています。


 地下高速道路

挿絵(By みてみん)

 上下2層の上が超高速移動用。

 下が低速移動、かつもうすぐ横に分岐する車用です。

 なお、高速道路に乗り込めばオートキャブは自身の駆動力ではなく、高速道路の地面が発する電磁力によるリニア移動に変わります。

 その力を効率よく利用する為、高速道路のリニアに移動をゆだねた瞬間にオートキャブは車高を下げます。

 これによって高速道路の管制システムが最適な運航制御を行います。

 ……予想外のトラブルが無ければ。

 また、当然上下の行き来も横から出来、Uターンをする場合は上層は上側をブーメランの軌道の様に斜めに回る通路を、下層は下側を回る軌道を描く道がありますが、結構急角度なので慣れない乗客はびっくりします。


 オートキャブ駅

挿絵(By みてみん)

 オートキャブは地下鉄の駅のようにここに停車し、人々は乗車、降車を行います。

 メインの交通手段と言う事も有り、現代の一般的なタクシーと違って、子供の日常使用も可能なくらいに低価格です。

 なお、このスラムは駅の段階から危なさを醸し出しており、遊技場へ上がるエスカレーターは使えますが、スラム街側へ上がるエスカレーターは違法に障害物で封鎖されており、迂回する必要があります。


 いやぁ、モデリングしていくと色々と物語が浮かびますね。

 最初はすぐに日本に返るつもりだったけど、アトラスと同じかそれ以上に話数を使うかも知れません。

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