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#001 名探偵ケイヤのはじまり

「そういえば、最近、圭也私とヤッてないね」いきなり、凄い質問をされ

「俺だって保健の授業であんな脅されなかったらヤッてたよ」

そんな、ふざけた会話をしていると怪しげな男2人の会話が聞こえてきた。

一人は身長の高い銀髪の男。

もう一人はスーツのサングラス男。

「奴がスパイというのは本当か」

「ええ、間違いありません・・・兄貴。あいつはいま逃走中ですから」

「フッ・・・見つけ次第殺せ。俺の確認は首から上で十分だ」

「分かりました、他の奴にも伝えておきます」

「頼んだ、俺が確認したらボスに報告する」

(な、なんなんだこいつらは!?)

圭也は聞いてはいけない会話を聞いてしまった。

推理小説をよく読んでいてこういう事件に好奇心旺盛な圭也は退室する二人を尾行した。

「ちょ、ちょっとどこ行くの?」

この質問に答えは返ってこなかった。


 -路上-

歩く2人を十分な距離を取りながら尾行していた。

「兄貴、他の奴らが見つけられていないそうです」

「大丈夫だ、奴の行くところなんざ見当がついている」

「本当ですか!?」

「ああ、奴なら例の港に行くさ。あそこは奴にとって特別な場所だからな」

そのまま2人は港近くの使われていない倉庫へ入った。

そこには髭を生やした男がいた。

「ここに組織のネズミがいたぞ!」

「お、お前どうしてここに!?」

「フッ、貴様の行動は見え見えなんだよ。だから貴様がNOC(スパイ)だということが分かったのさ」

高身長の男はサングラスの男に射殺命令を出した。

「分かりました」

そうすると、サイレンサー付きのベレッタを取り出し銃口をスパイに向けた。

「恨むならスパイをお前に頼んだ上司を恨むんだな!!殺れ・・・!!」

カチャッ・・・パシュッ!

「うぅ・・・・・・」バタンッ!

そのスパイはその場で倒れこんだ。

「でも、兄貴・・・この死体どうします?」

「ここを燃やして骨だけにするさ。そうすれば、射殺されたことも、誰なのかも分かりづらくなる」

(奴ら何者なんだ!?巨大な裏組織か!?)

圭也はスマホのビデオにこの光景を納めていた。

「じゃあ、兄貴ここを出ましょうか」

「いや・・・」

男が不敵な笑みをこぼす。

「ネズミはもう1匹いる・・・」

「えっ、本当ですか?」

(や、ヤバイばれた!逃げないと!)

出口へ行こうとすると閉まっていた。

(何!?追手を予想していたのか!?)

2人が詰め寄る。

「おい、ネズミ小僧!どういうつもりだ?」

「あ、兄貴。こいつ中学生ですよ・・・間違って入ってきたんじゃ?」

「いや、こいつはあのレストランから俺をつけていた。まさか、ここまで来るとは思わなかったがな」

(どうする!?逃げ場はないぞ!)

「爆弾を置け!発火は手榴弾でする」

「分かりました」

爆弾を設置後2人は倉庫を出て行った。

「消えろ・・・2匹のネズミたち」

手榴弾を倉庫へ投げ込んだ・・・

ドカーンッ!!!!!!!

主人公圭也、絶体絶命のピンチ!どうやってこの危機を回避するのか!?

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