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ゲームの軍隊と異世界攻略  作者: RIGHT
第2章 Operation Dragon Slayers
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第2章3 出会いと祭り

[7月8日 07:00時]

〈アメックス王国 フォート・ディール 執務室〉

フェンリル軍GDU1stIB 七海優香 TACネーム:フェアリー


私達はフォート・ベアードよりしっかりとした施設のあるフォート・ディールに降り立った。

奴隷被害者は検査等を受けた後、ここで働くか、他の街に行くか、元の街に戻るかを聞かれていた。多くは誘拐された時に住む場所を失っていた為、ここで働くと答える者が多いそうだ。

商人達や闇ギルドの男達は収容所に放り込まれ、今は脅威の尋問技術を持つ母さんとお話中だ。じき報告が来るだろう。


そして、今私の前にはアメックス王国軍務卿のギャレンさんと親衛軍の5人がいた。


「昨日は聞けませんでしたが、お願いとは?」


私が聞くとギャレンさんは話出した。


「実はレイシス帝国の者が以前捕らえた商人を返却しろ!と言ってきた。」


「はぁ?それで?」


「陛下は当然『犯罪者を返却するつもりは無い!言いたい事があるなら次の大国会議で言うが良い!』と言って門前払いにした。」


「へぇ。やりますね。陛下。それで?」


「そこで七海殿下には、7月27日に行われるルイース大陸大国会議に出席して欲しいのだ。」


「ちょっと待ってください。参加するのは良いですけど、大国会議とは何ですか?」


「まず、このルイース大陸には大国と呼ばれる国が5つある。

1つ目は希少金属が大量に採れる南西部にある我がアメックス王国。

2つ目は北西部山岳地帯にある竜人族の国ドラコグレイス。

3つ目は南東部大樹海にあるエルフと獣人種の国エーリンガム。

4つ目は東部にある島国で魔術大国のヤーハン。

5つ目が北東部を支配する人種のみの最大の軍事力を持つ国レイシス帝国だ。

そしてこの5カ国が年に2回、7月27日と12月27日に大陸中央部の中立国セントラルに集まり、条約の締結や貿易品目の要請などを行うとともに、自国の技術や力を見せ付ける場がルイース大陸大国会議だ。

七海殿下の国フェンリルはこのルイース大陸では間違い無く力や国土、技術のあらゆる面に置いて他の国を凌駕していますが、ルイース大陸には我がアメックス王国以外に繋がりが無い。そこを陛下が心配し、今回参加を要請した。」


「なるほど。

わかりました。喜んで参加させていただきます。

場所は大陸中央部の中立国セントラルのどこですか?」


「セントラル首都ドグマにある大宮殿だ。」


「大宮殿…。ヘリを止められるスペースはありますか?」


私は緑茶を飲みながら聞いた。


「この基地の3倍程の広さの庭があるから大丈夫だろう。」


「ブフッ!」


私は思わず緑茶を吹き出してしまった。


「ゴホッゴホッ!わ、わかり、ました。ありがとうございます。会議の日を楽しみにしていますよ。王都まで送らせますよ。」


「あ、ああ。助かる。では会議の日に会おう。」


ギャレンさんと親衛軍は部屋を後にした。


「大国会議にレイシス帝国か。楽しくなりそうね。」


私は悪い笑みを浮かべ準備を始めた。


[08:30時]


私は簡単な指示を出した後は報告書を読んでいた。すると報告書に気になる記載を見つけた。


「幽霊?」


報告書には時々海軍の艦艇の艦内に、制服を着た見慣れぬ少女が現れたり、話し声が聞こえるといった事が書かれていた。


「気になるわね。…………よし。見に行ってみましょう。」


私は有希達を誘う為に部屋を出て、兵舎に向かった。



[09:30時]

〈フォート・ディール 海軍区画 軍港〉



私は無事3人を見つけ、丁度停泊していたミサイル巡洋艦”やまと”の艦長の有賀中将に会いに行った。


「艦長の有賀中将はどこに?」


「はっ!艦長は艦長室にいらっしゃいます。」


「そう。ありがとう。」


私はやまとに乗艦し、近くにいた乗員に有賀中将の居場所を聞き出し、艦長室に向かった。


〈ミサイル巡洋艦”やまと” 艦長室〉


[コンコン]


「どうぞ。」


返事があったので、中に入った。


「入るわよ、海幸。」


「突然どうしたんですフェアリー?」


「最近海軍の艦艇の艦内で幽霊が出るって報告を見てね。調べみようと思って。」


「ああ。実は私も見た事があるんですよ。気になるので私も一緒に行きます。」


「わかったわ。それじゃあ行きましょう。まずは1番報告の多かった艦橋ね。」


〈ミサイル巡洋艦”やまと” 艦橋〉


艦橋には停泊中と言うこともあり、人はそれ程いなかった。


「フェアリーに艦長じゃないですか。何か御用ですか?」


”やまと”副艦長の 能村佑介大佐が質問してきた。


「ここで幽霊の目撃が多いと聞いてね。」


「幽霊ですか。私も声を聞いた事があります。乗員達の間では艦魂じゃないかと言われていますね。」


「艦魂ね。でもやっぱりいないわね。シャルとアナトは何かわかることは無い?」


「私にはわからないの。」


「そう。」


「アナトは?」


「お姉ちゃん。この船もお姉ちゃんと同じで別の世界からきたんだよね?」


「?ええ、そうよ。」


「だったら多分この世界に来たことで大量の魔力を浴びて魂が宿ったんだと思うよ。この船から微かに魂の力を感じるよ。」


「魂が?そんな事があるの?」


「割と良くあるよ。強い魔力を持つ魔物の血を浴びるとか、素材が魔力を帯びていたとか、色々な理由で魂は宿るよ。流石にこんな大きな船に宿った何て聞いた事無いけどね。」


「なるほど。それじゃあ何で出て来ないのかしら?」


「多分だけど、怖いんじゃないかな。自分の乗員に恐がられて拒絶されるのが。」


「だそうですが、やまと乗員の皆さんどう思います?」


私がそう聞くと能村大佐が答えた。


「恐がる何てとんでもない!やまとは私達の家であり、大切な家族です!」


その言葉に艦橋にいた乗員全員が頷いた。


「まあ。もし出て来たら少しお説教をしないといけませんね。もっと私達を信用してくれてもいいと言うのに。」


有賀中将がそう続けた。


「アナト、なんとかやまとをここに呼べないかしら。」


「え。でも、彼女だったらもうそこに…。 」


と言ってアナトは艦長席を見た。

私達もアナトにつられて艦長席の方を見ると、白い海軍の制服を着た長い黒髪の少女が俯き気味に立っていた。彼女の胸には『FN DCG やまと』と書かれたネームプレートがつけられていた。


「うわ!びっくりした!」


能村大佐が驚きの声をあげると、少女もビクッと体を震わせた。


「あなたがやまとの艦魂ね?」


私が聞くと少女も答えた。


「は、はい。私はこのミサイル巡洋艦”やまと”の艦魂です。」


「どうして今まで出て来なかったの?」


「だって、不気味じゃないですか?今まで意志もなかった軍艦が突然姿と意志を持って現れたら。」


彼女がそこまで言うと、


「そんな事はない!」


有賀中将が彼女に詰め寄った。


「私達があなたを不気味に思う訳がない!さっきも言ったが、私達乗員はこのやまとを大切な家であり、家族だと思っている!そんな大切な存在を蔑ろにするような奴は私が許さん!

そして、やまと!あなたは私達と一緒に数々の戦場を生き抜いてきたのよ!もっと私達を信用しなさい!」


「は、はい!!申し訳ありませんでした!」


有賀中将のあまりの剣幕にやまとは驚いていた。


「わかればよろしい!

そうだ!副長!明日は艦魂達の歓迎の宴会にしよう!費用は私が艦隊司令部を説得する!乗員全員に連絡を入れてくれ!」


「わかりました。そのように連絡しておきます。」


「私は説得と店の手配をしておこう。フェアリーも是非いらしてください。それでは。」


そう言って有賀中将は艦橋を出て行った。


「なんか大変な事になりそうね。

それにしても、凄く愛されてるじゃない。良かったわね。」


「はい!!本当に嬉しいです!」


やまとはそう言って嬉し涙を流していた。


「私もあなたに聞きたい事があるし、場所を移しましょう。能村大佐、私達は食堂に移動します。」


「わかりました。私はここで仕事を続けます。」


私達はやまとを連れてやまとの食堂に移動した。


[10:00時]

〈ミサイル巡洋艦”やまと” 食堂〉


食堂は寄港中の昼前という事もあり、人はいなかった。


「さあ、座って。」


「はい!ありがとうございます!」


やまとは涙をふき、席についた。


「落ち着いたかしら?」


「はい。ありがとうございます。フェアリー。」


「私の事は知っているみたいね。」


「勿論です。私達の最高指揮官ですよ!軍艦である私達が知らない訳がありません!」


「それもそうね。この3人はわかる?」


私は有希、シャル、アナトの3人を指し、聞いた。


「シャルル・オラトリエさんと七海有希さん、七海アナトさんの3人ですね?フェンリル軍のネットワークにある情報なら大抵の事はわかります。」


「へぇ。凄いわね。

それじゃあ次の質問よ。あなたと同じ艦魂は何人くらいいるのかしら?」


「艦魂の人数ですか?この基地にいた第1、第2艦隊の方全員とは話ましたが、多分本土の艦の艦魂達も目覚めていると思うので、具体的にはわかりませんね。」


「そう。わかったわ。

最後にあなたは艦から出ることが出来るのかしら?それと、全員あなたを見れるの?」


「艦から出ることは出来ますよ。歩いて行かないと行けませんが。帰る時や艦内ではテレポートで一瞬です。それと艦魂同士ではテレパシーで連絡も取り合えます。」


「便利ね。」


「同感です。

私達の姿ですが多分私が望めば見えなくさせる事も出来ると思います。」


「へぇ。

これで聞きたい事は全部よ。ありがとう。私はこれから陸軍区画の訓練場で日課の訓練をするから、また明日会いましょう。」


「それでは私は艦魂の皆さんに連絡しておきますね。」


「お願いするわ。それと姿を出すのは、司令部から連絡が来てからにするように艦魂全員に伝えておいて。いきなり出て来たら乗員が驚いちゃうしね。」


「わかりました。それでは明日宴会の時にまたあいましょう。」


そう言ってやまとは姿を消した。


「おお!本当に消えた!凄いわね。

それじゃあ私達も行きましょう。今日はキルハウスでチームでの連携プレーの訓練よ。」


『よろしくお願いします!』


「今日も頑張るの。」


「うん!今日も頑張るよ!」


私達はやまとを降り、愛用の黒塗りのヴェイロンcustomに乗って陸軍区画に向かった。


[18:00時]

〈フォート・ディール 陸軍区画 訓練場〉


「今日の訓練はこれで終わりよ。お疲れ様。」


『「「お疲れ様でした[なの]。」」』


私達は訓練を終え、シャワーを浴びて、着替えをしてから再びヴェイロンに乗って中央区画に向かった。


『そう言えば七海姉さん。明日の宴会会場はどこになったんですか?』


「基地全域よ。」


『「「え?」」』


「それと、明日じゃなくて、6日後の7月14日からの3日間よ。最初は海軍だけのつもりだったけど、どうせなら基地をあげての祭りにする事になってね。基地のある街には連絡を入れて、参加希望者が輸送機で運ばれてくるわ。明日以降の訓練は全て中止で休暇の人も総動員よ。

明日からは色々な意味で楽しくなりそうね。

総動員と言っても祭りの準備とかしか無いからほとんど遊びみたいな物ね。」


『「「良かった[の]。」」』


「そんな訳だから明日からは部隊のみんなで何をするか会議よ。

さあ、着いたわ。」


話をしていると中央区画の上級職員宿舎に着いた。

ヴェイロンを駐車場に止め、宿舎に入り、別れようとすると、


『あの、七海姉さん。』


「ん?どうしたの?」


呼び止められたので、振り返ると3人が立っていた。


「今日、一緒に寝てもいい?」


「お願いなの。」


「別にいいわよ。」


私は3人を部屋にあげて、4人でゆっくりと眠りについた。



[7月14日 08:00時]

〈フォート・ディール 中央区画 司令部〉



祭り当日、私達は06:00時の起床ラッパと共に起き、着替えや食事等を済ませ、中央区画の司令部に来ていた。

司令部の1階のベンチには母さんが缶コーヒーを片手に、もたれかかっていた。


「母さん。こんな所で何してるの?」


「ん?ああ。優香。ついさっきやっと全員の尋問が終わったのよ。闇ギルドの奴等は流石に口が固かったわね。もう少しで尋問が拷問になる所だったけど、最後には洗いざらい全部話してくれて助かったわ。」


「一体何をしたの?」


そう聞くと母さんは嗜虐的な笑みを浮かべ、


「私達の世界の拷問の歴史、捕らえられた捕虜の最悪な末路、最も残虐な殺し方の全てを映像と音声付きで懇切丁寧に教えてから笑顔でこう聞いたのよ。


『さあ。どれが良い?好きなのを選ばせてやろう。』


そしたら全員号泣して全部話してくれたわ。以外と脆くて残念だったわ。」


『「「ひっ!」」』


母さんの迫力に3人は小さな悲鳴をあげた。


「まあ。これで今日は仕事も終わったし、ゆっくり祭りを楽しませてもらうわ。

あ、調書は後であなたの部屋に届けておくわね。」


「わかった。ゆっくり休んでね。」


私達は母さんと別れ、司令部の司令室に顔を出してからシルキー隊のメンバーにバディや友人と祭りを楽しむように連絡してから、海軍区画の艦魂達の集合場所である”あかぎ”に向かった。



[09:00時]

〈フェンリル海軍第1艦隊旗艦”あかぎ”〉



フェンリル海軍派遣艦隊は今日は全艦が港に停泊し、異世界に来てから初の一般公開に乗員と艦魂達も気合いが入りまくっていた。

私達が艦魂達の集合場所の”あかぎ”の飛行甲板に出ると、


「ぐぅぅ!」


「むぅぅ!」


黒の長髪で長身の艦魂の少女が金の短髪で背の低い艦魂の少女と睨み合いをしていた。

周りでは他の艦魂の少女達がオロオロしていた。


「え?どういう状況?」


私達が状況がわからず困惑していると、


「フェアリー!」


やまとが私達を見つけて近寄ってきた。


「やまと、これどういう状況?」


「あかぎさんとエンタープライズさんが艦内食堂の料理がどっちが美味しいかで喧嘩を始めてしまって。」


「はあ。

ほらそこの2人!勝負は一般公開が始まってから決めてもらいなさい!嫌なら母さん呼んできて恐怖のお説教フルコースの刑よ!」


「「それだけは御勘弁を!」」


2人は即座に土下座をして謝罪した。


「全く。あなた達はこの祭りの主役でもあるんだからしっかりしてよ。

それで、そこの2人があかぎとエンタープライズね?

あ、頭上げて良いわよ。」


「「はい!失礼しました!」」


「皆と自己紹介をしようと思ってきたのよ。

知っていると思うけど私は七海優香で、こっちの3人は左から、有希、シャル、アナトよ。3人とも私の大切な仲間よ。よろしくね。」


『「「よろしくお願いします。」」』


私達が自己紹介をすると、艦魂達が慌てて自己紹介を始めた。



艦魂達の自己紹介が終わり、各自に今日の祭りを精一杯楽しむように伝えた後、再び愛車に乗り込み、空軍区画に向かった。



[09:30時]

〈フォート・ディール 空軍区画 管理棟〉



空軍区画の管理棟のコントロールルームに入り、空軍区画と他の区画へのゲートを見ることの出来るモニターをチェックしているオペレーターに近づいた。


「様子はどう?」


「30分前ですが既にかなりの数の人が集まっています。身体検査をした隊員によると、商人とギルドの人が多いようですね。」


「ちゃんと”腕輪”は付けさせているわね?」


「もちろんです。」


「なら良いわ。それじゃあ30分後にまた来るからマイクとモニターのチェックをしておいてね。」


「了解です。また後程。」


私達はコントロールルームを出て、時間を潰すために空き部屋で雑談を始めた。


[10:00時]


時間になったので再びコントロールルームに来た。コントロールルームには先ほどと違いマイクとカメラが設置されていた。


「準備は?」


「万全です。何時でもどうぞ。」


「繋いで。」


「了解。各ゲートと門に設置されたスピーカーとモニターに接続します。………どうぞ。」


オペレーターが接続したのを確認した後、私は基地祭の注意点を話し始めた。


「えー。基地祭に起こしの皆様。私がフェンリル軍の最高指令官の七海優香です。」


私が話し始めると、モニター越しに驚いているのが伝わってきた。


「これから3日間に渡って行われる基地祭に関する注意事項をお知らせします。

まず最重要事項です。ここは軍事基地です。当然立ち入り禁止区域が存在します。そこに許可なく立ち入る事は絶対に禁止です。皆さんの着けている腕輪には位置をこちらに知らせる機能があります。立ち入り禁止区域に近付くとブザーと振動で警告します。それでも近付く場合は非常に大きな音がなる上、近隣の隊員に位置が伝達され、お話を聞かせてもらうことになります。またこの時に危害を加えようとしたり、逃走を謀ると問答無用で殺されたり大怪我を負わされる事になるのでご注意ください。

次にこの基地内では常に私達に監視されている事を忘れないようにしてください。基地内で犯罪を行った場合、すぐさま近隣の隊員が駆けつけてきます。くれぐれも抵抗はしないように。またゴミはゴミ箱にしっかり捨てましょう。無駄に怖いお兄さんやお姉さんに叱られたくは無いでしょう?

次に本日からの3日間は訓練展示や体験搭乗、展示飛行などが行われます。いずれも非常に大きな音がしますので、必要な方には耳栓をお貸しします。近くの隊員にお聞きください。 基地祭で行われる内容については入り口で配布された冊子をご覧ください。

この基地は非常に広いため、基地内での移動には定期的に各地に設置されたヘリポートに来るヘリや、車両を移動にご活用ください。

基地職員や隊員に知り合いがいる場合は近くの隊員にお申し付けください。事実確認の後、特別パスを配布します。

最後に、本日はフェンリル軍フォート・ディール基地祭に起こしいただき、ありがとうございます。皆様に良い日が訪れるよう祈っております。それではこれより基地祭を開始します。皆様に幸運を。」


私は最後に敬礼をして、カメラを切った。


「それじゃあ後の監視は任せたわよ。」


「お任せを。どんな些細な変化も見逃しませんよ。」


「頼もしいわね。それじゃあ。」


私はオペレーター達に監視を任せ、4人でヴェイロンに乗り込み祭りに繰り出した。

と言うわけで、艦魂に登場して貰いました。大丈夫だとは思いますが、艦これとは無関係です。むしろ艦魂の方が古いです。


愛車をヴェイロンにした理由は、世界一速いと聞いたからです。

これは4人乗りに改造されていて、防弾性能をつけ、サスペンションなども強化してあるので、オフロードでも走行可能です。頑丈さはGTA級です。


これからゲームやアニメなどで気に入ったセリフなどを紹介していこうと思います。それでは今日は『BLACK LAGOON』から。


岡島緑郎「ロビン・フッドがいねェなら、ロビン・フッドになればいい。泣き寝入りして文句たれて生きてるよりゃ、よっぽどマシな生き方だ!」


いつか言ってみたいものです。


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