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ゲームの軍隊と異世界攻略  作者: RIGHT
第1章 Operation Labyrinths Breakers
20/88

第1章7 鎮圧作戦と条約締結

[2日後]

〈アメックス王国 フォート・ディール 空軍区画〉

フェンリル軍特務派遣軍集団 七海優香 コールサイン:フェアリー


国王により鎮圧作戦の伝令が伝えられ、潜入していたCIAのエージェントも無事HVI(重要人物)と脱出したので、空軍区画では多くのC-17やC-130輸送機に兵士や装甲車を積み込んでいた。

作戦は至ってシンプルだった。

街の四方にLAPESで投下された戦車小隊と歩兵3個小隊が展開し領主軍の注意を引き付ける。その後HALO降下や水路から侵入した特殊部隊が領主館を制圧し、領主軍の頭を抑え、残敵を掃討する。

国王からの情報では各地の領主軍には最低でも500人以上の兵士が所属しているそうだがAV-50ウォーシップ3機による航空支援もあるので大丈夫だろう。


「フェアリー、第一陣の出撃準備が完了しました。他の隊もすぐに出せます。」


「ありがとう。全員に無線をつないでくれる?」


「はい。……繋がりました。どうぞ。」


「えー、兵士の皆さん、聞こえるかな?総帥の七海です。私達はこれよりこの世界に転移してから初めての大規模作戦を行います。相手の装備も錬度も私達には遠く及ばないが油断せず、必ず生きて帰ってきなさい。それではこれよりOperation Drifters Hope(漂流者達の希望作戦)を開始します。これからお世話になるこの国のために汚職貴族達の尻を思いっきり蹴り飛ばしてやりなさい。以上です。幸運を。」


”ウォー!!”


私が無線を切ると同時にあちこちから兵士達の雄叫びが聞こえてきた。


雄叫びが止むと直ぐに滑走路に待機していた輸送機が一斉に離陸をした。


「なんだか貴族が可哀想に見えてきたわね。」


まだまだ大量に待機している部隊を見て私は思わずそう呟いた。


[翌日]

〈アメックス王国東部 商業都市ノーレン 冒険者ギルド〉

ノーレンギルドマスター フランク・カーマイン


普段は賑やかな商業都市だが国王による鎮圧作戦のおふれが出てから住民や商人が街の外に逃げてしまい静まり返っていた。


「寂しくなったもんだ。」


俺の呟きに近くにいた漆黒の剣を持った男が返してきた。


「おやっさんは領主の依頼には参加しないんすか?」


「俺達ギルド職員が出来る訳ねえだろ。アルバート、お前こそどうなんだ?S級のお前なら領主も諸手をあげて喜ぶだろ。」


「分かって言ってますよね?あの国王が今まで手を出さなかった貴族の捕縛を各地で同時に行うと言うことは、それだけ強力な軍をそろえたって事っすよ。それはあのおふれの内容にも見え見えっすよ。」


「それはそうだろう。でなけりゃもし撃退出来たら罪を帳消しなんて言うわけがねえ。」


「いくらSでも軍隊には勝てないっすよ。それにここの領主は気に入らないんすよ。勝利した暁には領主軍の幹部にしてやるとかどう考えても嘘っすよ。大方最前線で戦わせて疲れた所を始末するつもりっすよ。現に俺以外のAやSの連中も見向きもせずに残ってるじゃないっすか。あんなの受けるのはチンピラか野心溢れる若手くらいっすよ。」


「実際お前の言うとおりなんだろうな。ここにいるのは名の知れた奴らばかりだしな。ついでに言うとお前らの目的は身の安全じゃなく、国王の隠し玉を間近で見ることだろ?」


アルバートは人懐っこそうな笑みを浮かべた。

その時遠くからキィィィンという金属音が大量に聞こえてきた。


「なんだ?」


「聞いた事無い音っすね?おやっさん、4階に皆を入れてくださいよ。」


「……いやだと言ってもおまえ等なら外から入るんだろ。良いぞ入んな。ただし俺が一番前だ。」


〈アメックス王国 東部 商業都市ノーレン近郊 C-17機内 レオパルト2A6〉

フェンリル陸軍第1装甲師団第21装甲旅団第24戦車大隊第3中隊『ファルケ』 中隊長 ヴィリー・マンティー大尉 コールサイン:ファルケ・アクチュアル


《投下1分前。後部ハッチを開く。》


機長の声が機内無線から聞こえ、愛車の整備をしていた兵士達が離れて行った。


「いよいよですね大尉。」


砲手のマルクス軍曹が話しかけてきた。


「そうだな。おまえ達、ひさびさの実戦だ。頼んだぞ。それと、かなり荒い着地になる。舌噛むなよ。」


《投下地点に到着。投下する。》


車体に繋がれたパラシュートが開き戦車が低空飛行をしていたC-17から投下され、すぐに着地した。


「よし!無事に着地したな。こちらファルケ・アクチュアル、全たい聞こえるか?」


《こちらファルケ2-1聞こえます。ファルケ2は現在展開を完了しました。》


《こちらファルケ3-1、着地の衝撃で3-4が舌を噛んだことを除けば順調に展開しています。》


《こちらファルケ4-1、こちらも展開完了しました。》


《こちらカエデ・アクチュアル、カエデは全員降下し、ファルケと合流しました。》


《こちらチェッカー2-1、2-2、2-3と共に上空に待機している。必要なら降下し航空支援を行う。》


《こちらドーラ。KSKは上空のMC-130Wでそちらのゴーサインを待っている。》


「ファルケ・アクチュアル了解。これより作戦通りに降伏勧告を行う。」


俺はコマンダーキューポラをあけ音量最大にした拡声器で降伏勧告を行った。


『あー。こちらはフィリップ陛下からの依頼で領主の捕縛に来た。だが陛下も我々も無駄に血を流すことを望んでいない。部隊で降伏する場合は白旗を掲げろ。それと君達個人にも降伏のチャンスを与える。降伏する者は武器を捨て、服脱げ。その状態の者を攻撃しないと誓う。20分後に攻撃を開始する。その間に降伏するなり準備するなり決めろ。以上だ。懸命な判断を祈る。』


降伏勧告を終え車内に戻った。


「どうでますかね?」


「さっきのを見て怖じ気づいてくれりゃあ万々歳なんだが、まあ相手が馬鹿じゃないと祈ろう。」


[3分後]

「大尉!動きました!」


「まだ時間があるっつうのに。全隊、こちらファルケ・アクチュアル、敵が動いた。全員敵との距離が100になったら攻撃を開始しろ。」


《《《《《了解。》》》》》


「チェッカー2-1敵部隊の詳細な数は?」


《こちらチェッカー2-1、敵部隊は各自半数以上の人員を出してきた。こちらを少数となめているようだな。》


「よし。ドーラ、こちらファルケ・アクチュアルだ。敵部隊の半数がこちらに突撃してきた。敵の注意は完全にこちらに向いている。領主館を強襲してくれ。」


《了解。すぐに出る。》


「大尉!敵が距離100まで来ました!」


「こちらファルケ・アクチュアル!全隊、弾種榴弾。攻撃開始!」


俺の命令の直後、俺とファルケ1の4両のレオパルト2A6の55口径120mm滑腔砲と第1空挺団の個人携行火器が火を噴き突撃してきた人間は一言も発する間もなく全て打ち倒された。


『我々の力は理解してもらえたかな?さっき言った20分まで後15分あるな。もう一度言う降伏しろ。今ならまだ間に合うぞ。』


〈アメックス王国 商業都市ノーレン上空3000ft MC-130W〉

フェンリル陸軍危機管理部特殊作戦師団KSK第1コマンドー中隊『ヴォルフ』中隊長 ローザ・シュルツ大尉 ゴーサイン:ドーラ


私とKSK第1コマンドー中隊の中でも空中浸透を専門とした第2小隊の人間はファルケの報告を受け、降下を開始した。

私と第2小隊の各員は背中に個人携行ジェットパックを背負い、猛スピードで降下を開始した。

最新の降下システムにより気圧の変化も寒さも感じずに降下できた。

1分程すると目標の建物が見えてきたので、降下角度を調整し、建物の中庭に斜めにアプローチした。

地面まで5m程の高さでパラシュートを開き、ジェットエンジンを下に向けた。パラシュートはエンジンの力と落下の風圧ですぐに開き、エンジンとパラシュートによってスピードはあっという間に殺され、無事に降下できた。

私に続いて第2小隊の20人も降下してきた。


「全員武器をチェックし、サプレッサーを付けろ。我々の目的は領主の捕縛と、領主館を制圧し敵の指揮系統を絶つことだ。2手に別れて制圧する。半分は私と北館残りは南だ。情報では地下はない。階段を見つけたら更に半分に別れろ。いくぞ。」


兵士達は各自のG36 MP7などのメインアームとサイドアームにサプレッサーを付けた。

私も愛用のG28とMP7にサプレッサーを付けた。

屋内ではバレルの長いG28は使い難いので、背中に回し、MP7を構えた。


領主館は人があまりおらず、静かだった。

階段を見つけたので私は5人を連れて、2階に向かった。

途中の部屋も確認したがやはり誰もいなかった。

進んでいるとパーティールームに到着した。中から笑い声が聞こえたので、カメラで中を確認すると領主を含む重役達とその家族、領主軍の高官が余裕の笑みを浮かべて談笑していた。


「こちらドーラ。ヴォルフ各員へ。目標をパーティールームに発見。その他の目標もここに確認した。集結しろ。全員で突入し、一気に確保する。」


《《《《《了解。》》》》》


2分程すると20人全員が集まり、5人ずつ4つの扉に取り付いた。


私はヘルメットを2回叩き、合図を送ると後ろの隊員がフレーム爆薬を扉に設置した。


「3カウント。3 …2 …1 …」


ドン!!


「動くな!」「全員大人しくしろ!」「抵抗するな!」


爆発と同時に一斉に突入した。


「貴様等!ここをどこだ〈パシュ!〉」ドサッ


「動くなと言ったはずだ。」


私は剣を抜こうとした兵士の頭を撃ち抜いた。


「ヒィ!」


「我々は陛下から依頼を受けてここにきました。今の彼のように額に穴を開けられたくなかったら武器を捨て、両手を頭の上で組みなさい。」


銃の威力に怯えた貴族達は私の声に素直に従った。


「バンク、ケストレル、ジーク、ソプラ、こいつ等を拘束して監視しろ。」


「「「「はい。」」」」


「オハン、無線で確保成功を伝えろ。」


「了解。」


「サイモン、ハリー、ディックは私と時計塔の最上階に行きそこから街の門の敵を狙撃する。レイン、ミスト、ヨハン、マイクはスポッターを。残りはこの館の門を固めて。」


「「「「「了解。」」」」」


「さあ、仕上げにかかるわよ。」


フェンリル陸軍第1装甲師団第21装甲旅団第24戦車大隊第3中隊『ファルケ』 中隊長 ヴィリー・マンティー大尉 コールサイン:ファルケ・アクチュアル


突撃してきた敵を殲滅してから15分後、領主館にHALO降下したKSKから確保成功と狙撃班が配置に着いた事が告げられた。


「流石だな。もう終わったのか。どれ最後の警告をするか。」


俺は再度マイクを手に取った。


『時間だ。これが最後の警告だ。降伏しろ。』


しかし敵は門を封鎖し、決して動こうとはしなかった。


『……そうか。それではこれより攻撃を開始する。運が良ければ生き残れるだろう。』


俺は車内に戻り、部下に連絡を取った。


「こちらファルケ・アクチュアル、こっちの相手に降伏に応じた部隊はない。そっちはどうだ?」


《2-1です。こちらは門を守備していた部隊が降伏し、投降してきました。既に武装解除も完了しています。》


《こちら3-1。こちらも降伏は確認できません。》


《こちらファルケ4-1。奴らバリケードを使って立てこもってます。降伏するようには見えません。》


「アクチュアル了解。

チェッカー2、ファルケ1、3、4への CASを要請する。降下して、外壁の上の敵とバリケードを破壊してくれ。 」


《こちらチェッカー2-1了解。2-2おまえはファルケ3、2-3おまえはファルケ4の援護だ。》


「全隊、チェッカー2が敵とバリケードを始末してくれる。その後一気に突撃だ。市街戦になるが無事に戦いを終えるには、完璧な優秀さと意志が決めてだ。奴らに俺達の力を見せ付けてやるぞ。」


《《《《《応!》》》》》


仲間への激励が終わると上空からローターをジェットエンジンに変えたオスプレイのような外見のAV-50ウォーシップが降下してきた。


《こちらチェッカー2-1、これより攻撃を開始する。》


チェッカー2-1は機体下部に着けられたGAU-19Bの50口径弾と側面ドアのガンナーの操るM134ミニガンによる掃射を開始した。


グォーーーーーー


という音と共に毎分2000発で発射される50口径弾と毎分3000発で発射される7.62mm弾により外壁上にいた兵士達はウォーシップが通り過ぎた後には元が解らない程破壊されていた。


《こちらチェッカー2-1、外壁の目標は全て無力化した。これより位置を変え、バリケードにマーヴェリックを叩き込む。》


チェッカー2-1は素早くバリケードの真正面へ移動し、翼のハードポイントに着けられたAGM-65マーヴェリックを発射した。

ミサイルは超音速でバリケードに向けて飛翔し、バリケードと門そのものを吹き飛ばした。


《ファルケ・アクチュアル、こちらチェッカー2-1攻撃終了。これより上昇し、敵の監視に戻る。》


「こちらファルケ・アクチュアル、助かった。帰ったら一杯奢ろう。」


《楽しみにしているよ。後でな。》


チェッカー2-1は再び上昇していった。


「空の連中が先人を切った!次は俺たちの番だ!全隊、突撃!」


俺の戦車を先頭にファルケ1の4両と、第1空挺団の兵士達が続いて突撃を開始した。


多くの仲間が一瞬で肉塊に帰られた上に土煙を上げて迫り来る鉄の塊を見た兵士達は遂に心が折れてしまい、逃げ出そうとしたが、


タァーン


と街の方から音が聞こえると、逃げようとした兵士の足から血が吹き出し、崩れ落ちた。

街のほうからも狙われていると知った兵士達は武器と鎧を捨て、全員が降伏した。


「門の奴らの心が折れたか。全隊コこれより街に侵入する。伏兵がいるかもしれない。HUDでのリンクを確認しておけ。」


多くの兵士と指揮系統を失った領主軍は地上部隊の侵入を許し、1時間もしない内に商業都市ノーレンはフェンリル陸軍に制圧された。


[翌日]

〈アメックス王国 フォート・ディール 中央区画 司令部〉

フェンリル軍特務派遣軍集団 七海優香 コールサイン:フェアリー


私は司令部内の会議室で王国の人達と一緒に各地で行われた作戦に参加した兵士のHUDが記録した映像を見ていた。

彼等は最初は驚いていたが、次第に静かになっていった。

特に水路や上空、何食わぬ顔で門番と談笑して正面から領主館に侵入した特殊部隊の映像や彼等が貴族を手早く拘束する姿に完全にビビっていた。捕まった貴族の顔に自分の顔を当てはめてしまったのだろう。


「今回の作戦で私達は9つの街を占領し、領主家と蛮行に加担した領主軍の幹部の合計21人を確保しました。占領した街については、統治権は全て其方にお返ししますが、基地を作る事を許可して頂きたい。駐屯する部隊はそちらのギルドに登録させる。当分彼等の仕事は壊れた街の修理と住民への人道支援になりますね。

ここまでで何か質問は?」


残った軍人の一人が質問してきた。


「貴国は我が国を侵略するつもりは本当に無いのですか?」


「当然の疑問ですね。ですがその心配はありません。理由はこの国がまだ存在していることです。」


「……どういう意味かな?」


「分かりませんか?先程見ていただいたように、私達は非常に強力な軍隊を保持しています。私達が侵略に本気で乗り出せばこの国の主要都市全てを3日で占領出来ます。まあやりませんがね。

今まで私達が行った戦闘の主目的は虐げられているあるいはされそうになっている人々を救出する為のものです。

私の軍隊は、自分達の国や家族だけでなく、理不尽な暴力に苦しむ人を護り助ける為にあります。

その目的を達成するためなら、何時でも狼となり私達の敵に終末をもたらしましょう。」


私は薄く笑顔を浮かべながらそう言った。


「そうか。良く分かった。」


軍人は若干顔色を悪くさせながらそう言った。


「他に質問などはありますか?」


陛下が手を挙げた。


「基地を作りギルドに登録するのは分かったが、人道支援とはなんじゃ?それと3つ頼みたいことがあるのじゃが。」


「そうですね。頼み事は内容次第です。まず、人道支援とは、簡単に言ってしまえば家を建てるのを手伝ったり、飲食物を配布したり、お風呂を用意したり、瓦礫をどかしたり、怪我人を治療したりして、住民が直ぐに元の生活を取り戻せるよう手伝うことですね。」


私の言葉に全員が驚きの声を上げる。


「七海殿下の国ではその様なことも軍隊がやっているのですか!?」


「当然です。国民を守ってこその軍隊であって、敵を殺すだけなら知性の無い動物や魔物にだって出来ます。」


「報酬はいくら払えば?」


「私達がしたくてやっていることですのでいりません。」


私の言葉に査察団の面々から感嘆のため息が出た。


「素晴らしい!流石じゃな。それで頼み事の方なんじゃが、いってもよいか?」


「どうぞ。」


「ありがとう。まず1つ目じゃ。わしの息子等と軍部の士官候補生を何人か七海殿の軍隊で鍛えてもらえんかのう?」


「加減はしませんし、訓練中に死亡する危険もありますが、それでもよろしいのなら受け入れます。」


「おお、感謝するぞ。むしろビシバシ鍛えてやってくれ。次に2つ目じゃな。そちらのかがくとか言う技術を我が国の人間に教えていただけんかのう?」


「では魔術について私達の人間に教えていただけるのなら。我が国の学校に入学することを許可しましょう。」


「それなら問題ないの。最後に3つ目じゃ。交易を行ってもらいたい。」


「交易ですか?」


「そうじゃ。この国は魔力の溜まり場がが多く、ダンジョンや魔物が出没しやすいのじゃが、同時にオリハルコンやミスリル、色金なども見つかりやすいのじゃ。それらと七海殿の国の日用品や特産品とで交易してほしいのじゃ。」


「オリハルコンにミスリルに色金ですか。それは凄い。当然加工方法も教えて頂けるのですよね?」


「無論だ。それにそれはそちらも同じことであろう?」


「そうですね。分かりました。お受けします。」


「そうか、そうか!それではこれからもよろしく頼むぞ!」


「こちらこそお世話になります。」


私と陛下は握手をし、無事条約は結ばれた。

ヨーロッパの兵器を出してほしいとのリクエストがあったので、元々だすつもりだったKSKとセットでレオパルト2を出してみました。

特殊部隊を出すときは所属する国に対応した兵器を出していくつもりです。


例:スペツナズ→T-90 Mi-28 AK-102


ドイツ連邦陸軍危機管理部特殊作戦師団特殊戦団(Kommando Spezialkräfte)は1996年にドイツ連邦陸軍に編成された特殊部隊で、かの有名な、GSG-9[少し前までは 第9国境警備群(Grenzschutzgruppe 9)が正式名称だった ]でも達成困難な軍系特殊作戦に対応する為に編成され、非常に高い錬度と優秀な装備を持つ。作中ででた個人携行ジェットパック『スカイレイ』はKSKで使われていると言われています。


ちなみに作中ででた「完璧な優秀さ」はGSG-9「意思が決めて」はKSKのモットーです。


部隊や兵器のリクエストがあれば出来るだけ出そうと思うので、是非送ってください。


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