カルレ辺境領領地発展編 第9話
「ねえねえ。セバスチャン。海に海の主がいるならカルレ山脈に山の主っているのかな??」
「よくぞ聞いてくださりました!ミゲルス様。セバスチャンは感無量でございます。」
どこからかハンカチを出して涙を拭ってる。セバスチャンだんだん自己を出してきたなあ・・。
うん。いいけどね!どんどん自己出していこー!!
「へえ・・山の主もいるのかあ・・。海の主は会いに行くの大変そうだけど。山の主さんは会って見たいなあ・・。」
んもう!こののんびりまったり気質め!!ちくしょー可愛いじゃないか!けしからん!!
うちの家族たちみんな山の主ってどんなのだろうってポケポケと馬車の中で考え始めてる。
「地龍様ですよ。ミゲルス様。」
・・・・は???ドラゴンって言ったの???
「そうですよ。地龍様がカルレ領地に住んでいるからカルレ領は魔物が住んでいないのです。住んでいるとしたら地龍様が認めた魔物しか住んでいないんです。」
「ちょ・・・・。ちょっと待って。え?・・え??・・え???」
さっきから爆弾投下しまくってるよ。セバスチャン・・。
「領主様にはこれだけは胸に留めておいてほしいことがございます。この領地は神に愛されてる土地ということを・・。そして、この領地が僻地で辺境であることが、この領地の独特の文化が成り立っているということを・・。
この領地は何もない土地ではございません。唯一無二の土地でございます。その良さを理解した上でこの土地を発展させていくのでしたら、この領地は素晴らしいほどまでに発展なさるでしょう。ただ、それを無視して領地を運営していけば、この領地は滅んでいくでしょう・・。
大地に地龍の加護を海にはレヴァイアサンの加護がある土地なんですから・・。ですから歴代の王は『カルレ』をこの地を治めるように拝命したのですから・・。『カルレ』の意味は領主様だったら意味がわかっておりますよね??
」
セバスチャンの言葉に父様とユリウス兄様と母様は感動しているみたいで涙をこぼしてる。
リリアス姉様と僕は顔を見合わしてる
「姉様。カルレというのに意味があったのですか?」
僕の質問に姉様も首を横に振る。
そっか・・。
「ちょうどいいから。次の休憩するときにカルレという名前について話をしようか・・。」
父様は僕と姉様の頭を撫でながら、優しい口調で君たちにはまだカルレという名前のことを教えるにはまだ早いと思っていた僕を許しておくれ。
君たちもカルレ家の一員なのだからね。知らないといけないね。頭を撫でながら優しい口調なのに、どこか父様には覚悟があるような・・。
僕と姉様は顔を見合わせて首を傾げた。
「あなた・・。ミゲルスもリリアスも八歳で十歳ですもの。カルレ家のことを知るのにはちょうどいいですわ。
そして、なぜカルレがこの土地を拝命したのか、なぜこの土地を拝命したのがカルレだったのかということを教えるのにちょうどいいと思いますわ。」
「そうですよ。父様。ちょうどいい機会です。ついでにマリユスにも話をしておきましょう。」
「そうだなあ・・。家族旅行というのはいいなあ・・。こういうのを話す機会が自然とできるからな。貴族では家族旅行するという概念がないけど、この家族旅行をセットで売ることできたらいいかもしれないなあ・・。」
そう言ってくれて、僕も家族旅行を提案して良かったと思った。
僕もこんなに家族の絆が強まると思っていなかったもんね。
これからどんなことが起こるのかな??
まだまだ旅行が続くから楽しみだなあ・・。
次カルレの意味が出てくるといいなあ・・つーかこれだけ引っ張ってあっさりだったらどうしよう??
皆様の応援が励み作者の励みになります。
もしよろしければ応援してくださると嬉しいです
どうかよろしくお願いいたします(ぺこり)




