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カルレ領地発展編第5話

穏やかな晴天の昼下がりの湖畔。僕たち家族は敷物を敷いて、昼食の準備をするって言っても僕がカレーを錬成するんだけどね。

「みんな何がいい?」

父様と母様は普通のカレーで辛口。

ユリウス兄様は中辛のカレーに唐揚げをトッピング

マリユス兄様はカツカレーを二杯

シャーリーとリリアス姉様は普通のカレーにサラダをトッピング。

ジョンはカツカレーに唐揚げをトッピング。この手があったのか!ってマリユス兄様が悔しそうにしてる。

専属護衛騎士のニール。ベック。エドウィン。ジョイス。の四人は最初は遠慮していたけど、カレーのおいしさに気づいて、それからジョンの真似をしてカツカレーに唐揚げトッピングをそれぞれ二杯ずつ頼んだ。


(カレー錬成がレベルアップしました。カレーうどん。カレーラーメン。バターチキンカレーにナンができるようになりました。)

おー!謎声さん。急にいろんなものが錬成できるようになったんだね!しかしカレーなら何でも錬成できるのね??

しかもうどんが来たよー!!待ちに待ったうどん!!

(それはようございました。ところでミゲルスさま。私に名前を与えてくれませんか??)

(え?名前あげていいの??)

(はい!よろしくお願いします。)

えっ?どうしよう??名前?名前かあ・・。

謎声さんってなんか執事な感じがするんだよなあ。

執事と言ったらさ。やっぱりあれだよね?あの名前だよね??

(ではセバスチャンでお願いします。)

(セバスチャン。素敵な名前をありがとうございます。これで実体化ができるようになりました。)

へ??実体化??どゆこと??

(セバスチャン召喚って言ってもらえますか?ミゲルス様??)

「セバスチャン召喚』

僕の呟きにみんなが不思議そうに見てる。つーかこの子何言ってるの?って顔されてちょっと悲しい。

セバスチャンという言葉を聞いてシャーリーとジョンがブフッて笑ってる。

ポンって音に背中に羽が生えてる執事服を着た妖精が現れた!!

「え??妖精??」

ユリウス兄様が驚いた顔をしている。

「「きゃあああうちの子ってすごーーーーーい」」

父様と母様は二人ハイタッチしてるじゃん。

「お初にお目もじ叶います。私はセバスチャン。ミゲルス様の執事妖精でございます。」

「執事妖精・・。」

待って!ちょっと待って!!僕がセバスチャンって名前にしなければ、もしかして執事にならなくって済んだの??

「そうでございますね。ですが私はセバスチャンっていう名前を気に入っております。これからよろしくお願いします。執事と言っても、人間がするような執事ができません。あえていうとそうですねえ・・。さっき馬車の中で列車とは何かとおっしゃってましたよね。その列車の説明をさせていただきます。」

そう言ってセバスチャンは魔法の杖を振り翳したシャララーン♩って効果音付きで。

そうしたらあら不思議。某有名動画サイトの列車の動画が空中に映し出されたのです。

「これって・・・。検索エンジンが妖精化になったんとちゃう?」

「ジョン様。多かれ少なかれそんな感じと思っていただければと存じます。」

「坊ちゃんってすごいですねえ・・。まさかグー○ルが執事姿の妖精となってしかも魔法のつえで動画が見れるようになるなんて・・。」

シャーリ。僕がすごいんじゃないよ。この子のチートが怖すぎるよ・・・。

まさか某動画サイトが見えるなんて・・。

「私はミゲルス様の執事ですので、これくらいたわいもないことです。」

それよりも、僕の家族と一緒にいる護衛騎士団さんたちそろそろ戻っておいでー。

「「「「「「・・・・・っは!!」」」」」」

戻ってきたと思ったら今度は笑い始めた。

「リリー。ユリウス。マリユス。リリアス。それに、専属護衛騎士団のニール、ベック、エドウィン、ジョイス。君たちには申し訳ないが改めて契約を結ばせてもらう。このことをはじめこの旅行で起こることを踏まえるとそうするのが一番だからな。ミゲルスはうちの領地の宝物だ。このことは誰にも秘匿するぞ。」

家族と、護衛騎士団たちはうなづく。

「俺たちは改めて契約を結ばせていただきますし、騎士の誓いに変えても他言しません。」

護衛騎士団の代表としてニールさんが答えてくれる。

父様はその答えにうなづいた。


「そして、もう何があっても驚かないように。僕もこれから先も何があっても驚かないようにする。家族としてミゲルスが何があろうとも受け入れること。ただし間違いを起こそうとしたり、間違いを起こしたらちゃんと叱ること、あとは暖かく見守ろう。そしてセバスチャン殿これからも私たち家族を見守っていただきますようよろしくお願いします。あとこの魔法は家族と私たちが認めた人間以外に見せないようにお願いします。」

父様はそう言ってセバスチャンに頭を下げる。

「ミゲルス。この世界で妖精が見える子はそれだけで色々と大変なことが起こるから、この力を使う時は注意をすること安易に使ってはいけないよ。」

父様は僕の頭を撫でながら、嬉しそうなそして悲しそうな表情で僕を見つめていた。

色々と大変なことってきっと僕の身の安全のことが含まれているんだろうなあ。

「シャーリーとジョンは今まで以上に、ミゲルスに気をかけるように頼む。」

「「かしこまりました。私たちの身に変えてもミゲルス様をお守りいたします。」」

セバスチャンは僕の周りをぷかぷか浮かびながら、私もミゲルス様をお守りいたしますので安心してくださいって言ってきてくれたけど、僕はこれからどんな出会いがあるのかな?って思っていたんだよね。

自分の身の上も可愛いけど、それ以上に家族が一番大事な気持ちもある。

でも。妖精が現れたというなら、もしかしたらドラゴンとか聖獣とかいたりするのかな?って密かに思っていた。

もしいたら、会ってみたいなあ何なら友達になりたいなっていう妄想をしてしまう。

「ミゲルス様。存じているかどうかわかりませんが、そういうのをフラグって言うんですよ?」

あ・・・やっぱり。

セバスチャンの言葉に僕はますますこの家族旅行が楽しみになってしまった。











はい!謎声さんから妖精さんに変わりました。謎声さんはイケボ設定なので、執事妖精さんになってもイケボです笑


いつも読んでいただきありがとうございます。皆様の応援が作者の励みになりますのでよろしければ評価していただけると嬉しいです。

どうか皆様よろしくお願いいたします(ぺこり)

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