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初恋の後悔  作者: お風呂かこ
初恋の後悔
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「まこ、聞いてる?」


 司は振り返り、呆れたように言った。


「ああ、ごめん。考え事してた。なんだった?」


「だから、また小学校の方行こうよ。クラス変わる度に、集合写真撮ってた桜の木があったじゃん。あれも、見ておきたいなって」


 司は、恥ずかし気な笑みを浮かべていた。


「いいね、行こうか」



 悠太は、笑顔で駆け出した。






 眩しい方角へ。

 自分の言葉を、聞くために。



  初恋の後悔




――――僕の大切な人たち――――


玉木悠太たまきゆうた 僕

中学時代はバレーボール部。

父親と兄との三人暮らし。

たくさんの人の支えがあって、僕は初めて悪くない後悔を得た。

この初恋の後悔にたどり着けたのは、今まで関わってくれた大切な人たちのおかげだ。

ありがとう。



永野司ながのつかさ かさ

小学校からの付き合い。

僕をまこと呼ぶ。

京都に住むために勉強をしていた。

人との接し方が似ている。

僕にとっては貴重な、家のことを話せる関係。

僕のことを支えてくれた友だち。



前川倖成まえかわこうせい 倖成くん

中学時代は、僕と同じくバレーボール部。

二年間クラスも同じでよく話をした。

僕をまこと呼ぶ。

高校でもバレーボール部に入った。

最初だけは僕を玉木くんと呼んでいた。

温かい人間性をもった友だち。



今井俊いまいしゅん 今井くん

僕と似た空気を感じる。

親戚の家で暮らしており、少しだけ僕と境遇が似ている。

曜子という人ともめたらしい。

一年生の文化祭のときに、曜子という人ともめた話を聞いた。

それからは、距離が開いてしまった。



小林正樹こばやしまさき 小林くん

昔やっていたゲームの話をした。

勉強も部活もこなしていた。

高校一年生のときは室長もしていた。

修学旅行のときから、僕をたまちゃんと呼ぶようになった。

思っていたよりも、ずっと仲良くなれた。

高校の三年間クラスが同じだった友だち。



中里佳世なかさとかよ 佳世ちゃん

小学三年生のときに知り合った。

いつもくだらないことで笑わせてくる愉快な人。

一緒にコスモスを見に行った。

中学二年生の終わり頃から話さなくなっていた。

ほんとうにいつも素直ではない友だち。



浅羽慎二あさばしんじ 慎ちゃん

中学一年生のときに同じクラスだった。

やさしい言葉をかけてくれた。

僕はそんな慎ちゃんのやさしさの在り方に、憧れを抱いている。

誰に対してもやさしくあれる心をもった友だち。



田原友貴はたらともき 友貴

中学は同じだが、話したのは高校受験の日が初めて。

元坊主頭。

修学旅行のとき、急に僕のことをたまちゃんと呼んできた。

おせっかいだが、悪い人間ではない。

僕にやたらと気をまわしてきた友だち。



森島もりしまさん

今井君のことを教えてくれた人。

冷静な人のようだが、意図はよくわからない。

曜子という人の友人。

曜子という人の友人。

友貴と付き合っていたらしい。

冷静な人のようだが、友貴に似ておせっかいな面もある。



伊藤恵いとうめぐみ 伊藤さん

吹奏楽部。フルートが上手らしい。

何事も一生懸命に取り組むことができる。

わかりやすい感情表現をする。

気さくな人でクラスでは中心的存在だった。

随分と、僕を気遣ってくれていた。

僕の字を褒めてくれた。

何事も一生懸命に取り組むことができる友だち。



江口えぐち先生

高校一年生のときの担任。担当科目は国語。

役者めいた話し方をする人。

表面を繕って核を守る振舞いが、僕に少し似ている。

気を許せる先生。



中川なかがわ先生

高校二年生のときの担任。担当科目は国語。

やさしい笑顔が特徴。

いろいろと見抜かれている気がする。

あのやさしい笑顔は、葛藤の末に得たもののように見える。

人にやさしくあれる強さをもっている。

尊敬できる先生。



渥美あつみ先生

高校三年生のときの担任。担当科目は数学。

弱さを隠さない人。

だからこそ、信用できる。

人間味あふれる先生。



西牧美緒にしまきみお 西牧さん

初対面とは思えないほど話しやすい人。

話しやすくて律儀な人。

僕のことをまっきーと呼ぶ。

僕にとても似ている。

ほんとうの初恋の人。

僕が初めて好きになることができた人。

ずっと止まっていた僕を、動かしてくれた人。



山瀬貴久やませたかひさ 貴久

大学からの友人。柔道部所属。

一人暮らしをしている。語学のクラスが同じ。

同じ部活の人と付き合っている。

惚気話をよくする。



出口和也でぐちかずや 和也

大学からの友人。空手部所属。

実家通い。語学のクラスが同じ。

アルバイトに明け暮れており、講義はほとんど寝ている。

高校時代に同じ部活だった先輩のことが好き。


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