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ハタチのキオク

作者: 桜橋あかね

お父さんが死んだ


それも、私が20歳になる前の日だった


「成人、おめでとう」


そう言われたかったのに


どうして、としか言えなかった


どうして。


どうして……


今になっても、心の奥底に潜む想い


もう少し、大切にすればよかった


私のお父さんでありがとうって、言いたかった


これから長い旅路を進んでいくって、言いたかった


それなのに


どうして、その想いを伝えられなかったんだろう


もしかしたら


「いつまでも、忘れないでくれ」


「自分の分まで、生きていてくれ」


って、言って欲しかったのかな


誕生日が近付くにつれ、思い出すあの日


きっと、それは


辛い過去を乗り越える為に、あるのかもしれない

この話、実話……です。はい。

どうしても書きたくなったので、書かせて頂きました。


何か不具合があれば、そっと非公開にします。


それでは。

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― 新着の感想 ―
[一言] 読み終えてから、しばらく言葉が出ませんでした。 書かれた想いは、お父様にも伝わっていると願っています。お父様も、今も見守ってくださっていると思います。読ませていただき、ありがとうございます。…
[良い点]  人との別れはとても辛いです。肉親だと想像すらできません。  傷は癒されないもしれませんが、痛みを知る著者様だからこそ人の痛みを理解できるかと思います。    ただ辛いときは無理をなさらな…
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