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月、千の風、闇の歌

作者: 秋葉竹




きらめく星の宝石、寒い街角でも



帰宅する人のため息、そっと視線を落とす



あのビルの屋上には地上の宝石があり



けれど手に入れられない、僕には届かない




夢を呑み込んで、満天の星の夜を過ごしたい



現実はいつだってなにか大事なものを終わらせる



生きるためには、影絵であろうとした人



暗く輝く瞳、透きとおった夜空が映る



彼女をお手本に生きる、堕天の瞳が好き



どこにも行かないという嘘、千の風、闇の歌




きらめく星の宝石、寒い街角には



僕の新しい歌が流れる、誰がそれを聴く?



遠くの、月の、夢の、石の、欠片でいいから



手に入れられない、空を飛べない




月、小さな花を咲かせ



月、小さな花を降らせ



月、怯えたくなる僕の悲しい嘘を



月、その花でそぉっと隠しておくれ










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― 新着の感想 ―
[良い点] 綺麗な歌のような詩ですね(*´ω`*) いつも素敵な詩をありがとう、秋さん。
2022/01/13 22:23 退会済み
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