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 「・・・恭ヶ沢凜也?」

 「そう。おもに骨を研究している考古学者で、大学生たちが『骨の追求者』って呼んでいるやつだ。」

 「なんでその学者さんが犯人だと? そもそもなんで特定できたのですか?」

 「私の能力はこの針を極近距離だが飛ばすことができるんだ。それ以上飛ばすとただ足止めするだけのものになっちまうが、一定の距離なら遠隔操作で情報を集ることができるんだ。」

 「つまり、その針を飛ばして情報を得たと?」

 「それ以外にも、元からあった情報からこの事件を起こしそうな人間を絞るとこもできる。ついでにいえば、君が精神血統を持っていることもひとつの理由なんだ。」

 百合人は一瞬だけ思案した。

 このよくわからない能力がすべてを暴いてくれるのだろうか、そうでなければ、自分にとっては宝の持ち腐れなのではないかと。

この能力が、亜理子のための力なのかと。

 「恭ヶ沢の大学にはコネがある。どうする。行ってみるか?」 

 「行きます。」即答だった。

 



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