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っぉぃ幼女とブラる日々  作者: U・まぁじ
6/10

×∞

思った以上に話が進まなくて死にそう。

・・・

・・・・・・

・・・朝になりました。

精神的におかしくなりそうです。

多分目のハイライト消えてる状況だと思います。知らないけど。


そんな状況ですが、鬱になったりしないです。その前に命を狩られるから・・・


昨夜何があったか・・・思い出さなくても、少し辺りを歩いたら嫌でも目に入る・・・

俺が殺された跡が無残にも大量に残されているのだ。

その死体を見ても何も思わなくなってきた。ちょっと毒されてきたな。



んで、何を思ったか、俺はその残った食べかけや、ちぎれて放置されている部位を一部に集める事にした。

見つけては、自分が決めた木の下まで運んでいく。

もちろん、その行為中に襲われる事も余裕である。狼?以外にも、猿のようなものや蛇、熊のようなもの。

自然の中だから色んな動物がいてもおかしくないが、昨日からやっぱり、見た事もない容姿をしているものばかりに出会っていると思う。


で、今は猿みたいのから逃げてます。多分4体ぐらい居るのかな・・・

実は朝になってから二度ほど危険因子から逃げ切れている。やっぱり足元がしっかり見えるというのは大きいと思うね。あと、この森に慣れてきたのも理由かな・・・

まぁ、明らかに夜の時より早く逃げれてると思う。


でまぁ、別の生き物にやられたんだけどね。



肉体的にも、精神的にも殺され、でも気づいたら元気な状態で森の中にいる。

どんなに心が病んでいても死ぬと治る。

ある意味拷問だな。壊れたら、壊れる前に戻される・・・




「もう確認する必要なくなったよな」


そうだ。俺は自分の身がどうなっているのかを把握してきたのであった。

昨日確認したいと考えていた事は、タイムリープではないのでは?という事。

でもまぁ、明らかにヤられた後が周りにあるし、それは違うって事なんだけど・・・


で、色々と考察した結果。

俺は残機×∞状態なんだと思う。

そして死んだらこの森のどこかにまた復活するって感じかな・・・

うん。ゲームの中かなこれ?

まぁ、命を残機って言い方もあれだけど、それが無限だと思ったらチートじゃんこれ。

俺TUEEEE状態っていうやつだな・・・弱いんだけどね。


まぁ、不死身かと言われたら違う気がするけど、相手にとっては殺したはずの相手が生きてるっていうのは不死身と感じるのかな・・・

殺された時の感覚とかは覚えてるから、俺は辛いんだけどね。




「・・・」

自分の死体に手を合わせる。埋葬や火葬ができないのが何というか・・

本当に自分が力不足なのを感じた・・・


「このまま置いててもなぁ」


ここに放置したままだと虫も湧くだろうし、肉食動物も寄ってくるだろうし・・・

せめて、燃やす事ができたらなぁ・・・


「そういや、火おこさないと詰むくね?」


問題が山のようにあった。

食料、水分の確保。火をおこす事。身の安全の確保・・・

どれも取り掛かってる時や準備してる時に襲われてしまう。

命が失われたら、それはそれである意味解決している時もあるけど・・・

でもさすがに、お腹すいたから死のう。みたいな考えはしないようにしないとね。


・・・まぁ今、何かが近づいてくる気配があるんだけどね。

とりあえず、走りますか。


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