表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
っぉぃ幼女とブラる日々  作者: U・まぁじ
5/10

現実

異世界へ行く理由なんて大体どれも一緒。

あれからどうなったんだっけ・・・

また、獣に襲われて・・・・

・・・本当に襲われた?


「うん、無傷だよな・・・」


毎度おなじみのすっぽんぽんで森の中にいます。軽く慣れました。

確か、色々あって獣に殺されたんだよな。

・・・細かくは思い出したくないけど。

で、身体を見回してるけど、傷なんてどこを探しても見当たらないです。


・・・あれ?喉の渇きがなくなってる?

かなり限界きてたと思うんだけど。それ以前に出してはいけないものまで戻した記憶があるんですが・・・


「あ!これわかった!タイムリープってやつだ!」


ここで俺はタイムリープ説をうちたてた。

もしそうならば死んだ時の記憶を持ちながら、また同じ時間を最初から始められているのも説明できる。

まぁそんな話はフィクションでしかないし、本当にそんな経験をした人というのを聞いたことがない。

だから今俺が陥ってる現象が本当にソレかはわからないが、まぁそういうことにしときます。

どっちみち難しいことを考えるの苦手だし。



それから俺は、同じ過ちを繰り返さないように水と食料を確保することにした。

・・・それにしても、この森はやばい。

同じような風景が永遠と続いているのだ。

目印になりそうなものもなく、一度迷ったらもう同じところには戻れないと思うぐらいに。

いや、普通の森がどんなのかは知らないんだけどね。都会っ子ですし。


で、普通の人なら多分ここで木に傷を付けて目印にして、いつでも戻れるようにすると思う。

俺はしないんだけどね。帰る場所がないですし・・・意味ないですし・・・


「そういや、なんか暗くなってきたな・・・」


大木が多く、葉も生い茂ってて元から少し暗い状況だったのだが、明らかに暗闇に変わっていっていた。

なんだろう、すごい嫌な予感がする。

それ以前に、火は疎か明かりを生み出すものを持っていなかった。


そして、追い打ちをかけるかのように何かが近づいてくる気配がした。


「ふざけんなっ!」


いやいや、マジでやめて?

あぁ、あれか、俺を助けに来てくれた人かな?

・・・うん。明らかに違いました。喉を鳴らす音が聞こえました。

ダメ元で全速力で逃げてみますね。


・・・意味がなさすぎて笑いが出そうになりました。

すぐ捕獲されました。痛いです。絶賛大量出血です。

いやぁ、運動とか全然しないタイプの人間でしたからね。

引き篭もっていた学生時代の自分を恨みます。

もっと運動神経が良かったら、足が速かったら良かったのに・・・






おはようございます。絶賛闇の中で全裸です。

多分やられました。多分4代目かな俺・・・

この場所にきてから同じ生物に食われすぎだと思います。

・・・普通に生きてたら絶対言わない感想だな。

で、今腕を伸ばしたら手が見えないぐらい真っ暗なところにいます。

まぁ、その事とか他にも色々思うことがあるけど取り敢えず・・・


「不死身とは?」


こう叫びたい。いや実際今大声で口に出たけど・・・

もうあれだよ。ここまできたら交通事故して謎の人物に能力をもらった。とか全然信じていいよ。

ただ一つだけ、これは不死身と言っていいのだろうか。

俺の思っている感じと全然違うんですが・・・


まぁでも、一つだけちゃんと確認したい事があるし、明るくなるまで待つ事にする。


狼?「おいこのハテナはなんだっ!」

作者「狼っぽい容姿をしてるから?」

狼?「私はイヌ科イヌ属だから一応狼と一緒だぞ?」

作者「もうちょっとしたら名前出すから許して」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ